夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

下手の横好きーって

2018-06-30 16:05:08 | 子供のこと身辺雑記
豚ミンチ・レタスの刻んだの・小口切りのネギ・餃子のタレ・ニンニク塩を混ぜ混ぜして包んだ餃子と



カニカマ・葱・ちりめんじゃこ・醤油・すりおろした生姜を混ぜ混ぜして包んだ餃子




堅いと姑が食べてくれないから 微妙に柔らかさを保った焼き具合で焼かないといけないという^^;


餃子 不器用なので作るのが苦手なくせに 時々作りたくなります

どうやら降りそうにない

2018-06-28 14:55:16 | 子供のこと身辺雑記
先日 ローソンでパンを買ったら 何かポイントかが貯まってて お皿が貰えますーとのこと
その場でもらえるものでなくて 申し込んで〇〇日にこの店に取りに来てくださいーって


で いただいてきました








箱に「景品Å リラックマのお皿」とありました

使い勝手も良さそうでかわいいです
リラックマが好きな長男用にしよう



ちょっと縁起を担いで揚げたトンカツ
姑の家で暮らす主人にも届けてきます





味噌入りのソースをかけてみました

(ブイヨンスープ・ケチャップ・赤ワイン・味噌・トンカツソース・蜂蜜混ぜて煮たの)



姑には牛蒡のささがき・玉葱・海老のかき揚げを
天つゆに漬けた状態で届けます

なめこの味噌汁

サラダ(せこく西瓜の皮を刻んで・レタス・シーチキン・・・ひどく簡単)

果物はスイカ


降るかと期待していたら 降らない雨
仕方ない 水撒きしてきましょう^^;


昨日は水撒きしたら すぐに小雨が降りました
どうも雨と相性が良くありませんーー;
お天気に遊ばれている気がします








茄子の皮をむき縦半分に切り 外側(ふくらんでいる側)に鹿の子に浅く切れ目を入れる
水に数分漬けて水気を切り片栗粉をまぶし たっぷりめのサラダ油で両面に焼き色をつける

濃い目の味付けの天つゆとすりおろした生姜を入れて 蓋をして少し煮る

できだちの熱いのを食べても 冷蔵庫で冷やして食べてもいいです

ほこるのは雑草ばかり--;

2018-06-27 15:20:26 | 子供のこと身辺雑記
一番大きな 高くなりすぎてなった実は全部小鳥さんの餌になっていた枇杷の木が枯れつつある

枇杷の木は勝手にはえてきてまだ3本あるけれど

そのおおもとの枇杷


それとベリーAは2本とも どうやら駄目みたいだ

亡き父が植えてくれて35年くらい経つのか

ひどく残念だけれど仕方ない

対して抜こうと除草剤ぶっかけようと 元気にしぶとくはえてくるのが雑草

だんだん くじけてくる
塀の外から生えてきて侵入してくるのとか
実にしつこいーー;



抜いてると刺してくる 痒みのひかない虫もいたりで トゲはささるは手の甲も腕もずたずた・笑

一応長袖は着ているけれど つい暑くって腕まくりなぞしてしまうものだから


それでも実がつくと嬉しくて ミニトマトやまだまだ小さな南瓜を眺めたりしております

「大空港」(1970年 アメリカ映画)

2018-06-25 19:54:27 | 映画
大空港 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ジェネオン・ユニバーサル



原作はアーサー・ヘイリ―著「大空港」

メル・ベイカースフェルド(バート・ランカスター)空港長 空港の経営方針について理事とうまくいっていない 妻ともケンカばかりで娘が家出をする


ヴァーノン・デマレスト(ディーン・マーティン)メルの姉と結婚しているが モテるのをいことにプレイボーイ グエンと付き合っており妊娠したことを告白される

ターニャ・リヴィングストン(ジーン・セバーグ)メルを愛し 仕事について出世か恋かで悩んでいる よく気が付き仕事もできる心温かな女性

グエン・メイフェン(ジャクリーン・ビセット)もしヴァーノンが遊びでも彼女は愛しており 妊娠を知った時 子供を産みたいと思った

ジョー・パトローニ(ジョージ・ケネディ)度胸もあり腕も良いベテラン整備士 メルが信頼を置く


D.O.ゲレーロ(ヴァン・ヘフリン)失職し金も無くなり 空港で有り金はたいて保険に入る  そうして隠し持つ爆薬(ダイナマイト)で機内にて自殺を計画



イネーズ・ゲレーロ(モーリン・ステイプルトン)夫の行動に不安を覚えて空港へ駆け付けるがー




エイダ・クォンセット(ヘレン・ヘイズ)タダ乗り常習犯 口から出る言葉は殆どが出まかせ 嘘
親切な空港の職員の青年を振り回して騙し 逃げてゲレーロの隣の座席へ乗り込む


