夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

五十嵐貴久著「SCS ストーカー犯罪対策室 (下)」 (光文社文庫)

2020-04-28 20:52:52 | 本と雑誌


「大高絵麻の事件」

「小原正代の事件」

「冬野未来の事件」

「白井有梨の事件」


最終話で白井にメールを送り続けた人間が分かる

それは意外といえば意外な人間であったが

しかし すっきりしないのは その人間が逮捕されたのにー
まだ送信者不明のメールが白井のスマホに届くのだ・・・・・


ホラー物では こういう終わり方はままあるが

さて続編はあるのか




五十嵐貴久著「SCS ストーカー犯罪対策室 (上)」 (光文社文庫)

2020-04-28 20:39:12 | 本と雑誌


SCS- ストーカー犯罪対策室の白井有梨は彼女の行動を監視しているように届くメールに悩まされていた
同じ職場の人間に思えてならないがー
誰が送信しているのか相手が分からないまま

自身もストーカーに悩まされつつ 事件に対処していくのだが

かねてから これセクハラみたいなーそんな言動する人間がいて
その男 加納はとうとう彼女の部屋に勝手に居た

常軌を逸した言動・・・・・

これまでの執拗なメールも加納の仕業かと思われたが

だが加納が居なくなってもメールは送られてくる

誰が どんな意図で
怨恨か 復讐か それともー

「遠峰凉子良子の事件」

「松野公雄の事件」

「篠崎未架の事件」

「小山純子の事件」

「早川沙紀の事件」

平山夢明著「ダイナー」 (ポプラ文庫)

2020-04-25 21:42:46 | 本と雑誌






闇サイトのお気軽に金儲けー
そんなヤバイ仕事に手を出した その名もオオバカナコ(大馬鹿な子)は
お気軽に殺されそうになりージタバタ無駄あがき(悪あがきとまではいかない)

ギリギリのところで命は助かり ある男の下で働くことになる

そこは元殺し屋が料理人の店
客もヤバすぎる方々

客もマトモではない

裏切り
殺し合い

極上の味の料理を作る男


救われた命
女は待つ
いつか男が現れる日を





のっけから凄惨すぎる場面のオンパレード
気が弱かったり 描かれる場面をまざまざと想像してしまう人には
おすすめできません



藤原竜也さん主演で映画化されました


雑に作っています

2020-04-25 21:16:53 | 子供のこと身辺雑記
天塩って会社の「鶏肉のレモン漬けのたれ」
面白そうと思って買って使ってみました





ひと袋で鶏肉2枚用の量
あいにく鶏肉は1枚しかなくて そうだウインナーを足そうと安易に



一口大に切った鶏肉に片栗粉をまぶして揚げて このタレを絡めるだけ





こういうお手軽簡単なの好きです




冷凍のパプリカとブロッコリーをオリーブオイルで炒めて魚肉ソーセージを加えて炒め 味付けは塩胡椒だけ




さつまいも 冷凍インゲン さつま揚げの煮物
手鍋で鰹節のダシちょこっととって ザルでこして
味付けは味醂 酒 醤油 砂糖少々で




魚の子を甘辛い味付けで似たの





かにちゃいまっせと胡瓜を酢 味醂 酒 砂糖 黒胡麻で和えただけ


割とよく買う冷凍食品
切ってある葱
ささがきごぼう
パプリカ
ほうれん草

ほうれん草は最初からベーコンとコーンが入っている商品も

ブロッコリー

ミックスベジタブル
グリンピース

和風煮物の材料

里芋
南瓜

むき海老
シーフード ミックス

時間はないけど何か作らないといけないーって時にあれば助かります


葉室麟著「嵯峨野花譜」 (文春文庫)

