夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

歌田年(うただ とし)著「紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人」 宝島社文庫)

2023-01-31 19:46:42 | 本と雑誌

 

 

 

 

 

 

紙を専門とする仕事で独立したものの 早々仕事はなく・・・・・

探偵と勘違いされて依頼があった

 

暮らしている男に男ができたんじゃーという女性から 手がかりになるかならぬか男が作っていたという模型のことなど聞くが 模型は専門外

紙専門の渡部圭(わたべ けい)は 人を介して模型に詳しい人間を紹介してもらう

土生井は凄まじいゴミ屋敷のような家で 母親を介護していた

それから二人は二人三脚で事件に当たることとなる

最初の依頼人は次の客も紹介してくれた

妹が行方不明になったという

手がかりの模型の家には不吉なものが隠されていた

死体を見つけてしまったことから警察から疑いの目を向けられる渡部

犯人は人柱を作ろうとしている!?

 

子供達をバスごと埋めて・・・・・・

 

怒涛の展開を見せるラスト

渡部と土生井とそれぞれに絡む女性達がいい

 

犯人が実はーというところも

 

解説はコラムニストの香山ニ三郎さん

 

 

 

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阿川佐和子著「アガワ家の危ない食卓」 (新潮文庫)

2023-01-30 20:57:56 | 本と雑誌

 

作家 時々女優ー多芸な女性の食べ物話

美味しい食べ物が好きな作家の阿川弘之氏を父に持ち なかなか食べ物に拘りある夫を持った母の事にも多く触れられている

 

今は昔 阿川佐和子さんがテレビに出始めた頃 亡き私の父が 別嬪さんで頭もいいぞーと絶賛していた

すっと通った鼻筋がいかにも理知的で 清楚な雰囲気もあり

 

いいお嫁さんになれそうな方だなと その頃の私は思っていた

 

それから それから幾星霜・・・・・

阿川佐和子さんは文才も発揮されるようになった

エッセイは面白く 小説も書かれて

 

近年も「セミオトコ」だったかな 檀ふみさんと姉妹役で連続ドラマに出演

「陸王」も良かったです

 

この本には このドラマに出演中のことにも触れられています

 

昭和生まれの人間には ああそうだったねえ なんて思う懐かしさも

お作りになられる料理のレシピもあり

読んで味わう・・・

ところどころ栞をはさんでおいて 暇な時にこれ作ってみようかーなどとも思える本でもあります

 

 

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おかずから

2023-01-30 20:46:25 | 子供のこと身辺雑記

空いた時間にある程度おかずの下拵え 準備をしておいて食事時間前に仕上げるーなんてことも割としています

揚げ物なら 鶏肉に塩胡椒・カレー粉まぶし 酒・味醂・醬油・砂糖などのタレに漬けておく

揚げる直前 溶き卵をまぶしつけ鶏肉に吸わせて 薄力粉をまぶす

 

 

 

ぶっかけにゅう麺なら まず具と素麺にかける出汁を作っておく

炒り卵 干し椎茸を戻してから甘辛く煮たの

インゲンをさっと茹でたの

肉味噌(ニンニクと生姜のみじん切りを炒め香りを出し ひき肉を加えて炒め 味醂・酒・砂糖・醤油・赤味噌を入れて煮詰める

 

食事時間になったら 素麺を茹でて 作っておいた出汁をあっためる

器に茹でた素麺を入れ 具を乗せた上に 出汁をぶっかけ出来上がり

 

 

 

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観ても読んでも食い意地人間

2023-01-29 15:14:25 | 子供のこと身辺雑記

悪い癖で 読んでいるものの中に自分で作れそうな料理が出てくると作ってみたくなる

その本とおりの作り方を真似したり 自分流の作り方でやってみたり

 

先日の病院での待ち時間 読み始めた一冊 阿川佐和子著「アガワ家の危ない食卓」(新潮社文庫)36頁に

「ひさしぶり」というタイトルのお話がある

故人となられた作家のお父様阿川弘之氏が生前に入院中のこと

佐和子さんのお母様がご飯のおかずに鰤の照り焼きを作って下さった

後日 自分でも作ろうと思い立ち テレビで観たやりかたで作ってみたが

どうも母親が作ってくれたもののほうが美味しい

プロっぽい味に仕上がっても それはぴんと来ない味だったのだ

ーというような体験談を綴られておられる

 