吹雪のリンカーン空港

空港長のメルは妻とも会社上部の人間・理事たちともうまくいっていない
数年先の空港を考えるメルと有力者にへつらう理事

云う事をきかないメルへクビだと


空港の中では 滑走路29をふさぐ旅客機などトラブルだらけ
動かない旅客機を移動させるべくジョーも呼び戻される


ヴァーノン機長は付き合っているグエンから妊娠したことを打ち明けられ動揺する
「少しだけ愛してる」と尋ねるグエン
彼女はヴァーノンには妻が居て結婚できないことはわかってる
でもクールを装ってきた彼女はヴァーノンを愛しており この子を産みたいのだ

同じ機を操縦するベテランで結婚している友人に子供について尋ねるヴァーノン

相手は7人の子持ち 「そのうち3人は予定外だったが 7人全員を愛してる 中でも予定外の3人を」ーと答えるのだった


考え込む表情のヴァーノン
グエンの体のことが気になり 異状がないか心配で様子を見にいく
「少しだけ愛してるーと 君は言ったが それは間違いだ  もっとずっと愛してる」とヴァーノン

しかし そんな個人的なことは後回しにするしかない事態が持ち上がる



まず乗客は81人のはずなのに82人いること

空港からの連絡で タダ乗りの老婦人なのだと
指示され確認するグエン

しかも老婦人の横に座るのは不審人物のゲレーロ氏


その鞄の中にあるのは最初は密輸の為の品かとも思われたが

「ミルウォーキーに行くと言っていたんです」
なのにローマへ行く便に・・・・・

夫の言葉に不審を覚えて空港へかけつけたゲレーロ夫人の憔悴しきった様子が目に留まり 話を聞いてゲレーロが鞄の中に持っているのはダイナマイトと分かる


緊急事態


芝居をして老婦人を連行してきたグエン
ヴァーノンは老婦人にある芝居をしてもらうことにする
ゲレーロから鞄を取り上げる為に


芝居はうまくいったと思われたが 事情を知らない乗客の軽率な言動で 事態は悪化する

ヴァーノンの言葉に耳を傾け 考え始めた様子のゲレーロだったのにー個室へ閉じこもり 追い詰められた表情となり その所持品を爆発させて旅客機は損傷

扉一枚の外にいたグエンは重傷を負い倒れる
乗客の中にいた医師が左目に何か突き刺さっており着陸する空港へ眼科医を待機させるべきだと


ヴァーノンに殴られたと騒いだ乗客は 近くの席の聖職者に私でも殴るーと返された
この後 機の異常に「落ちる」と大声で騒ぎ 聖職者から本当に殴られた


リンカーン空港(現実には存在しない 映画での設定)では理事とやりあうメル

そして妻から 娘の家出と離婚したいことを言い出される
妻は別な男がいることも告白するのだった

メルは仕事が一番で 妻は2番だったと・・・・・


そしてゲレーロ夫人から詳しいことを聞き出そうとするメル


ヴァーノンを機長とするTG2便では爆発による損傷で一刻も早い着陸が必要だった


だが滑走路29では動かない機がまだ移動できてない
TG2便を着陸させるために 除雪車総出での強引にどかす作戦を実行しようとするメルだが ジョーがこの機は動くとつっぱねる

無事に着陸するのに必要な滑走路は29

メルも滑走路に駆け付け 周波数を合わせて管制塔などともやりとり
有能なターニャも同行している


悪天候 前もまともに見えない視界の悪さ


ジョーが立ち往生していた機を神業で動かし

TG2便は無事に着陸する


ヴァーノンはグエンの傍らに駆け付ける
「グエン ヴァーノンだ 聞こえるか 聞こえたら手を握ってくれ
絶対によくなる 君ならやれる」
目に包帯をしたままのグエンにヴァーノンはキスをする




