夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

望月諒子著「蟻の棲み家」〈新潮文庫〉

2024-02-29 16:14:54 | 本と雑誌

 

 

自堕落な母親は育児を放棄

幼いながらも妹を護ろうとする兄

必死に生きる男の子に人生は優しくなかった

 

記者の木部美智子が今回関わる事件はー

まずクレーマーに悩まされる工場長

 

次に殺人

身元不明の男の死体

 

その身を売ることに罪悪感も感じない女たち

売春で生きる女が続けて射殺される

 

それから企業への脅迫

 

これらすべてがつながっていた

 

木部が気づいてしまった本当の犯人

犯人の目的

 

 

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望月諒子著「殺人者」〈新潮文庫〉

2024-02-29 16:01:02 | 本と雑誌

 

 

過去の罪につかまる者たち

自分にあったはずの幸福 奪われた愛する男性の命・・・・・

つかまらなかった・・・・見つからないままだった犯人

何故 私の幸福は壊された

何故 夫となるはずの人間は無残に殺された

女はずうっと考え思い続けてきたのか

見つけた婚約者の腕から奪われた時計

これを手掛かりに女は鬼になる

殺される男たち

 

木部美智子は事件を追う記者

事件は錯綜する

陰部を切り取られた男の死体

事件に関わると見られる女が自宅で自殺

正体が見えない別の女

 

過去の事件

もうすぐ結婚する予定だった幸福な恋人たち

妬む女は情人をけしかける

 

それから・・・・・

愛する男性から奪われた時計を見つけた女は 知ろうとする

この罪にかかわる人間たちへの復讐

 

その計画 実行力

すさまじい

復讐鬼の言葉そのままに

 

 

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吉田修一著「湖の女たち」 〈新潮文庫〉

2024-02-27 20:08:34 | 本と雑誌

 

介護士をしている女性は さして愛情もない男と付き合っている

その女性佳代が働く施設で100歳になる入居者が不審な死を遂げる

捜査にあたる刑事は 松本という介護士を犯人に仕立てようとする取り調べをする

執拗な取り調べに疲れた松本は交通事故を起こしてしまった

刑事の一人濱中は・・・・・佳代を出口の無い情事に引きずり込む

また別の事件を調べていた記者の池田は・・・その事件の大元の人間関係が遠い戦時中にあるらしいことに気づくが 襲われてしまう

これ以上 調べるなら命は無いぞ

そう脅されるのだ

極寒の満州の湖で命を奪われた少年少女

 

また別の施設でも高齢者の女性が不自然な死を遂げる

濱中と佳代の どうしようもないぐだぐだな情事

特に濱中に至っては 妻の華子が出産したばかりなのに・・・・・

―お前は下半身変態男か!-

佳代も 好きでもない恋しても無い男に溺れ やってもいない殺しの犯人なのだと言ってみたり

もう読みながら いっそこんな人間たち どっかで殺されればいいのにーなどと思ったりした

けっこう嫌などうしようもない人間が登場する物語でもある

そして・・・・・

池田は高齢者殺しの犯人に気づく

過去の事件と重なるように浮かび上がる

害虫駆除

殺してもかまわないモノ

 

 

小説は あくまで創作された物語

事実と混合しないで読んでほしい・・・などとも思います

 

本の帯によれば 映画化決定 2024年初夏 全国公開とか

 

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あさのあつこ著「乱鴉の空」 〈光文社文庫〉

2024-02-27 08:35:51 | 本と雑誌

 

実の父親から苛酷な・・・育て方をされたが 武士という身分を捨て生き直している清之介

今は遠野屋の主人におさまり商売も大きくしている

実に切れる同心だが人間的にはかなり問題もある木暮信次郎

木暮に使われる岡っ引きの伊佐治

この三人のもとへ謎 もしくは事件が集まり からみあい

それをときほぐしていく

そんなシリーズは 遠野屋清之介の妻おりんが水死体となって発見される「弥勒の月」から始まった

ゆえに弥勒シリーズとも呼ばれる

本作「乱鴉の空」はシリーズ11作目となる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新作は単行本

 

