詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

季刊同人誌「日月」終刊号

2021-06-30 11:41:15 | 短歌情報

季刊同人誌「日月」終刊号
発行人 永田典子

終刊号143号が昨日届く。
「日月1986.1-2021.6」という143号分の歩みが
記録されている冊子と共に。
永田さんの「終刊にあたって」を読む。

創刊の規約にも『会員は平等の資格を持ち…』とあったように、
うちは結社ではなく、同人誌。


外部の私から見ても、<古参も新入りも同人はみな平等>という
精神に貫かれていたように思う。私はたくさんの結社誌や同人誌を
手にするわけではないが、「日月」のような和気藹々とした同人誌は
少ないように思う。ともすれば才能のぶつかり合いでギスギスした
空気が伝わるものもなくはないし。無論、そのどちらかが悪いという
ことではない。同人がどんなところで活動したいか?によるだけだ。
湿っぽくない、淡々とした終刊号だけに、
同人各位に思いをいたすとき、痛々しい感慨が残る。
「日月」には、短歌界においては比較的「若い」方が多かったような気がする。
今後もどこかで表現を続けられることを願う。


「日月1986.1-2021.6」を見ていて思い出した。
2007年6/30~7/1夏の会のゲストに依田仁美の名がある。
この日、初めて依田さんにお目にかかったのだった。
とはいえ、話しかける勇気もなく、斜め後ろの席から
この人が依田仁美かぁ…とじーっと見つめていた。
その後、いろいろの会にお誘いいただくようになり、
現在は日本短歌総研の活動の一環で、
歌書の編集をご一緒させて頂いている。

私も結社に寄らず、もっぱら同人誌で表現してきたし、
休刊してしまった「開放区」時代、編集発行人だった田島邦彦から
永田さんのお話を聞く機会は何度もあった。
大昔、永田さんのお宅でご馳走になった記憶もある。
なにもかも風のように過ぎてしまった。




6/30(水) 曇

今朝も玄関を出たときは涼しい感じがした。
今日はわが工場の給与支払い、その他の支払日。
そのせいか寒々しいよ。
さてさて金融機関をまわってこよう!



おしまい。




人生は儚い。

2021-06-29 12:01:04 | 千駄記

サギがくわえているのは、こないだツーリングに行ったときの写真。
ではありません。


6/29(火) 曇

今朝、玄関を出ると肌寒い感じ。
天気予報なんかよく見ないから。

昨日、配管部品の商社と工場をやっている社長から電話。
彼は中学時代の同級生だ。「7/10の夜、暇?」と訊かれる。

われ:要件に寄っちゃ暇だけど。
やつ:内容次第ってことか!
われ:まあ、そうなっちゃうね。
やつ:これから、そっち行くわ。
と、やり取りしたのち奴が来る。

7/10(土)16:30横浜赤レンガ倉庫での甲斐バンドのライブに行こうって。
なんで?
と訊くほかなく。オレ、そういうの苦手なんだよ。
たしかに、中学生の時に奴と私ともう一人で甲斐バンドのLiveに行ったけど。
あれも、断りづらくて行ったんだ。たぶん。
奴はその日以来、甲斐バンドの追っかけらしい。VIP席だぜ!という。
オレ、CDとか聴いてる方がいいわーと、
のらりくらりするんだけど、せっかく誘ってもらったという負い目もあるし。
ま、とにかく奥さんを誘ってみろよと説得してその場を凌いだ。

帰宅後、一応スケジュールを確認すると、
ガガーン!&やったぜ!という気分になる。
7/10(土)13:00から『恋の短歌1000首』の編集zoom会議があった。
毎回40分X3回。20分の休憩を挟むから終了は16:00近い。
それからじゃ、のこのこ横浜行けないもんね。
すぐに、甲斐バンド野郎にLINEを送る。
嘘だと思われないようにスケジュールのスクショも送り、
納得してもらった。ほっ。

さきほど、ガス屋の配達担当の爺様がくる。
わが業界のガスはアルゴンガス。熔接に使う。
私が幼稚園の頃からこの爺様が配達してるよ。

じー:暇だなぁ
われ:まあねー
じー:暇なのにトラックの車検だし。いまタイヤ交換してきた。
われ:あのトラック何年になるよ?
じー:21年目かな。30万キロ超えたな。
われ:ええ21年?たしか前のガス屋が潰れる直前に買ったんだよな。
じー:そうだよ。潰れるひと月前。
われ:あれから、21年かよ!