 

実によくわかるなあと思った

 

肉じゃが 鰤の照り焼き 豚肉の生姜焼き ハンバーグ

料理本によって微妙に使う材料も味付けも作り方も違う

テレビ番組で観るとその作り方を試してみたくなるし

あんなに美味しそうに見えたのにー

イマイチ何か違う

そう思って結局自己流で作り変えたりする

 

この日 私は眼科受診で検査もあるので自分の車は置いて病院に出かけた

帰宅すれば2時前後だったか

当然 まだお昼ご飯は食べていない

それでも雪の予報も出ていて 降り始める前に作って置いたおかずを 姑の家で暮らす主人に届けて

雪がつもっておひきこもり状態になっても 犬さん猫さん人間が飢えないだけのお買い物はしておこうとした

ついでにぶりの切り身があれば買いたいと

しかしお店にあった鰤の切り身は薄くて小さくて値段ばかりが高かったーー;

これ絶対焼いても美味しくない

そう思ったのだ

 

日を改めて(夜の内に降り積もった雪は翌日の昼頃には解けた)子供の用事で出かけて 出掛けたついでにお昼は外ご飯でもーと思っていたけれど

近所のスーパーさんで駅弁販売

子供はお昼はこれでいいーと言った

津軽海峡 海の宝船

九州巡り旅弁当

 

期せずして北と南

 

そして ここで!美味しそうな分厚い鰤の切り身も売っていた

しかもここは200円ばかし安かった♪

酒・味醂・砂糖・醤油のタレに漬けて

あとは ただ焼くだけ

 

焼いてから 煮詰めたタレに少し漬けるとか ここも作り方は色々

 

フライパンで焼くとか 作り方はまだまだ折々に研究中です

 

焼き肉の自家製だれにも挑戦してみました

醤油 味醂 砂糖 コチュジャン りんごのすりおろしたの ごま油 すりごま にんにくのすりおろしたのを混ぜたものに 肉を入れてもむようにからめて15分ほど置いて焼く

いつかは このやり方が一番美味しいーなんて作り方を見つけられるでしょうか

日々お勉強です

 

 

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今週 二度目の積雪

2023-01-28 09:11:11 | 子供のこと身辺雑記

先週の金曜日は 姑を介護タクシーお願いしての眼科への送り迎え

その時に姑が必要とする品を 姑の担当さんから教えていただいて 週明けに姑のカット代を届ける時に一緒に買い揃えて持参

 

明けて今週はまず長男が歯科医さんと内科さん行き

でもって今週の金曜日は私が眼科さん行き

金曜日の朝も雪が降って 病院行きなのにまた積もったらどうしようーと思っていたら この時は積もることなく

病院が終ってから 姑の家で暮らす主人に 無事おかずを届けることもできました

あとは買ってきたお惣菜で誤魔化した・笑

 

忙しいのよ 私^^;

 

夜は雪の予報が出ていたので 車で動ける間にと 少し 犬さん猫さん人間用の食べ物も買い込んで用心

22時半あたりから吹雪はじめ 風強し 雪もそこそこ積もり

今年二度目の積雪です

先日ほどではありませんが 朝になっても雪が残っておりました

雪にもめげず庭で餌を捜す 逞しい鳥さん(鳩 椋鳥 雀)たち

 

少し出かける用事もありますが 国道は車も流れているし 遠回りでも交通量の多い道路を選んで走りたいと思います

 

 

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加藤実秋著「警視庁アウトサイダー」 (角川文庫)

2023-01-27 17:58:38 | 本と雑誌

 

 

 

 

 

 

ドラマ化されて木曜日の夜に放送中です

原作とドラマでは異なるところもありますが ドラマはドラマ 小説は小説で面白いです

 

漫画化もされているようです

 

マル暴担当に戻りたい架川とわけありのエース刑事の光輔

この二人がひそかに追うモノは 実は根っ子が同じで

晴らしたいある人物の冤罪

自分を陥れた人間

 