 

本作「乱鴉の空」では 帯に

ー木暮信次郎が、消えたーとある

裏表紙の内容紹介では

ー北町奉行所の定町廻り同心の木暮信次郎の姿が消えた。

奉行所はおろか屋敷からも姿を消し、信次郎から手札を預かる岡っ引きの伊佐治は、大番屋に連れて行かれる。

伊佐治の解き放ちに奔走した小間物問屋「遠野屋」主〈あるじ〉・清之介は伊佐治と二人で信次郎を捜し始める。

一方、北町奉行所に不審な影が。

最後に待っている衝撃の真相!-

 

物語の冒頭 まず木暮の屋敷に朝から同心が押しかけ 荒っぽい家探しを始める

昨夜遅くに帰宅したはずの木暮は何処にもいない

留守を預かる老女のおしばも小者の喜助にも 木暮が何処にいるのか心当たりもない

木暮の身に何が起きているのか

どういうことに巻き込まれたのか

伊佐治が営む「梅屋」にも同心が押しかけ 大番屋に伊佐治は わけがわからないまま連れていかれる

大きな商談を終えて 食事でもと遠野屋が訪ねると 梅屋は閉店・・・・・

ただならない様子を案じる遠野屋

伊佐治の身に何かあっては・・・と 旧知の人間に依頼

かくして翌朝 自由の身になった伊佐治と共に 遠野屋はこの謎を解くべく動くことにする

遠野屋は やがて木暮の居場所に見当をつけることができた

 

遠野屋の過去・・・・・故郷からの訪問者

合わない数字は次作への伏線かと

遠野屋の過去・・・・・

それはいつまで凄惨な影を落とし続けるのか

 

潜んでいた木暮の抱えていた秘密 事件の真相

人を殺すのが楽しい男

惚れた男の行方を ただ探していただけの女すら斬り捨てる

多少腕自慢の男など 遠野屋のまともな相手にもならない

 

このシリーズを丁寧に振り返る解説を書かれたのは 「時代小説SHOW」管理者の理流さん

 

 

長く続くシリーズ物の魅力は 登場人物の変化

その関係の変化 ふくらみにもあります

独り故郷から離れ 出逢った娘の夫となり その娘に己の過去ゆえに死なれた男

捨てた身分・・・・・

町人となり娘の実家の店を 商売を大きくするために店主として生きている

生き続けていれば背負うものも増える

 

片や同心という世襲の身分以外は持たない男

同心でなければ ただの無頼

心の奥底にあるだろう熱いものは誰にも見せない

 

反目しあっているようにも見えるけれど 通じているものもあり

言葉に出さずとも事が起きれば 「動ける」

 

この二人の男に時に呆れながら その生きざまを案じている伊佐治

そうして彼らを取り巻く周囲の人々・・・・・

それぞれの人生すら心配になる 

安心できない「何か」も秘めてシリーズは進んでまいります

 

 

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柴田よしき著「あんの夢」 〈ハルキ文庫〉

2024-02-26 12:55:53 | 本と雑誌

 

 

本屋で一冊手に取ってから順番がばらばらに読み始めたシリーズです

漸く自分の中で登場人物の人間関係がつながってきました・笑

 

実在する歴史上の人物

ああ この方はここで登場なさっていたのねーなどと

 

おちよを騙した男が殺されて 埋められていた死体が見つかった

このことが おちよの耳に入らないうちにと おちよは遠くで養生させることになる

そして台風で壊れた紅屋は建て替えられることになり

その間 やすは江戸で煮売屋の店を手伝うことになった

子供を助けようとして火事で死んだ亭主

それから懸命に働いて自分の店を持ったおいとさん

おいとさんは やすに一部屋用意してくれていた

布団もちゃんと干してある

苦労したからこそ 人の心がわかり 他人を思いやれるおいとさん

 

彼女の店を手伝いながら様々な人と出会い 気づき目覚めもしていくやす

ちよを見舞いにいった先で やすはある人物と出会う

快活な青年・・・・・

後年 とても恐れられる人物となった

 