私も衝撃を受けましたよ。
たしか、倒産したと聞いたのはお盆明けだった。
お盆の真っ最中にエアコンプレッサーが壊れて
中古品を引き取りに行ったことが思い出される。
昔、そのエピソードはここでも書いた。
へえ、あれから21年かよって盛り上がった。
去年死んだ父がまだ60歳だったんだ。


いやいやなんとも人生は儚い。



おしまい。




カメムシ騒動と記憶力無しの巻

2021-06-28 12:09:03 | 千駄記

カメムシ1:妹は高級マンションにお住まいですが
洗濯物にカメムシが卵を産みつけたり
カメムシがくっつくっていうんで、いろんな
カメムシ対策薬品を使って寄せ付けないようにしている。
だのに、なぜ(「若者たち」の歌詞の言い回しをしました)。
カメムシが卵を産んだという証拠を突き付けてきました。


カメムシ2:マンションのベランダにもカメムシ対策薬品を
振りかけていたそうですが、そこをカメムシが歩いている。
この時期カメムシがいっぱいいるんだな。
自然って素晴らしい。


6/28(月) 晴・曇

昨日の日曜日はずっと家ん中。クルマを休ませてやりました。

一日短歌業。好きなことをやってたって疲れるので
宵の口になってから、映画でも観るか、と、スパイ映画を探す。
順調に年齢を重ねてラブロマンスやラブコメディ的な映画は苦手になった。
昔はメグライアンが好きだった。「ユーガットアメール」のDVDを持ってる。
しかし、もう映画を観て、妙に感動したり、泣いたりしたくないのね。
007やミッションインポッシブル的なものが好きになった。
そうそう、こないだ観たジョージクルーニーの
「ラストターゲット」という映画は良かったですよ。
内容はあんまり憶えていないけれども良かったのは確か。

5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナン主演の
「スパイ・レジェンド(The November Man)」を観ることにする。
主役や脇を固める良い人役が死ななきゃいいな。
と思いつつ観る。あ!さっそく良い人が殺された!と悲しむ。
で、30分~40分過ぎたころでしょうか・・
これ観たことある!と気づく。
でもこれからどうなるのか?全く憶えていない。
老い以前の問題ですね。十分に楽しめました。
ええ!こいつが悪の一味だったのか!と
新鮮に驚いたりできましたし。
最後はめでたしめでたしだったし。

記憶力が悪いのも悪いことばかりではない…のかも知れない。
観たことある映画を何度も新鮮に鑑賞できるのですから。

記憶力が悪いということは、このブログでもおんなじことを
何回も書いてるんだろなぁと思ったりもする。
ゆえの備忘録ですからと自己弁護しておきます。



おしまい。




蓮の花時。

2021-06-27 12:07:39 | 千駄記

蓮の花時ですね。自宅から1時間くらい走ると
「古代蓮の里」ってところがあって、いまごろ見事なものですよ。きっと。
蓮の花を見るなら早朝。今年はいけるかな。

6/27(日) 曇・雨
梅雨らしい天気が続きます。
まん延防止に付き自宅にいます。
シャワーを浴びちゃったりして。
部屋を片付ければいいのに、そういうことはしない。

午前中も短歌業を進めました。
とある歌人研究をしているんですが
いろいろの資料をあたった挙句に不明点があったので
とある機関に「質問メール」を出してみました。
返信来るかな。