非常事態を知り空港へ来たヴァーノンの妻だったが その目の前でヴァーノンはグエンに付き添っていく


着陸した機から降りて来る乗客の中には爆発で怪我をした人もいる
その人々の間を「許して下さい 許して」泣きながらさまようゲレーロ夫人の哀しい姿が

そしてメルは・・・・・空港を車を運転して離れる
ターニャが料理が得意だと聞いている
その料理の腕が知りたいと

笑顔になるターニャ


メルの指示を仰ぎに空港の人間が来るも 「自分で考えろと言え」とメル

妻が離婚を言いだしても空港の揉め事を片付けることを選んだ仕事人間のメルがー
ターニャと過ごす時間を優先し 空港を後にする



空港をTG2便が離陸するまでの人間模様が1時間かけて描かれる

誰がどの人で どういう関係があって どんなトラブルを抱えていて そうしたことがわかるように映画は進み

機内でトラブルが起きてから それぞれの事態への反応
微かなユーモアも交えて描写される


嘘ばかり云う老女はシスターのアルコールの飲みっぷりの良さに目を丸くして言葉を失ったり

中々くだけている酸いも甘いもかみわけた感ある聖職者さんに



グエン役のジャクリーン・ビセット
ターニャ役のジーン・セバーグ

メルの妻シンディ役のダナ・ウインター

女優さん達も 美しいです


早くも夕方

2018-06-25 15:37:22 | 子供のこと身辺雑記
対セネガル戦を観る為に早々に入浴も済ませ イングランドとパナマの試合を観ながら お中元カタログ眺めて誰に何を贈るか伝票に書き込んで

そして!二度とも追いついて得点できて 負けずに良かった日本!!!!!

負けなかったもん

試合終われば午前2時

起きたくないなと思いながら いつもの時間に起きて 姑に届けるお昼おかずも作って
お中元を送りにお店へ


主人の市民税を納めて

犬猫さんフードにおやつ 猫さんトイレの砂を買って

お肉屋さん行き

次に人間の食糧品を買う
醤油・味醂・料理用に使うパックのお酒  調味料
野菜 果物 あれこれと


にんにく油とネギ油も面白そうだから買ってしまった

スイカ半分に切ったのも そこそこに重い


それから姑のお昼を作りに行って


帰りに除草剤とか洗剤とかドラッグストアで買おうと思っていたけれど 車から降ろす荷物の量を思い 気持ちが挫折・笑

夕方 姑の家に行く時に少し早く出てドラッグストアへ寄ることにして



買う時はいいけれど 車から降ろして片付けるのが結構なお仕事^^;


動きついでに夕飯のハヤシライスを作って

犬と猫におやつあげて


何をしてても「暑い」が口に出ます

昨日より4度高い気温と天気予報さん

夏本番になったら どうしよう


でも今日は お中元を贈るのを済ませられて ちょっとほっとしました

一仕事 片付けた気になっています

宮部みゆき著「あやかし草紙 三島屋変調百物語 伍之続」 (角川書店)

2018-06-23 22:40:05 | 本と雑誌
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続
宮部 みゆき
KADOKAWA





幼馴染が許婚者 お嫁さんになる日も近いおちかだったが・・・その許婚者が凶事に逢い命を落とすー
許婚者を殺した男もおちかが良く知る相手だった
生まれ育った場で暮らし続けるよりはーと親戚のいる江戸で暮らすこととなったおちか