また天文学を学び 空を見る・・・・・屋根に上る武士にも

 

 

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柴田よしき著「あんのまごころ」 〈ハルキ文庫〉

2024-02-26 12:45:03 | 本と雑誌

 

 

紅屋の遠縁になる娘おちよは いつか実家に帰り家業を継がなくてはならない

田舎にはろくな男もいないのに・・・婿をとらないと

そういう身の上のおちよは男に騙され しかも身ごもってしまった

産んで育てられないなら流すしかないのだが

いつか産みたいと思うようになっていく

おちよの身の上を案じ せめて食べやすいものを作ろうとするやす

またお小夜の夫の体のことを考えた そしてお小夜が作ることができる料理を思案するやす

 

それに必要な鍋を政一も一緒に考えてくれる

慌ただしい日々のなか 大きな危険が品川に迫っていた

未曾有の台風が近づいていたのだ

天気を読むことができる人間の警告に 紅屋は従い 避難準備を始める

そして・・・・・

 

台風が去ったあと 町の景色は一変してしまっていた

天災から立ち上がろうとする人々

何があっても起きても 命ある限り生き続けていかなくてはいけないのだから

 

 

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柴田よしき著「あんの青春 若葉の季」〈ハルキ文庫〉

2024-02-26 12:29:58 | 本と雑誌

 

 

紅屋の下働きで やすが弟のようにかわいがっていた少年・勘平

彼は料理人となるべく紅屋に預けられた身なのに 無断で金平糖売りについていってしまった

その行方を案じるやす

しかしどうやら明るい方へとその身の上は落ち着きそうだった

 

紅屋の料理人の政一は やすのことをまるで実の娘のように案じ その料理の才も認めている

実の父親からは売られてしまったやすだが 努力・労を惜しまぬ気性は周囲の人々から認められていく

 

やすを「やす」は「安」という漢字になり 「あん」とも読めることから やすのことを「あん」と呼んでくれるお嬢様お小夜は 蘭方医になりたいという夢があったが

 

それはかなわず薬種問屋へ嫁ぐ

しかし夫となった人は好人物で 夫婦仲もよく やすも嬉しい

勘平もあらたな道を歩みだす

 

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柴田よしき著「あんの青春 春を待つころ」〈ハルキ文庫〉

2024-02-26 12:13:43 | 本と雑誌

 

 

品川宿の旅籠「紅屋〈くれないや〉」の大旦那様がお勝手女中として まだ幼いやすをお店に置いてくれた

そこで心優しい人々に囲まれ いつか女料理人になりたいという夢を持つようになったやす

まだまだできないことばかり

それでも少しずつ少しずつ懸命に生きている

このシリーズは出てくる料理も 真似して作ってみようか?と ついつい栞をはさんでしまう箇所も多いです

干し柿にゆべしに

買うものではなく 作るものであったのだなと

 

評判をとる女料理人の店へ 連れていってもらったやす

おみねは 実は芸者春太郎の姉でもあって

やすのことも知っていました

人は才ある 見込みある人間と思えばこそ 試したくもなるもの

 

辛い生い立ちでも 懸命に生きる人がいる

くじける人もいる

誰かのせいにして逆恨みする人間も

 

この物語には あんまり心のねじ曲がった人間は出てまいりません

自由な生き方はできない「おあつさん」

その本当の姿は・・・大河ドラマや「大奥」をご覧になった方なら

読みながらにやにやしてしまうかも

 

 

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春が近づくと 雨降りの日が増えるようです

2024-02-26 11:29:39 | 子供のこと身辺雑記

姑の家の裏庭の梅

数日のことで蕾が開き咲いていました

先週は連日の雨でお天気もあまりよくなかったのですが 梅が咲いているあたりは ほんわか「春」めいておりました

 

鯖の味噌煮

里芋・しめじ・人参・鶏肉・きぬさやなどを煮たの

春雨のスープ

焼いた豚バラ塊肉を1時間ばかし 葱と生姜の薄切りと茹でたのが そのまま味付けせずに丁度良いスープになったので^^;