正義は何処に消えていくのか

熱意は報われるのか

 

ドラマはどういう終わり方をするのか 楽しみに観ています

 

 

 

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あっという間に降り積もりました

2023-01-24 17:38:44 | 子供のこと身辺雑記

雪の予報は出ていたけれど 午後4時過ぎくらいまでは 曇り空なだけ

風がごうごうと音を立て始めて 暫くして外を見たら

もう積もり始めていました

 

それから少し後の外

現在は もっと積もっています

窓から見える国道を走る車の数も随分と減りました

 

積雪も 雪が降ることも滅多にない場所なので 

雪が解けるまでは お家にひきこもり

 

 

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ちょっと いいなと思った新聞記事から

2023-01-19 07:26:56 | ひとりごと

新番組放送開始シーズンで 新ドラマも次々と始まっている

「警視庁アウトサイダー」出演の西島秀俊さんが 少し前 読売新聞の日曜版のインタビューの中でこんな言葉を発しておられた

演じる役柄は濃いサングラスで恐めの見た目 なのに血を見ると眩暈がーという

さらにその中で自分で出してみた個性とは 

藤田まことさん主演の人気シリーズ「はぐれ刑事純情派」

この中で藤田まことさん演じる安浦刑事に憧れているという設定

 

西島さんはデビュ―当時(1992年)に若手刑事役で「はぐれ刑事純情派」に出演された時に 

藤田まことさんからこんな言葉をいただいたのだとか

ー脚本に違和感があれば、そのままにせず必ず伝えるように教わりました。

「新人で監督に伝えづらいだろうから俺に言ってくれ」と気遣ってくれましたー

 

まだぽっと出の 海のものとも山のものともわからない新人に

必殺シリーズ 刑事ものー主演を張る経験豊かな人気もあるベテラン役者からの言葉

 

大切な思い出の作品・・・・・

「安浦刑事とは(西島さんが今回演じる架川英児刑事) 外見も口調も全く違うけど、架川を人情味のある人物にしたくて。

藤田さんご自身も、正義のヒーローでなく、犯人の事情に思いを寄せる刑事像にシンパシーを感じておられた」

とも振り返っておられました

 

そして始まるドラマへの意気込みは

(はぐれ刑事純情派)あれから30年 世相がすさみ 理解しがたい動機による犯罪も目立つ中

「それぞれ事情を抱え、世代ギャップもある刑事3人が、良心に基づいて事件に立ち向かう。そして信頼関係を築いていく。そんな話を作っていきます」

 文 若林圭輔さん2023年1月15日の記事より

 

 

「はぐれ刑事純情派」は繰り返し再放送されており 娘などは必殺シリーズと並んで 再放送を観て 藤田まことさんを好きになりました

演じる役柄の存在感 人間くささ

「てなもんや三度笠」のあんかけの時次郎で人気者となり しかしこの役のイメージが強すぎて その後イメージ払拭に苦しみ ゆえに苦労もされたことかと思います

自身の不遇時代があればこそ 新人さんにも思いやるあたたかな言葉をかけることができたのでしょうか

その言葉を受け継ぎ 役者としての姿勢を大切にしておられる西島さん

 

ドラマは始まっていて 登場人物それぞれの秘密が明かされるのも楽しみです

 

 

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中村颯希著「地獄の沙汰もメシ次第」 (双葉文庫)

2023-01-18 20:46:00 | 本と雑誌

 

育ててくれた養父・繁の葬式で その死が信じられないみのりが目にしたのは 火車と猿たち

繁の魂を連れていかせまいとしたみのりは 一緒に地獄へ来てしまった

とおっても恐ろしいはずの地獄で飛びぬけて美形の鬼の宗に出遭うみのり

この美しい鬼は風変わりな趣味と基準を持っていて

 

繁が地獄行きなんておかしいーできれば生き返らせたい!と どうにかしたいと考えたみのりは

地獄の鬼たちの胃袋をつかむべく 地獄にあるモノを調理器具として料理をすることに

 

死者を生き返らせることは・・・できないけれど

みのりさん 規格外に とんでもなく ぶっとい肝をお持ちです

 