娘のいない三島屋夫婦はおちかを可愛がりー
いつか始まった三島屋の黒白の間での不思議な話の聞き取り

恐ろしい話 奇妙な話 様々な話が集まってくる


時に魔に巣食われてもいけないと
おちかの守りにお勝が控えるようになり

奇禍にあった三島屋の次男でおちかの従兄の富次郎も話の聞き手に加わり その話から受けた印象の画を描くようになる


物語の聞き手は ずうっとおちかだったがー


「開けずの間」
産まれた子は嫁ぎ先に奪われ実家に帰されたおゆう
鬼のような姑

先に産んだ
娘は女の子はいらないと勝手によそへ出され
次に産んだ男の子は跡継ぎとして取り上げられた

実家で体の弱い兄弟の世話をしながら暮らすおゆうは 嫁ぎ先に奪われた子供達と暮らしたかった
気持がこうじてとうとう塩断ちを続ける

塩は穢れを払うもの 魔を遠ざける浄めの力を持つ

その塩が無くなった体ー器には魔が寄りやすくなる

願いをかなえるモノを おゆうは家に入れてしまった


それからその家はおかしくなる

怪しいモノは囁く 願いを叶えてほしいのなら代償となるモノを寄越せと

その家の者は末の息子と おゆうが嫁ぎ先に奪われていた息子を除き 皆死んだ

怪しいモノが居た場所も火事となり そのモノが逃げ出す姿が見られたと


そのモノは「うふふ・・・」と笑うのだとか





「だんまり姫」
もんも声の人間は魔を怪異を呼び寄せてしまうそうな
その声には不思議な力があるゆえに

お城の姫に声を取り戻し 城からでられなかった魂に存在価値を




「面の家」

心の良くない娘は嘘をつき悪い噂を流して 仕事を横取り

高給が貰えるが 心がけの良くない悪い性根の人間で無ければ務まらない仕事
悪いモノの誘惑に負けて あるモノを逃がしてしまう

自分が悪いのに その心がおこした事を悪い何かは受けたくない娘




「あやかし草紙」
おちかはずっと考える

瓢箪古堂の勘一が最後まで語らなかった話のその先をー



ずうっと黒白の間で訪れる語り手達の話の聞き手をつとめてきたおちかは その役目を降りることとなる

おちかは嫁にいくのだ

聞き手は富次郎が引き継ぐこととなる



「金目の猫」
富次郎は兄の伊一郎と幼き日のことを語り合う

忘れていた不思議な生き物のこと

その正体を教える伊一郎

おちかの嫁入り


不思議な商人の男もちらりと登場




シリーズ第一期 完結編ーなのだそうです

おちかが嫁ぐ相手は良い人間ですが その命の尽きる日を自身で知っているようです
今後 どのような形でこのシリーズが再開されるのか


因果話を書くのはひどく心も疲労するかと思います

読むにも体力いる物語たち
場面を想像し物語世界に添おうとすれするほど こちらの心も奪われます

不思議な力を持つ物語

雨 晴れのち曇りのお天気でした

2018-06-23 15:58:28 | 子供のこと身辺雑記
病院行きとか車検とかあり落ち着かず 暫く行っていなかった叔母のところへ祖母へのお供えを届けがてら行ってきました


しかし叔母の在宅を確かめ それからまず姑の家に昼食を作りに行ったら・・・
「食欲ないから お昼はいらん」と姑

熱がありそうだから体温を測りたいー

で体温計を捜すけれど 主人が何処へやったのか 体温計は見つかりません


少し咳もしているので小さなお菓子を食べてもらって風邪薬と飲んでもらって


一応 食べれそうだったら食べてね
とお昼ご飯も作って


それから大急ぎで咳止めの薬と冷えピタと体温計を買いに近所のドラッグストアへ走りました

幸い熱はありませんでしたが 貼ってると気落ち良いというので 姑のおでこに冷えピタ貼って

ちょっと甘い飲み物やお茶も飲めて 落ち着いてきたところで今度は叔母の家へ

途中いくらかお供えのお菓子や果物

叔母が好きそうな品も幾つかと おかずになりそうなの選んで買って


叔父が仕事を辞めたこと
好きだったお酒もやめたこと


叔父と二人暮らしが幸せなことなど 話を聞いて帰ってきました

10歳違いの叔母とは 年の離れた姉妹のような感覚もありますが

私が生まれなければ 自分がお姉ちゃんちの娘になっていたんやーと 私に対して色々含むところあり 息のむような言動もしてくれますが^^;
母の末の妹ということや 一人っ子の私には生きている数少ない身内であり 気にかかる存在です

近い親戚は亡くなっている人間の方が多いですし

でもしばらく話していると 疲れてもくるのでした

元気でいてくれると ほっともするのですけれどね


雨の予報でしたが お供えを届けにいく私におばあちゃんからのご褒美か 行き帰りの間
雨は上がって晴れ間がのぞくほどでした

これからはゴジラと呼ぼうかな

2018-06-22 20:53:58 | 子供のこと身辺雑記
買った時にはまんまるだったサボテンが数年経って



横から見たらゴジラに似て来たようで・笑



突起がね最初は三つほどでてきたのが ぼこぼこ増えています


成長なのか変形なのか
それとも これがあるべき姿?!