ネットニュースを眺めていると、ここんところ
話題になったりした校則のニュース。

「下着は白以外のものはいけません」
「必ず白か肌色で無地の下着を着ること。
※1度目は注意、2度目からは家に帰って着替えてくるよう指導を受ける場合もある」
校則で下着や肌着の色・柄を規定している区立中学校が、
東京23区の全367校中158校(43%)に上ることが、
ハフポスト日本版の6月時点の調査で分かった。

くだらないことで必死になる公立中学校。だから嫌いなんだ。
私の中学生時代は暴力教師が横行している時代。
よく殴られたし!そりゃ学校も行かなくなるというものです。
記憶に残っている校則は「靴下は白でワンポイントはOK」とか。
反抗すれば暴力で押さえつけられるし、高校進学の内申書に影響するよって
脅かされるし。酷いものでした。

さらに印象的だった校則を思い出した。
「シャープペンシル禁止令」
実にくだらない。それに従うんだからもっとくだらない。
その理由を聞いたことがあります。
「なんで禁止なんですか。便利なのに」と言いますと
「買えない人もいるから」だって。
まことしやかにそんなことを言ったバカ教師。
シャーペンは確か、当時500円が基本。
そりゃ500円のシャーペンを買ってやれない親もいるでしょう。
しかし、そんな言い草あるかね?

修学旅行の費用を払えない親もいるから中止とか。
制服や体操着を買えない親もいるからそれらを中止とか。
そんなことかね。

でもまあ、内申書とかで脅されたんじゃ
何の抵抗もできませんでしたよ。

いまは、SNSなんかあるから教員もやりにくいだろうね。


おしまい。






外出自粛中。

2021-06-26 12:54:44 | 千駄記

アカガシラサギ。先月初めて目撃して好きになった鳥。英名はChinese pond heron。
英語2だった私が訳すと「中国の池のサギ」となる。
この画像は夏羽だから特に美しい。冬はずっと地味になるみたい。
ウイキペディアによると
「夏季に中国中東部で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬する。
英名Chineseは中華人民共和国で繁殖する事に由来する。中国南部では周年生息する。
日本では冬季に越冬のため主に南西諸島に少数飛来する冬鳥。」だそうです。
それが関東で見られたんですから迷鳥です。学名はArdeola bacchus。
このバッカスは「夏羽の色が赤ワインを連想させる事に由来する。」とのことです。

6/26(土) 晴・曇

今日は出勤しています。と、いきなり嘘をつきました。
工場にはいますが「勤」はしていないのです。

10:30に保険屋さんが来社するので待ってただけで。
彼は私の亡き母の同級生の息子さん。
PL保険だけ、お世話になっているので更新に来たのです。
ハンコを渡して捺してもらう。そのまんま90分喋る。
その間に本業の顧客が製品をチェックしに来る。
それに10分ほど立ち会って帰ってもらう。

という午前中でした。左足を負傷していなかったら
野山を駆け巡っているのでこんな時間を持てなかった。
だから良かった!と珍しく前向きな思考に至る。

それ以外は、もっぱら短歌業に専念する。
晴詠9号の編集及び『恋の短歌1000首』の仕事。

数日前、とある出版社からメール。
「原稿の依頼をしているかどうかを確認させてほしい」という。
8月号に短歌を載せてくれる予定になっているそうで
その依頼が行ってるか?というのです。「来てねーし」と返信すると、
いつも早いのにおかしいなと思ってくれたそうです。
ちょうど、晴詠9号に載せるつもりだった作品があったので
抄出して整えて原稿を出しました。8月号は7/15発売です。
自分のうたがこんなに早く掲載されるなんてうれしいわー。
作品のテーマは先日訪ねた群馬県川場村の江口きちです。
発売されたらお世話になった川場村歴史民俗資料館の方にお送りしようっと。