2020-04-24 22:30:54 | 本と雑誌



未生流二代目が自分に似ているーと鍛える少年僧の胤舜
彼の父は幕府の要職につく為に 多くの犠牲も生んだ

胤舜は母からも離れ 僧になった
彼には一つの才がある

花をいけること

「忘れ花」
「利休の椿」
「花くらべ」
「闇の花」
「花筐」
「西行桜」
「祇王の舞」
「朝顔草紙」
「芙蓉の夕」
「花のいのち」

人として人の心のありようをいける

胤舜を手放さなくてはならなかった母の事情

花をいけることで人を知る

これは胤舜の成長物語


解説は作家の澤田瞳子さん

庭から

2020-04-23 09:54:27 | 子供のこと身辺雑記
水撒きついでに咲いている花達を
牡丹







紫陽花は 小さな蕾を葉の間に隠し持っていて
それでも蕾がついているのが嬉しい
5月から咲き始めて 6月 雨に濡れて輝くように咲く花です



野草なの 雑草として抜けばいいのに^^;
花が咲くからと そのままに
黄色いカワイイ花が 好きなんです






枇杷の実です
まだ青いですが 少し大きくなってきました




薔薇さん達
薔薇が好きで庭のあちこちに植えています
































豆ご飯を炊くと必ず仏壇に





豆ご飯
母が好きだったんです
(我が家の仏壇には父の好物は余り並ばない せいぜい煙草くらいかな・笑)






黒川博行著「桃源」 (集英社)

2020-04-22 20:42:17 | 本と雑誌



ほぼ頼母子講のようなー沖縄での助け合いからの「模合」の金を持ち逃げ
その逃げた比嘉は詐欺で告訴され
沖縄出身で大阪の警察官である新垣が上坂と共に担当することになった


捜査するうち比嘉は沖縄に逃げたのではないかと

だが もどかしくも なかなか今居る場所が掴めない

比嘉達と行動を共にしていたはずの男が消える
殺されたのか


おおがかりな詐欺

沖縄 大阪  そして再び沖縄へ

事件を追う刑事達


個性豊かな登場人物が織りなす物語

表紙の美しい絵は 著者の奥様で日本画家の黒川雅子さんの作品


二階堂黎人編「御城の事件 (東日本編)」 (光文社文庫)

2020-04-22 09:06:36 | 本と雑誌



お城が出て来る時代ミステリ・アンソロジーというべきか
日頃 時代小説を手がけない作家の作品もあります

高橋由太「大奥の幽霊」
捨て子で組頭に育てられた16歳の弥助は実に江戸城は大奥で赤子の幽霊について探れーと命を受ける
家光が愛したお万の方ー家光亡き後 
家綱の世となり いまは春日の局のあとを継いだ形で お万の方はお梅の局と呼ばれている
大奥ではそのお梅の局がつけてくれた美津の案内で探索を始める弥助だがー
お梅の局に聞える赤子の声・・・・・

弥助の身の上
美津の事情

父と名乗れぬ男
自分の子供に会いたかった母



山田彩人「安土の幻」
安土城の姿を求めて水攻めされている城の襖絵を描き写し続ける絵師の若者
その城には盲目だが美しい姫がいた
性格は多少風変わりだが

姫と共に城からの脱出をはかる絵師
強気の姫の「だが、断る」
そこが可愛らしかったりします

歴史上の実在の人物も特別出演
夢ある設定ではあります
もしも死んでいなかったのならー


松尾由美「紙の舟が運ぶもの」
僧の姿は目立つが 城の何処にいても怪しまれない存在ではある
そこを見込まれてある仕事を命じられ
その仕事中に不思議な子供と出会う

そして浮かぶ紙の舟

犯人さがし

その意図に気付いて 彼がしたことはー



門前典之「猿坂城の怪」
絵師を殺した犯人を捜す目明し

犯人はどうやって姿を見られずに殺せたのか

意図的な多重人格かー
それともー



霞流一「富士に射す影」
城下で続く異変
人死に

陰謀と城主の・・・・・

悪人に落雷
妄念は滅ぶ

白井喬二著「富士に立つ影」からの題かと

春半ば

2020-04-20 20:21:08 | 子供のこと身辺雑記
姑の家の東側の庭の白椿
去年からずっと咲き続けてくれています







同じ並びにある桜













同じ桜が門側 南側の庭にもあるのですが
この桜について生前 舅がこんな事を言っていました
「サクランボが成る品種と聞いて植えたら そうではなかった」

サクランボが成る品種だと孫達が遊びに来た時に喜ぶからとー
身内でも他人でも来客あれば嬉しい人でした

姑の家の庭の桜が咲くたびに思い出します


















梅の実がついています






南側の庭ー
桜が終わればつつじの季節になります




これは我が家の玄関外に置いてる鉢植えの紫陽花 品種は卑弥呼
他の紫陽花はまだやっと蕾がついたところですが 
このコは咲くのが早かったです




庭を歩いて

2020-04-19 12:34:26 | 子供のこと身辺雑記
日曜日 車の点検もあって久しぶりに家に一日居られる
もし不具合あって数日車が戻って来ない時用の用心に担当さん 代車を置いてってくれました