どんな異形(爆)に変化するのかしらん

明日までの車さん

2018-06-21 23:58:04 | 子供のこと身辺雑記
ずうっと長年乗っているから今や この車種も無い我が愛車
車検で代車に担当さんが届けてくれたのは 日産ノート
あのブレーキ踏んでスイッチを押せば エンジンを回さなくてもかかるという エンジンを切る時もボタンを押すだけ

古くても愛しい私の車は明日の夜にならなければ帰ってこない

ナビも最近のは こういう表示なのね

ルームミラーが多機能になっている

普通にルームミラー
切り替えれば車の後ろがカメラ場面に


そしてバックの時には画面が二分割とか三分割

車を上から見て障害物との距離が分かるのね
同時に後ろの様子も分かる

近い障害物があるとソナーが鳴る












面白がって 写してみました



夕方になって車の担当さんから電話
(やや期待を込めて)「これだけ交換して 〇〇ほどかかりますが いつまで乗られます 
それによって修理や交換を考えてー」

私「車検したんだから2年は乗ります」
担当さんがいたんでいるから交換したほうが良いという箇所は そうしてくれるようにお願いしました

買い替えようにも今のと同じ車種は もう日産さんは製造していないし
他の車種で年末か来年のうちにモデルチェンジするのがあって それが少しだけ 愛車に近いタイプになりそうだし

もしも そうならない時には 軽のディでも十分などと考えています

自分一人が乗るのなら 車は大きなオモチャだよなとかね^^;

あと数年したら主人の車も 御買い換え時期

住む家の修理なんぞのお手入れも考えないといけないし


愛車さん 動いてくれる間は ずうっと乗りたい・・・そう思っています
自分の足より頼りになる気ごころ知れた相棒さん






迂闊な話

2018-06-19 20:28:27 | 子供のこと身辺雑記
姑の家には駐車場ある裏庭から出入りしている

反対側の門側へは夕刊を取りに行く時ぐらい
郵便受け側の門の内側の紫陽花は毎日 見ているのだけど

門の反対側の外にある紫陽花は塀の内側からだと気付きにくくて



今日は回覧板を隣家へ届ける用事があって久々に表の門から出たら



白っぽい紫陽花が大きな花をいっぱい咲かせておりました
私 迂闊にもこの白っぽい紫陽花があることを 今迄 気づいておりませんでした^^;