そろそろ帰宅して、映画でも観て過ごします。
左足の痛みは引きつつあるので明日は出かけられそうですが
まん延防止期間中なので自宅にいましょう。
って、いまや都民の誰も思っていないことを書いてしまいました。
そうです。実態はすべていまさらなのです。

昨日、田村厚労大臣が4度目の緊急事態宣言について
「十分念頭に置いている」と述べましたが、真面目な都民の私ですら
へえ、そうなんだぁって思うだけです。

緊急事態って何度もないから緊急事態なのであって
現に第1回目は相当な危機感があった。
緊急事態宣言されようが、まん延防止対策をされようが
結局、個人の問題であってそれぞれがコロナウイルスに
感染しないように心がけるしかないのです。
感染しようとするバカは常識的にはいないんですから。


おしまい。




エポック・ノックと武蔵野ペン

2021-06-25 12:04:44 | 千駄記




2021年 特別企画展 エポック・ノック
6/12~3/29まで神戸三宮「ギャラリー島田」で開催されます。
昨年、お世話になった歌人で画家の南輝子さんからご案内いただきました。
オンラインでも公開されるそうなのでぜひ、ご注目ください。
また、南輝子さんのエッセイ集『神戸バンビ―ジャンキー』が2022.3に刊行されるそうです。




「武蔵野ペン」185号 発行人:川越ペンクラブ
歌人のぬきわれいこさんからお送りいただきました。

<「三月の朝」ぬきわれいこ>より印象に残った一首
白き帆の小さく見えて落日の茜はそこにはろばろおよぶ

エッセイでは「伊佐沼の鳥暦(二)」を面白く読んだ。
伊佐沼では7月になると蓮が開花するという。
蓮の花がハチスになると4種の「サギ」が200~300ほど集まるとのこと。
伊佐沼はわが家から小一時間程度。
最近、個人的に興味津々のサギの観察に行ってみようと思いました。


6/25(金) 曇

昨夜は結局、肉を焼きに行きました。
大阪の社長とわが工場の場内外注の社長と3人。
店に着いたのが18:55。生ビールを4つ。
アルコールは19:00まで。店は20:00まで。
この店通って30年近くなります。
20:30くらいまでいたけど、客はわれわれだけ。
この店にしては珍しい。私も初めてだった。
ランチは盛況らしい。

生業は相変わらず緩やか。ジタバタしても仕方なし。
週末です。この土日はこんな足じゃ野山を駆け巡るわけにもいかず。
映画でも観て、読書して、短歌業に精を出しますかねー。



おしまい。




東京感染者数リバウンドです。

2021-06-24 14:33:16 | 千駄記

奥の奥にいたカケス。


6/24(木) 概ね曇

昨日の記事で、左胸を稀勢の里ばりの負傷して
左足も痛めてしまったとお話をしました。

左足は昨夜から変色し始めましたが、左胸の方は
だいぶんよくなりました。
昨夜はテレビ見て笑うたんびに痛みましたけどね。
足の方はすっかり腫れ上がりまして妹が湿布を
買ってきてくれました。
湿布は先日の妹へのお土産「政治家御用達のサクランボ」のお礼かと
思ったんですが実費を請求されましたよ。世知辛い世の中です。

足を引きずってますと誰彼と「痛風?」と笑われるのも辛いです。
サンダルを探したんですが自宅になかったので
左足は何も穿かずに歩いてますよ。靴履くと痛いので。
今夜は取引先と飲まなきゃいけないし、困ったな。
この週末は自宅待機せざるを得ないかも!