ほったらかしの庭は雑草が我が物顔にはびこっておりますが そこそこ花も咲いてくれてました

























知らない間に咲いていた薔薇 牡丹 姫林檎の長寿紅 チューリップ
季節外れもいいとこの頓珍漢無花果などはとち狂って実をつけてるし
柑橘類のレモンやオレンジは蕾をいっぱいつけてて これらは咲くと香りが良いので楽しみです

雑草を抜きがてら 犬達と庭で遊んでこようかな

暇すぎる長男に庭の草抜きがしたくなる~~~ように操ろう(笑)とするのですが
なかなかうまくいきませぬ

小さな鳥が巣作りに使うのか 抜けた犬の毛を咥え集めていました












夢の無い話(オチも無い・笑)

2020-04-17 23:34:08 | 子供のこと身辺雑記
姑は大正13年生まれ 現在95歳
時々 弱る

飲んだらトイレに行かないといけないー
それで水分をとらずー

トイレに行くのが間に合わない時の用心にー紙オムツは常用

主人は「歩いてコケるんやから オムツにしておけばいい」

先週 お昼ご飯を作りに行ったらー部屋にいなくてトイレから足が出ていた

足元がふらついてこけて起き上がれなくなったとー
抱え起こしたけれど足に力が入らず 支えても立てない

どうにか持ち上げて姑の部屋まで運んで
昼食を用意して 後片づけ済んでから 家に用事があったので一度帰宅して
それから姑の家に行ったらーまたトイレで倒れていた


幸い二度とも頭も打たず怪我もしてなくて
ただトイレから動く力が出せなかっただけ

小食ながら まあまあ普通に食べる

今迄は昼食と夕食と二度の往復をしていたけれど

暫く朝のうちに昼食おかずと夕食おかずと二食分のおかずと 自分のお弁当
それから長男のお昼まで作っておいて主人が帰る時間まで ずっと姑の家に居るようにしておりました