本の帯には 地獄×グルメ×ドラマーとありました

 

めでたく生きた人間の世界に戻ったみのりですが 

ある事から再び 生きたまま地獄に出向くことになったようです

今度は何を地獄で作るのやら

そこも楽しみではありますけれど

 

 

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おかずから

2023-01-18 09:26:09 | 子供のこと身辺雑記

えのき茸とわかめの味噌汁 味噌は赤味噌利用

 

 

 

サラダの具はマカロニ・コーン・茹でてからつぶしたじゃがいも・塩胡椒して炒めた魚肉ソーセージ・りんご・きゅうり

レモンの絞り汁・オリーブ油・白ワイン・粒入りマスタード・塩胡椒・カレー粉・マヨネーズで和えています

 

ピーマン・人参・サツマイモ(入れる野菜は いつも在り合わせ^^;)は切ってから電子レンジ加熱

ひき肉は酒・塩胡椒・片栗粉を混ぜて(ナイロン袋の中で一気にかしゃかしゃ・・・という横着なことをしております)

炒め鍋にごま油を入れて刻んでおいたニンニクと生姜を炒めて香りを移し ひき肉と野菜を炒めて

酒・醤油・酢・砂糖・片栗粉を混ぜたものをかける

ざっくり混ぜ炒めたら出来上がり

ひき肉が豚肉になったり牛肉になったりすることも

たいてい その時の在り合わせと気分でーー;作っております

 

マカロニグラタン

炒め鍋にバタ―を入れて加熱

薄切り玉葱とマッシュルームを炒める

牛乳・塩胡椒を加えて少し煮る

薄力粉を入れて混ぜ溶かす

マカロニ・生クリームを入れて煮て 最後に海老を加える

グラタン皿に入れてピザ用チーズをかけて オーブントースターで220度15分ほど焼く

 

 

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中村颯希著「神様の定食屋 3 うつろう季節」 (双葉文庫)

2023-01-17 08:01:49 | 本と雑誌

 

 

交通事故で定食屋をしていた両親が亡くなり その店を続ける兄の哲史と妹の志穂

商売に不慣れな哲史は近くの神社で悩み事を話すと・・・・・

神様がお悩み解決に力を独特な手段で貸してくれることに

 

それは此の世に未練を残す魂に協力して・・・成仏できるように頑張るーというもの

今回も様々なーしかし気持ちの良い魂が登場いたします

 

「肉じゃがか、カレーか」

清楚な美女の気懸かりは妹のこと

妹の為に・・・カレーを作り始めるのだけれど

見た目に反してかなり大雑把な性格の魂さん

ーこの材料ならシチューも作れるよね 肉じゃがもいいかもーなどと言い出す始末

哲史がなんとか軌道修正してカレ―完成

現れた魂の妹とは 一年前に哲史が一方的に別れを電話で言われた夏美

彼女は姉の死に責任を感じ 両親にとっては「出来の良い姉の身代わり」になろうとしていた

亡くなった魂さんも そんなことは望んでいない

妹には妹らしく生きて 幸せになってほしいのだ

この神様による魂との巡り合わせよ

切れた縁をつなぐ

 

「のり弁」

裕福な天才少年は13歳で事故死

彼が望んだのは唯一家庭らしいものを与えてくれたおばが作ってくれるのり弁

ーもう一度食べたいー

自分の死に責任を感じ 自身を責めているおばに元気と笑顔を取り戻したい

少年はおばさんが大好きだったのだ

とっても美味しそうなのり弁が出てまいります

 

このシリーズの特徴は毎話 とっても美味しそうな作ってみたい料理が出てくること

ついつい今度買い物に行ったら この材料を買ってこなければーと思ってしまいます

 

「ぶりしゃぶ」

仕事も人柄もスーパーに良い男が死んだ

けれど彼の死は厳しい上司に耐えかねての自殺ではないかと 妙な噂も流れているらしくー

哲史がその身を貸して協力することになったのは そのスーパーな稲田さんの魂

彼の心残りとは

自分の死のせいで 会社から人柄を疑われ辞職を決意しているらしい上司の目白のこと

目白に辞職を撤回させるには 生きている人間が動かなければだめだ

とも稲田は思っていたようで

 