さて五輪。東京都のコロナはすでにリバウンドが始まったそうです。
都知事には最速で感染者情報は入るみたいですから
過労と、リバウンド情報で、寝込んでしまわれたのかもしれません。

五輪開催は決定事項のようですから、あとは観客の有無です。
チケットを持っている人でも再抽選して観客を減らす種目もあるみたい。
開催までひと月を切って、準備にクソ忙しいだろうに、そんなことまで
やるんですから、豊富な資金力があると、つまりはなんでもできるんだな。
無観客にすれば少しはせいせいするんでしょうけれども。

そうそう上野動物園のパンダに双子が生まれたんですって。
にこやかに報道されてましたけど、
いまはコロナと五輪で日本の危機なのに。
そういうことを楽しみにされていた方が
たくさんいるんだなって感心しました。
かくいう私も、コウノトリの雛が巣立ったとかって
撮影に出かけるんですから、似たようなものです。

妹は「7月に京都行ってこようかな」と呟いてました。
毎年、チマキを買いに行ってるんですよね。縁起物だそうです。
「ワクチンも打ってないのにダメでしょ」とアドバイスしました。
が、しゃあしゃあと出かけるのが奴なので
厳しい監視体制が必要です。


おしまい。





内緒話。

2021-06-23 12:00:22 | 千駄記

またサギ。アマサギ。
つんのめりそうですが、鮮やかに木にとまることができます。

6/23(水) 概ね曇

歳はとりたくないものです。
みなさんにだけ教えてあげます。

昨日もみんな17:30で仕舞いました。
が、私は少し偉いので、パソコンに向かって事務作業。
すると、「しゃちょう!」と呼ばれる。
振り向くと座敷わらし。その名を「龍」という。
「おう、なんだよビックリしたな」と応えます。
龍は、わが社の場内外注さんの長男です。保育園年長組。
たまに子守をさせられている子です。ママも来ていた。

缶コーヒーをくれたので「謝謝!」と礼を言う。
彼の両親の国籍は中国ですが日本語は達者ですし、龍も日本語が喋れるようになった。
「しゃちょう!遊ぼう」と誘われます。
「パパはどうした?」と訊くと、ママの自転車を直してるって。
仕方ないのでパソコンを閉じて工場の前の公園に行く。
奴がこれもってけ!と渡した缶コーヒーで子守をさせようという魂胆です。

バスケットボール。ただただパスを繰り返す。
しばらくして、「競争しよう!」と提案される。
10mくらい先に線を引いてそこまで走るというのです。
「おう、いいよ。負けてやらないからな!」と応じる。
砂場の中です。子供が転んだら危ないからね。
その辺は大人の対応です。

私は誰の挑戦でも受ける。

ママに、ようい!スタート!と言ってもらう。
スタートダッシュはほぼ互角。
3歩目くらいから、地面がすごい勢いで近づいてくる。
あれっ、おかしいな。と思うや否や…あきらめの境地になるものです。
すかさず取った前方回転受け身。私、講道館柔道の有段者ですからね。
昔なら、すくっと立ちあがったものですが、
砂の上で仰向けになるって気持ちいい。

ぐねった左足と、どういうわけか左胸を負傷しました。
私、どんな顔してたと思います?
真顔からの苦笑いです。
やおら立ちあがり、全身の砂を払います。
すると、龍が真顔で胸ポケットから落ちたボールペンを手渡してくれます。

私の父が存命だったら「ぶんぐるげったのか?」と訊かれたことでしょう。

昔、運動会でおとーさん方が走ると大概転んで負傷する人いましたよね。
私もそんな年頃をとうに過ぎたことを知ったのです。

寝返りを打つのも辛かった。
今朝、妹に状況を話しつつ笑われる。
笑うたびに、咳をするたびに
稀勢の里ばりに痛めた左胸に激痛が走る。

午後こそ仕事を頑張ります。


おしまい。







人間社会。

2021-06-22 12:45:20 | 千駄記

こちらは仕事じゃないんですが、友人の実家の風呂の
樹脂製のスノコが割れちゃったそうで、ステンレスで
作ってやりました。こないだ自宅に取りに来たんです。
で、「ぴったりハマった!」とLINEが来ました。
お金もらうわけじゃないから、ホッとするわー。
自分で寸法を測れば当たり前にうまくいきますが
友人が採寸したので心配でしたよ。