どうして今迄 気が付かなかったのかしらん

ちなみに反対側の赤い紫陽花を門の外から見たら こんなの





白と赤と 紅白ーって縁起担いで植えたのかなーなどと思ったのでした

舅は故人なので今となっては尋ねることもできませんが

「夢幻」

2018-06-19 14:27:26 | 自作の小説
-1-

何故か いつも夢に出て来る家がある
気が付けば その家の中に居る

一人の時もあれば 誰かと会話をしている時もある
夢の後半
私は 母を捜していた

確かに居た筈なのに
居た気配は紛れもなくあるのにー

庭に居ない

部屋の中に入り階段を上がる

作り付けのクローゼットの中にも居ない

そうしてぎっしりあった服は何処に消えたのか 数枚しか残っていない


玄関に外出先から父が帰ってくる

父も母の行先を知らない
玄関を入ったところの廊下で 窓から外を眺めながら話している

やがて父の姿も消える

庭の犬達も


居た気配だけだ


目が覚めて 夢の意味を考える


もう死んだから 此の世に居ないから 家から消えたのかと




-2-

皆 薄汚れている どす黒く

そうして戦わなくてはいけない

女 子供達は護られている


でも戦う男達が負ければー


毎日 戦いは繰り返される 同じ相手と


今日こそは勝とう  勝たなくてはいけないと作戦と戦う場所を考える

女子供を空に近い屋上へ置き 男達は地の底で戦っている

別な場所に居る女子供は 何故かその戦う様子を見ることができている



どちらの側にも強い男が幾人かおり そういう人間はいちどきに幾人にも襲いかかられる

彼は その日 与えられた武器 巨大な鋸を使い戦っている

彼は彼女の存在を知らないが 彼女はかつて生きていた時から彼を知っていた

彼が傷つかないように彼女は祈る

彼は強い相手を倒すが 自分も襲われ傷つき・・・・首から血を流しながら倒れ・・・消えた


忽然と


彼女は気付く

男達が戦っていた場所こそ地獄というものではなかったのか


その地獄の中で 幾度も幾度も数え切れぬほど戦って死に続けた彼は


とうとう生まれ変わることができたのではないかと


だから消えたのではないだろうかと


彼女は想う

自分達はどれだけ男達の傷つけ合い 殺し合い
闘いを見れば ここから消えることができるのかと


それとも未来永劫 ここに囚われたままなのだろうかと

「山猫」(1963年 イタリア・フランス合作映画)

2018-06-19 13:13:44 | 映画
山猫 Blu-ray
クリエーター情報なし
紀伊國屋書店






監督 ルキノ・ヴィスコンティ

ヴィスコンティ氏は貴族の出身

原作はイタリア貴族の末裔となるジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサ氏の小説

3時間余りの長さゆえ 2時間半余りの短縮版が公開されている

削られた1時間ほどを映画を見比べて捜してみるのも一興かと


時代により滅びゆく貴族の世界

それをサリーナ公爵(バート・ランカスター)が体現する
貴族の威厳 鷹揚さ 伝統を守りつつ変化にも気づきとりいれることもやぶさかではない

家族や一族への深い愛情

変わり身早い甥の言動も受け入れ

物事が自分の願うように動かなくても 不満や失意は強くはあらわさない

しかし彼はイタリアを心から深く愛している

ある軽薄な自分を実際よりも大きくみせようとする饒舌な人間への言葉で 微かに彼の内心が窺える

甥のタンクレデイを演じるのはフランスの俳優アラン・ドロン
美男俳優として名を馳せ人気があった
1935年生まれというから当時27~8歳ぐらいか
赤シャツと呼ばれる反乱軍に身を投じ負傷 その将軍を屋敷に招いたりもする
その将軍役にイタリアの俳優のジュリアーノ・ジェンマ
確か1938年生まれなので この頃25歳あたりか
ジュリアーノ・ジェンマはマカロニ・ウエスタンに主演し人気を博した

その後タンクレデイは反乱軍を見限り今度は王党軍に身を置く
うまく身を処していくが いささか軽薄だ


公爵の娘はタンクレデイから愛されていると信じ その求愛を待っていたが

タンクレディは裕福な父親を持つ娘アンジェリカ(クラウディア・カルディナーレ)に心を移す

アンジェリカは性的魅力に溢れ 自分の美しさを存分に利用している

慎ましく控えめな貴族の娘にはたちうちできる「女」ではなかった

軽薄な男は特に表面的な華やかさと色気に引き寄せられがちだ

クラウディアもこの時 25歳ばかしか
貴族令嬢の優美さとは対照的な野卑さもうまく演じている


仲良さげにふるまっていたアンジェリカだが 公爵の娘がタンクレディをまだ愛しているーと
つまり彼女はその心を知りながら タンクレディに近づき魅了するよう振舞い・・・
どう動けば男の心をとらえられるか知っている女ーであったと示す
こうした女性は「友」にはしたくないものだ

華やかにして空疎な舞踏会のあと サリーナ公爵は「歩いて帰る」と言い ある場所で跪く

その前に死を描いた絵の前で深い感慨を持つ公爵

タンクレデイとアンジェリカ 若い人間には理解できない その心情

反乱軍であったガリバルディに従う兵達は朝 銃殺されることになっていた

舞踏会から朝帰りの馬車の中で その銃殺の銃の響きを聞くタンクレディ

王党軍はその仕事をしただけだ 秩序を守る為に
かつては自分も反乱軍に身をおいていたのにー
ひどく冷たくも聞こえる言葉だ

アンジェリカとタンクレデイは 新しい時代の人間の象徴で


彼等の死を悼む心を持つサリーナ公爵は古い世代の象徴
滅びつつある善きものの
そういう見方もできる


観た人によって 退屈だった
なんでこんなに長い時間なのかわかんない

この映像 美術 素晴らしい

または恋愛模様が面白い

誰に感情移入するかでも感想は違ってくるでしょう

映画のラスト 鐘が鳴ります

これは弔鐘でしょうか・・・・・



「貴族」という存在が消えることへの寂寥

どうしようもない時代の変化
諦念

監督は何かの形で遺しておきたかったのかもしれません
その記憶にある何かを


濱嘉之著「カルマ真仙教事件 (下)」 (講談社文庫)