 

「焼き秋刀魚」

妻子を残して死んだ男は 妻のことを気に掛けていた

妻に笑顔を取り戻してほしい

 

焼いた秋刀魚 大根おろし すだち

ああ なんとも美味しそうです

死んだ男の妻は哲史の「てしをや」の大切な常連さんでもありました

 

「あの日の粕漬け」

哲史の母の父ーつまりおじいちゃんは 兄妹に定食屋なんかやめろーと言う

もっと堅い職業に就けと

どうにかして祖父に納得してほしい兄妹は それぞれに考える

そして

 

おじいちゃんは娘の死が悲しかったのだ

親はずうっと子供を護り続けることはできない

それでも親の自分より先に死なせた

だから生きている大切な孫達にはー

孫達まで死なせるわけにはいかない

娘の忘れ形見なんだ

そんなおじいちゃんの心をほぐしたのは・・・・・

 

 

 

シリーズ3作目にして著者による あとがきの言葉つきです

これも嬉しいですね

 

 

ほっとするあたたかな物語は いかがですか

 

 

 

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料理と猫と

2023-01-16 11:41:31 | 子供のこと身辺雑記

お餅使いこなしおかず

レシピ本には切り餅でとあったが 戎さんで買ったのし餅(海老餅 青のり餅)利用

適当にお餅を刻んで海老や野菜と一緒に焼いて すりおろしたニンニク・チリソース・レモンの絞り汁・ケチャップなど混ぜたタレをかけたもの

お餅が入っているので 結構どっしり胃にきます

刻んだお餅に豚ひき肉・刻んだ菊菜・すりおろし生姜・醤油・片栗粉・卵など混ぜて焼いたもの

砂糖・酒・味醂を煮詰めたタレをかけて食べます

 

他には小さく角切りにした餅と千切りキャベツ・卵を焼く お好み焼もどきとかも

お餅 一番好きな食べ方は 焼いて膨れたのを砂糖醤油につけて食べること

それから黄な粉餅

 

 

私がTVを観ていると

こいつ動かないなーと判断した瑠奈は膝の上に

麦丸はTV正面位置のテーブルの上に陣取る

おかげで画面が・・・とても見づらい

脚も疲れる

猫達の表情は 傍に居てやっているんだから感謝しろー

そう言っているように見える

 

まあ いいや可愛いから♪

 

 

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宮部みゆき著「きたきた捕物帖」 (PHP文芸文庫)

2023-01-15 10:10:24 | 本と雑誌

 

 

孤児の北一を拾って育ててくれた千吉親分が亡くなり 寄る辺ない身となったが

富勘や千吉の未亡人の松葉

北一を気にかけてくれる人々のおかげで 何より北一の頑張りもあり どうにか暮らしはなっていく

拡がる温かな人の輪

一所懸命な若者をほうってはおかない人々

かと思えば自分で自分の首を絞めるよな生き方 言動を繰り返す人間も

 

奇妙な事件の顛末と北一の成長記

「ふぐと福笑い」

千吉はふぐの毒にあたって死んだ

十手も預かる身であった千吉 多くいた手下たち

しかし彼は誰も後継ぎにはしないと決めていた

千吉の生業の文庫売りを継いだ夫婦は 松葉にも北一にも冷たく

 

松葉は家を出 北一も住まいが必要な身となる

 

千吉の妻であった松葉は両目が見えない身の上ゆえに勘も鋭く 頭も冴えた

いわくつきの福笑い

松葉の見せた解決はー

 

 

「双六神隠し」

拾った双六で遊んだ男の子が 出た目のとおりに神隠しになり姿を消した

その子はやがて戻ってきたが 何も覚えていない

次は一緒に遊んだ子供が これも姿を消す

この子の出した目はとても剣呑なものだった

 

さてさて神隠しなんてあるのか

北一から話を聞いた松葉が思い出したのはー

 

親だから子だから お金があるから

だから幸せな家庭とは限らない

むしろ 繋がる血がやたら不幸を呼ぶことも

心の行き違いをほどくには どうしたら良かったのか

 

 