6/22(火) 概ね晴

短歌業のお話から。
昨晩、十月会の研究発表に使うレジュメの印刷物を出稿しました。
7/13の発表日に間に合わないとシャレにならないので。
画像データが大きかったせいか出稿に3時間近くかかりましたよ。
パソコンのパワー&ネット環境にも寄るんでしょうね。
暇じゃなきゃできない作業です。

生業の方はこまごまとした仕事をこなす日々です。

五輪開催までほぼひと月。
少しずつ代表選手が決まったとか、
五輪の番宣とかが、流れるようになりました。
五輪開催断固反対!って言ってた人たちも静かになっちゃって。

国は、いわゆるモリカケ問題の赤木ファイルを公開したんですってね。
嘘ばっかりつきやがって。挙句に公開って、すごい神経です。

また、飯塚幸三が何の罪もない方をひき殺した事件では
相変わらずトヨタ「プリウス」のせいにして過失はなかったと
無罪を主張してるんですってね。裁判中に自分のリハビリが
辛いってこぼしてたそうです。自分が被害者の家族だったら
裁判は終わりにしてもらって「仇討」に行くかもな。
どうしたって許せないもの。

なんだか理不尽なことばかり。
だからこその人間社会かもしれません。


おしまい。




武尊あらわる。

2021-06-21 14:56:54 | 千駄記

ぼくだって歌人なんですから
たまには短歌を掲げましょ。

6/21(月) 概ね晴

生業はなかなかエンジンかからない。
困った困ったと言ってるうちに6月も
2週間足らずとなりましたよ。
7月になれば今年も後半戦となる。
なんとまあ早い。

先週の金曜日にコロナワクチン接種券が届きました。
結構厚みのある封筒だったので開けるのもイヤ。
今朝、妹に渡してスケジュールの段取りを委託。
来月接種することとなりました。会場行くの面倒だな。

短歌業はエンジン半開。半壊ではありません。
昨夜はわが個人誌の記事を6頁つくる。
あとは、7/13の十月会での研究発表のレポートを書けば
概ね完成します。例会が中止になったら何を書くか
また考えないといけませんよ。

画像は昨日訪ねた武尊山。
夏の雲は豪快です。で、結構美しかったりする。
いまは遠くから眺めるだけでせいいっぱい。
そして満足。

五輪開会式だけは特別に観客席に2万人を入れるんですってね。
筋の通らぬ、理屈の通らぬことばかり。

何から何まで真っ暗闇よ 筋の通らぬことばかり
右を向いても左を見ても 馬鹿と阿呆の絡み合い
どこに男の夢がある (「傷だらけの人生」作詞藤田まさと)

鶴田浩二じゃなくても怒るわ!
って、どうして私の例えは古すぎるのでしょう。
わかってくれる方だけでいいんです。


おしまい。







江口きちを訪ねる。

2021-06-20 17:46:17 | 千駄記

コサギ。

6/20(日) 概ね晴

土日の休みが終わろうとしています。
こどものころは日曜日の夕方は大っ嫌いだったのを思い出す。
ほんとに明日から学校だって泣きたくなっていましたよ。


昨日は夜明けと同時にまたまた鷺を撮影。
小雨降る中を。バカですね。
4時間くらいだらだら撮影して短歌教室の生徒さんを迎えに行く。
毎回おひとりだけ送迎しているのです。
来年88歳になるそうです。

13:00~15:00過ぎまで短歌を語る。
ちょっと早めに切り上げました。
帰りに床屋さんに電話して予約する。
帰宅してから撮影画像の整理。
目鼻を付けたのち床屋さんに行く。

今日は朝から群馬県川場村へ取材に向かいました。
片道2時間。市町村合併ブームもひと段落つきましたが
川場村。村の名前を残して成功した村ではないでしょうか?