2018-06-19 09:44:55 | 本と雑誌
カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)
濱 嘉之
講談社




地下鉄サリン事件でサリンを撒いた実行犯の一人が取調べで完オチし 自白を始めた

だが他の者達はいまだ洗脳とけておらず 取り調べる側からも情報漏洩などがあり

カルマを利用し金儲けの道具としようとしていた人間


そして北朝鮮とロシアもカルマ真仙教と関わっていたー

警察の中の人間関係
組織の綱引き

逃亡犯

やがて警察を離れ 起業する鷹田
ひょんなことから再び カルマ真仙教について調べ ロシア・北朝鮮と旅することに

甦る調査と捜査の日々

昭和の終わり頃から関わってきた この謎の組織
それが平成が終わろうとする現在・・・・・

ポアする この教祖の言葉で殺された人々
奇妙で愚かしい修行で命を落とした人々


死と金と女とーいかがわしくも醜悪で
大量虐殺目論む凶暴さ

そのカルマの建物があった場所を鷹田は訪れる
慰霊碑に手を合わせ




著者はオウム真理教の事件捜査に従事しておられ その経験に基づいてこの作品を書かれたそうです

お怪我ありませんように

2018-06-18 08:34:02 | 子供のこと身辺雑記
食事の支度をしていたら 長男が地震が来る!と
携帯に警報が入ったらしくて

そのすぐ後にTV画面にも警戒情報が入ったようです

少し揺れましたが怯えるほどの揺れではありませんでした

揺れがとまってからジャーマンシェパードのマリーが吠えていたのが
地震に喧嘩を売ってもと ちょっと面白かったです


公共の乗り物 JRや私鉄は軒並み 全線で運転を見合わせているらしいです

今後余震があるかもしれず 関西付近にお住まいの方々は不用意な外出は避けて用心なさって下さいね



付け足し^^;

朝の地震の後で 長男は同じ研究室の後輩に無事かと安否を尋ねたりしていました


長男は週に一度だけ学校に教えにいっているのですが

「もしも教室で授業中に地震が起きたらー」と生徒をどう守るか避難させるかについて考えていました

ーもしも今朝のように電車が動かない時には バスをどう乗り継げば学校にたどりつけるかーとか





自分の身を守るだけでなく 生徒の事も気にして色々考えないといけない「先生」という仕事の方々は大変だろうなと
あらためて思いました



濱嘉之著「カルマ真仙教事件 (中)」 (講談社文庫)

2018-06-16 00:44:13 | 本と雑誌
カルマ真仙教事件(中) (講談社文庫)
濱 嘉之
講談社



著者からの言葉「この作品はフィクションですが、オウム真理教による一連の事件捜査に従事した、自らの経験をもとに執筆しました」
と あります


物語は二十代後半の鷹田が得意とする情報集めの手腕を使い・・・新興宗教の皮を被った危険な団体に肉薄していき
時に切歯扼腕しつつ この団体が起こした犯罪の真実を明らかにしていく



私は今 既にかの団体が何をしようとしていたか どんな酷いことをしようとしていたか また残虐なことをしでかしたか知っている状態で
この本を読んでいます


当時の警察は こういう状態であったのかと

教祖の名前とオウムオウムと連呼し教祖のお面を被って踊る異様な選挙活動
おかしな建造物の中で暮らす奇妙な人々

とんでもないことを これが当たり前だともっともらしい顔で 自分達を正当化し その異様さに気付けずにいる信者たち


奴隷か家畜以下の生活を修業だと思い込み

この団体は 泥棒と同じ
有り金差し出せという強盗も同じ

彼等は犯罪者
それを忘れてはいけないと思います