「だんまり用心棒」

千吉親分が従っていた同心の若旦那の沢井蓮太郎

時に目つきも鋭いが 実に切れる男前

その沢井から任されたのが ある家の床下で見つかった人骨を掘りだすこと

 

気骨の折れる手間のかかる仕事だが 続けるうちに北一は心持ちが変わってくる

そして見つけた烏天狗の根付

これを手掛かりに人骨は誰なのか その身内や知人はいないか捜そうとして行き当たったのが

風呂場の焚きつけ拾いなどもする喜多次

彼には烏天狗の入れ墨があるのだと

北一とそう変わらぬ年に見える

行き倒れのよな身の上を銭湯の人々が看病し居場所を作ってくれた

だから老齢の人々の手が及ばぬぶんも働いている

 

このもう一人のきたさんー喜多次との出遭いも北一の世界をひろげていく

 

北一も世話になる富勘が逆恨みから攫われ 行方不明になっていたのを喜多次が見つけてくれる

喜多次は北一が掘り出した人骨の血縁者

明かさぬ素性はかなりわけありらしいが 北一が骨を丁寧に掘り出して揃えてくれたことに恩を感じ

力になろうーそう思ってくれているらしい

 

 

「冥土の花嫁」

あなたの死んだ奥さんの生まれ変わりなんです あたし

この言葉を男は信じた

しかし他の人間はそうはいかない

むしろうさんくささを感じて当然

けれど人死にが出た それも二人も

 

こんなことは止めなきゃいけない

松葉のおでましとなる

 

そして北一の商い初めー

自分でやっていく商売の

 

北一に今回も手を貸してくれる喜多次

 

 

解説は文芸評論家の細谷正充さん

「先が気になってしかたがない物語」とあります

そうですね 本当に

 

シリーズ第二作はこちらです↓

 

こちらも面白かったです!

 

 

 

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田村由美作「ミステリと言う勿れ」12巻 (フラワーコミックス)

2023-01-13 17:11:26 | 本と雑誌

 

帯には映画化決定ーとあります

昨年 菅田将暉さん主演でドラマ化されたのでした

 

今回は風呂光刑事の祖母からの連絡で元教え子の死が事故死として処理されたが そうは思えないーと

 

たまたま近くに居た久能整(くのう ととのう)クンを迎えにきた風呂光さん

 

事件現場の動画を撮影していた記者

風呂光の祖母の教え子の刑事

 

今回はまずは関わる人物たちの登場篇ーというところ

 

警察に怪文メールを送ったantとは誰なのか

謎の連続殺人犯は既に物語の中に登場しているのか

 

田村由美さんはあとがきで2時間サスペンスドラマが大好きでしたーと語っておられます

 

 

ところで映画化ーとなれば

そのストーリーも気になるところ

出演俳優さんも

映画は秋公開予定だそうです

 

 

 

 

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減らしても 戻ってくるのは 贅肉ばかりーー;

2023-01-12 09:37:25 | 子供のこと身辺雑記

自分のいつもの病院行きで始まった今週

御正月明けはイヤんなるくらい体重ーー;増えています

私の新陳代謝 何処に行った?!

年末年始 あんなに忙しい思いをしたはずなのに・・;

 

 

11日は鏡開きでぜんざいを姑の家で暮らす主人に届け 鏡餅をばらし お餅だけ置いて他の品は持ち帰り

家の品と合わせて不用な品は庭で燃やし

(父が神様に関する品は 他のゴミと一緒にしたらあかんーそう言っていたので)

使える品は料理に

 

干し柿は串から外してヘタは切り 実だけ刻んで 

大根 人参 胡瓜は塩揉みして水洗い 水気を切ってから

橙の絞り汁 甘めのお酢(酒・味醂・酢・砂糖)に漬けて すり胡麻など加えた酢の物に

カニカマと薄く輪切りにした竹輪も入っています

 

 

 

こちらは雑煮にしてお餅消費

 

するめは軽く炙って割いてマヨネーズと醤油など添えて 長男が酒呑む時のアテになります

 

 

 

そして今夜は鍋物にして 具の一つとして揚げた餅など ぶちこんでやろうかと まずは出汁だけ作っています

 

 

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