川場村歴史民俗資料館。旧川場尋常高等小学校校舎。国の有形文化財。

9:00過ぎ現地に到着。歌人江口きちの短い生涯に触れてきましたよ。
原則として館内の撮影は禁止ですが、今回はお願いして撮影させてもらいました。
無料で配ってる個人誌できち女を取り上げたいのだと説明。
完成したら送るねーと伝えてきました。


江口きちが愛用したミシンとゲタ。


江口きち資料室を後にして、きち女の墓参り。


歌碑を撮影して、雲が切れるのを待って武尊山を撮影する。

さくらんぼが妹の好物なのです。
川場村は名物だよとLINEをすると買って来いと言われまして。
農産物直売所を2か所回るも売ってない。
3軒目でどうにかさくらんぼを手に入れる。
政治家が食べそうな箱に入ってるやつを買いましたよ。
私は、どういうわけかさくらんぼを食べると喉がかゆくなるので苦手。
味は好きなんですけどね。

そんな土日でした。
これから、短歌業に精を出します。



おしまい。








レモンの子。

2021-06-18 17:49:29 | 千駄記

レモンの子です。大きさは10ミリほど。
わが家のシンボルツリーにはこれがいっぱい実っています。
今朝、一個おっこちてました。


6/18 (金) 雨・曇

梅雨時ですね。なんとなくですが
ほんの少しずつ仕事が動き出してます。

毎週言ってますが
今週も私は何もなし得なかったです。
と、言ってる間に今月も半ばを過ぎちゃって。

日曜日で緊急事態が解除されるそうですが
引き続きまん延防止期間に移行するそうです。
なんか、結局どちらにしても飲食店を制御するためだけの
作戦にしか思えないんですよね。
それ以外の規制が思い浮かばない。
私が不真面目なせいもあるんでしょう。

いっそのこと
「飲食店酒類提供禁止宣言」とか
「飲食店営業時間短縮対策」とかの
ネーミングにしちゃったら?

短歌業のお話。
①明日は私の短歌教室。13:00~15:45まで。
高齢の皆さんばかりですが、みなさん元気です。
みなさんワクチンも打ったようですし。
私のところにはいまだに接種券がこないんだよな。
どうにか笑顔で頑張ります。

②年内出版予定の『恋の短歌1000』の選歌継続中です。
選ぶのと同時に分類もしないといけませんし、収載歌人に
極端な偏りがあってもいけません。これからが大変です。

③超結社短歌研究会「十月会」の例会が7/13に開催予定です。
実際開催されますと2020年2月以来になるそうですが、
やるんでしょうかねぇ?やるかやらないかが気になるのは
研究発表するのが私だからです。
レジュメは印刷すればいいようになっていますが
話術に極端に劣るものですから私なりの台本を用意しないと
立ち往生してしまうのです。
中止になるなら台本作りはしたくないですし。
やるのかなぁ。やらないのかなぁ。
はっきりしろ!

④私の個人誌「晴詠」9号は原稿書きやら編集やら
進行中です。昨夜も7枚ほど原稿書きましたしね。
ま、好きなことや知っていることを書くわけですから
問題ないです。とにかく書いてあとから「てにをは」やら
言葉遣いやらを直してゆきます。



おしまい。


「さきほど」のこと。

2021-06-17 12:01:17 | 千駄記

またサギ。ゴイサギ。


またサギ。チュウサギ。


6/17 (木) 雨・曇

①さきほど、ざざーっと雨が降りまして
本日出荷する段ボール梱包の品物が
びしょ濡れとなる。いま梱包のやり直し。
②さきほどお客さんから電話があって
「5月に納品してもらった製品の型番を間違えて
発注していたので交換してくれ」と言う。
間違いは誰にでもありますから交換しますけど。
③さきほどFAXがきまして、完成済みの製品を
「6/21に引取る」と書かれている。
そのお客さんは毎月20日締めだから代金回収がひと月延びる。
こちとら手間も材料も今月締めで支払うのに。