 

焼き色付けて1時間ばかし茹でてから 酒・味醂・醤油・砂糖などで煮た豚バラ塊肉

茹でた青梗菜を添えて

マカロニサラダ

 

ポットローストもどき^^:

塩胡椒すりこんでおいた豚塊肉の表面をオリーブ油で焼いて焼き色を付ける

厚手の鍋にオリーブ油 皮をむき適当に切ったニンニクを入れ

キャベツ・人参・ジャガイモを入れて 豚塊肉を乗せる

白ワインとバターを加えて鍋の蓋をして少し煮る

豚塊肉は切り 煮た野菜と一緒に皿に

好みでマスタードを添えても

果物は皮をむき芯を取り電子レンジで加熱しただけの林檎

 

 

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柴田よしき著「お勝手のあん」 〈ハルキ文庫〉

2024-02-23 14:35:54 | 本と雑誌

 

「赤毛のアン」の冒頭は みなしごのアン〈アンの綴りの最後にはeをつけてほしいアン〉が連れてこられるところから始まります

クスバート兄妹は畑の手伝いになる男の子が欲しかったけれど手違いで駅で待っていたのは女の子

兄のマシュウは 女の子の表情と話し方にほだされ連れて帰るも 妹のマリラは役に立たないから取り替えてくるように 最初言うけれど

アンの様子に自分の少女時代を思い出し

 

クスバート兄妹は この風変りだけれど想像力豊かで かつ素直で優しく利発な少女を育てることにします

〈「赤毛のアン」は少女時代に繰り返し読んだ好きな物語でした 

でも人名とか記憶違いがあるかもしれません〉

 

 

「お勝手のあん」は 神奈川宿の旅籠が力仕事のできる小僧を口入れ屋に頼んだところ

依頼主が旅籠であることから 女中が欲しいのかと勘違い

女の子が連れてこられた

その宿の主人の又いとこである品川の旅籠「紅屋」の大旦那吉次郎は その女の子やすが気に入り 連れて帰り台所の手伝いに

美味しい栗を選んだやすの才気を見込んだのだ

料理人政一 女中頭のおしげ それぞれ一本まっすぐなスジが通った大人たち

複雑な生い立ちながら 自分が生きる枠には気づいているお小夜

 

他にも歴史上実在人物も あらあらあの方がこういう登場をなんて場面

主人公へのかかわり方もあり

 

また出てくる料理の作り方も これちょいと作ってみようかと思うほど丁寧に書かれています

手をかけようと思えば いくらでも手をかけられるのが料理

かかる手間暇を惜しまず 美味しいものを作る心意気

心がけ

時短ばかりが良いものではないよなあと 反省させられたり

 

 

やすの夢は女料理人として生きること

はてさて その願いはかなうのでしょうか

 

シリーズ第一作です

 

 

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さくさく削除はするけれどーー;

2024-02-23 14:28:09 | 子供のこと身辺雑記

パソコンにもスマホにも日々 色々とみょうちくりんなメールが届く

たとえば 「財務省」とタイトルあり

ーあなたはまだ税金を払っていませんか 払っていませんなら下記にお振込み下さいー

 

日本語もおかしいし あんまりひどすぎて笑ってしまった

 

全く持っていないカードの支払い要求とか

イオンカードや三井住友なんて名乗るのも届く

その都度 迷惑メール設定してるけど メルアド変えてのこの根気たるや

ぼろい儲けとやめられなくなるのか 悪事は

げに恐ろしきこと

 

 

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伊岡瞬著「白い闇の獣」〈文春文庫〉

2024-02-20 19:06:25 | 本と雑誌

 

あとがきで著者は 世に出していい内容か悩んだ・・・・・というようなことを書いておられる

 

小学校を卒業しその祝いの夕飯

帰宅する父親の為に傘を持って迎えにでた少女

けれど少女は・・・生きて戻ってこなかった

両親は必死に探す

やがて警察からの連絡

少女は死体で見つかった

無残に腫れあがった顔 暴力を受けた体

少年たちの犯行だった

 