ずうっと同じ部屋に居ても姑も疲れるだろうからすぐ声が聞こえる隣の部屋にいて
その辺片付けたり本を読んだりー

姑が「トイレに行きたい」と言ったら すぐに支えてトイレまで一緒に


私は まだしも気心の知れた姑ひとりにかかっていればいいのですが

介護を仕事とされる方は かなりの数の方のオムツを換えたり お風呂に入れたり
他人様のお世話は大変だろうなと


ところで主人は 金曜日は整体でマッサージの日なんですが

先週「俺 休まなあかん 行ったらあかんか」と聞いてきました

正直 確かに私の姑でもあるけれど でもね誰の親やねんー
そう思った私

私は何も言わなかったけれど 金曜日の午後 「行くのやめた」と電話してきた

姑が自分でトイレがわかって「おしっこ行きたい」って気持ちは大事なんだから
むしろおしっこ出てもわからなくなるほうが大変だし

昨日も主人は言った
マッサージ行ってきていいやろ

行く気でいたようだけれど 金曜日のお昼になって電話してきた
「やっぱり行くのやめる いつもの時間に帰るから」

普段は姑の食事が済めば一度 帰宅するので あまり姑の家の中をどうこうする時間も無いし 
勝手にいじろうーなんて気も余り無い

でも朝から夕方まで居たら結構時間が有り余る

それで台所回りの掃除くらいーと思って手を付け始めたらー
結構 すさまじかった

姑の家の台所は主人の責任範囲だしー
私は人に自分の台所をさわられるのは好きじゃないから

自分がされていやなことはしないようにー

そう思っていたけれど

食器棚の上はほぼ空き箱の山
収納棚にはからの味付け海苔のびんがごろごろ

妖怪と化しそうな調味料の残骸

引き出しにはゴキブリの死骸が群れをなしー

片付けて洗って拭いてー

以前もゴキちゃん死骸片付けて綺麗にしておいたのにー

鍋やフライパンとか調理小物は 前に買ってきて自分が使うぶんは洗って袋に包んで仕舞っておいたけれど

そのぶんも気持ち悪くて 洗い直して新しい袋に包み直した

本来の目的が失われて使われている場所
それが姑の使い方であるなら それを変えることは 遠慮してしまうけど

主人なら「この鍋壊れているから これ割れてるから捨てるで」って 不用品を片付けるのもできるでしょうに
たぶん遠慮なく容赦なくー

もしも自分がこの家に住んで この台所を使うようになったらー
どうするかなーなどとも考えたりしていたのでした

あちこちいじれば住みやすくはなるでしょうけれど

もう自分達の老後を考える年
どこまで お金をかけられるかーってことになります

自分の家と姑の家と
どちらに住むか
住み続けるか

選ばないといけない時は迫ってきています











望月麻衣著「続・京都烏丸御池のお祓い本舗」 (双葉文庫)

2020-04-17 22:57:34 | 本と雑誌


ジョニー・デップばりのイイ男
決めなきゃいけない時の仕事着は黒いスーツに赤いシャツー何故かある映画の中の松田優作のようなスタイルで
それが弁護士の仕事は無くーーーー人外の存在相手のお仕事が天職となってしまった城之内隆一

彼から防御の素質を見抜かれ 働くこととなった朋美


そして公園で城之内がスカウトした美形の青少年・海斗


今回は海斗の前世も関わってくる


そして他シリーズの登場人物の美形もサービス出演


望月麻衣著「京都烏丸御池のお祓い本舗」 (双葉文庫)

2020-04-17 00:03:24 | 本と雑誌



結婚を約束していた男は浮気し その相手が妊娠
男は「できちゃったからー」と別れを告げてきた

ひっぱたいて別れてやけ酒
そのうえ 朋美は失職もしてて



酔って泣いてー

そこでジョニー・デップばりの好男子 城之内隆一に雇われた
弁護士としての事務所はつぶれ
探偵のお仕事をしている男

でも本当は 人に仇なす尋常ならぬ存在を相手にする
お祓い

彼によれば朋美には防御の力があるそうな

感情が爆発するとかなりな威力を発揮する


著者の別シリーズ 「京都寺町三条のホームズ」の主人公もちらり登場
そんなサービスも


美形 イケメン 化け物 京都が好きな方へ

あさのあつこ著「雲の果(はたて)」 (光文社文庫)

2020-04-15 21:59:43 | 本と雑誌


逢瀬
ひっそり待っていた女
待っていた相手に女は殺された
帯を解かれて 刺されて死んだ
なおかつ炎で燃える

焼けた亡骸
焼け残りの帯

不思議な手触りの帯

同心の木暮信次郎は 「続くな」

焼け残りの帯の手触り
その珍しい手触りに小間物問屋の遠野屋のあるじの清之介は覚えがあった

記憶
それは せんだって死んだ店の番頭が遺したもの

ついに清之介には打ち解けないまま死んだ男

焼け残りの帯と同じ手触りの織の帯

絡まる因縁

調べても見つからない 浮かび上がってこない殺された女の素性

どうして女は殺されたのか

珍しい織の帯は ある藩でつくられたいたのではないかと


その藩あげての別の暗い・・・世に出てはならない企みごと

ゆえに女は殺されたのか



同心として真実をもとめるのは正しいことだ

それは揺るがないが
しかし 木暮はいっとうひねくれている

凄絶な過去持つ清之介
その過去をちくちく刺さずにいられない木暮

心の中に巣食う闇

真っ当に生きることもできたのにーできたかもしれぬのに
闇の方へ生きてしまった下手人

生きる道を選べなかった
ならば死ぬしかなかったか

自分が殺した相手に殉じるように


箱の中で待っていたの(瑠奈)

2020-04-15 21:52:29 | ペット
姑の家から帰ってきたらー

何か荷物が届いて 長男が中身を取り出した空き箱をそのまま放置

その空き箱にちょこんと瑠奈が座っていました



思わず携帯で写してたら 私が帰ってきたことに気付いた麦丸も奥から出てきて







ひっそり箱猫瑠奈の時間は終わってしまいました