6年前にこの家に引っ越して来てから、年末の大掃除はやめました。ここは元いた所よりも冬の寒さが厳しい土地なので大掃除は年末ではなく掃除する内容に分けて夏や秋に少しずつやっていくように変えたからです。
おかげで、今年もすでに大掃除は終わっています。本当は秋の最初にやってしまうつもりでしたが、今年は10月に雨が多くてなかなかはかどらず11月上旬にずれ込んだ箇所もありました。
それで今は冬支度の方に力を入れています。夫は寒がりなので冬はしょんぼりとしていることが多くて、暑さは苦手だけれど寒さは平気な私はとても気になるのです。
それでとうとうリビングに炬燵を出しました。家族が4人だった頃は、全員が「コタツムリ」になって炬燵から出ようとしなくなって、それぞれが使う物は皆コタツの周りに引き寄せてしまって散らかるし、綿埃はひどくなるしで、主婦で炬燵が好きな人なんていないわよと思っていましたが、夫の年齢を考えるとついに妥協せざるを得ませんでした。
もちろんお座敷の方にはコタツを出してあるのですが、夫はリビングでも快適に過ごしたくて、毎年「コタツが・・・・」と口にするのです。これまではコタツ布団に足を取られてこける心配も強調して断固反対の立場を貫いてきた私ですが、いろいろと考えた結果、足を取られないように通路側の布団をぎりぎりまで短くして使うことを思い付いてやっと私も納得、夫も満足というメデタシ、メデタシの結果になりました。
ただし、危険なので絶対に通路側のコタツ布団を広げない事、布団がゆったり掛けてある自分の側も炬燵から出る時には周辺をきちんと整えてだらしなくしない事を約束してもらいました。
コタツで晩酌をしている夫の顔をみると、ほんのりと赤みがさしてニコニコと、とても可愛い(?)よいお顔をしていて私まで幸せな気持ちになりました。
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