それから四年 反省することなく生きている少女を殺した少年たちのうち二人までが不審な死を遂げる

警察は殺された少女の父親が消息不明となっており その行方を捜す

 

殺された少女の担任だった女性は教師を辞めていたが 少女殺しの人間が死んだ現場で見知らぬ男から声をかけられる

 

元教師の女性の過去 殺された少女の父親との関わり

凶悪で愚劣な生き物

これに相対する決意

いかなる代償を払ってでも

 

 

この世の中は綺麗ごとばかりではない

真っ当に生き続けていても どうしようもない できないこともある

絶望し無力感に襲われることも多々あるだろう

それでも生きていくのだ 人間は

生き続けていれば また笑える日はくる

生きていてよかった そう思えることもある

 

せめて物語の中では ささやかな幸せ いや救いがあって良いと私は思うのだ

読書の中に救いを求める人間もいるかと思うから

 

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堂場瞬一著「不可能な過去」 〈ハルキ文庫〉

2024-02-20 18:58:01 | 本と雑誌

 

裁判で無罪となった人間から届いた手紙には「あの事件の犯人は自分だ」という内容

当時 取り調べに当たった刑事から話を聞いた警視庁追跡捜査係の沖田は調査を始める

だが この十年前の殺人事件で容疑者となった人物は既に死亡している

では誰が手紙を出したのか

 

一方沖田と同期の西川は 神奈川県警で追跡調査係のノウハウを教えることに

そこでモデルケースとして4年前の未解決事件を調査するが

 

やがて沖田が追う事件にも西川が追う事件にも 同じ人物が関わっていることがわかる

 

そして新たな殺人事件

邪悪で卑劣な人間により容疑者に仕立てられてしまった人物

容疑者となった人物には世間ばかりか家族も冷たかった

 

 

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テイクアウトは有難し^-^

2024-02-20 18:38:39 | 子供のこと身辺雑記

午前は長男が眼科受診

午後は税理士さんに書類を届けに

隙間時間でバタバタ昼食作るのが面倒だった横着者の私

マクドナルドさんとスターバックスさんでテイクアウト♪

スターバックスさんのスコーンを包む紙も綺麗でね

桜色の花見だんごフラペチーノは 小さなお団子が入っておりました

 

夕飯おかずだけは・・・一応?!真面目に作った・笑

手羽元に塩胡椒とカレー粉まぶしてから薄力粉ぱたぱたつけたのをオリーブ油を入れたフライパンで焼いて 焼き色ついてからひっくり返し

皮をむいて切ったジャガイモを加えて くし切りしたレモンをのっけて 蓋をして蒸し焼きにしたの

長男は常に謎料理を食べさせられている

 

 

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新川帆立著「先祖探偵」 〈ハルキ文庫〉

2024-02-18 19:19:31 | 本と雑誌

 

 

全部忘れなさいーと言って・・・母はいなくなった

本当に自分の名前も忘れてしまった

世話してくれた人間がつけてくれた名前で生きてきた

邑楽風子〈おうら ふうこ〉という人間として・・・

彼女は依頼人の先祖探しを仕事とする探偵

「幽霊戸籍と町おこし」

「棄児戸籍と夏休みの宿題」

「焼失戸籍とご先祖様の霊」

「無戸籍と厄介な依頼人」

「棄民戸籍とバナナの揚げ物」

他人の戸籍で就職の為になりすまそうとする人間

火事や災害で戸籍が無くなる・・・・確認できない

そして様々な事情で 国の勝手で 日本戸籍を失ってしまった人間

 

戸籍ない母親は娘に戸籍を与えるために・・・・娘を手放した・・・

 

最初 本のタイトル見た時に これってご先祖様の霊の導きで事件を解決するってな話かなって思ったら

ルーツ探しのほうでした

 

巻末に著者と辻堂ゆめさんとの対談あり

 

 

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