暇なときに限ってこんなことばかり。
またボヤいちゃって愚痴っちゃいましたよ。

そろそろ週末の気分になりつつあります。

こちらは「良いさきほど」ですが、
さきほどメールがあって。
先日、重版された『短歌文法入門』(飯塚書店)の
印税を振り込んでくれるそうです。ありがたいねー。
妹に自慢したら「ウナギ奢れ」と言われました。
経済を回さなきゃいけないから「いいよー」と応えましたよ。
考えてみると何も無くたってオレ、奢らされてんだよな。

この土日は短歌業に力を入れます。
今週の土曜日は午後から私の短歌教室。つまりアルバイト。
天気が良かったらどこかで鳥を撮影してから教室に向かいます。
日曜日はパーフェクトリバティなので
「晴詠」9号(9/15発行予定)の取材に行こうと思ってます。

コロナの緊急事態宣言も沖縄以外は解除されるとか。
飲食店の酒類の提供は19:00までにするんですってね。
仕事を定時に仕舞った人が飲食店に殺到したりして。
ワイワイガヤガヤ一気に飲んで大騒ぎの大混乱になったりして。
それまでして、私は外で酒を飲もうとは思いませんが
「二人以下」で静かにだらだら飲んだ方が安全じゃないの?
医師会会長だって彼女と二人でしっぽりと寿司をつまんでいたし。
専門家の方がコロナ感染については詳しいでしょうから
対策はお任せせざるを得ませんけど。

間違ってんじゃないの?


おしまい。




雨季到来。

2021-06-16 12:01:53 | 千駄記

あの日の海は二人のために輝き
あの日の山は二人のために聳えてた
あの日のすべてを今日も夢みる
誰も知らない誰も知らない
さみしがりやの若者の心

1968年、万里村れいとタイムセラーズの
ヒット曲「今日も夢見る」をお送りしました。
リアルタイムでは当然知らないけれども
このうた好きなんだよ。


6/16 (水) 雨・曇
気象台が6/14に関東甲信地方が梅雨入りと発表したそうです。
なんで梅雨入りを宣言するのかな。
日本の微妙な四季の移り変わりを国民に意識させるためか。
春と夏の間に「雨季」を入れたら?って提案が昔あったような気がするけども。

午前中、製品の仕上げに使う研磨機のデモを見ました。
手作業で時間がかかるなら機械を使って能率を上げようって
ことですが、仕事が薄いから早く仕上がっても困りそう。
しばらくデモ機をお借りしてテストを繰り返す予定です。

電話は事務機の営業くらいしか鳴りませんし
FAXも金貸しか、中古機械の買い取りか。
メールに至っては相変わらず数多く来るけれども
「コレ欲しいでしょ?」「欲しくない?」と
私の財布を狙うものばかりです。

さて、東京五輪は7/23開幕。いよいよ迫ってきましたよ。
スポーツ観戦は嫌いじゃないけど今回はどうでもよくて、
やるならやりなさいって感じ。賛否あるようですが
政治家は選挙中じゃないんだから庶民の意見は聞かないでしょ。

本日、東京五輪の野球代表メンバーが発表されました。
すべてプロ選手。私、野球好きなのに興味ないわー。
こんな時だからこそオリンピック精神に立ち戻り
オールアマチュアで代表を選んでもよかったんじゃない?
ま、スポンサーがついて競技だけに集中できる
立場になった時点でアマチュアじゃないわけで
実力がある純粋なアマチュア選手なんて
日本にはもういないのでしょう。

せめて「心はアマチュア、腕はプロ」の精神で挑んでもらいたいものです。

とにかく五輪を開催することによって
大儲けできる人がたくさんいるってことは間違いなく、
コロナにしても便乗して大儲けしている人もたくさんいるってことで、
そういう人には敵いませんよ。私は。

コツコツ、地道に、実業に励んでいれば
良いことがあるって、時代じゃないんだよなぁ。
負け惜しみで終わります。


おしまい。







『低山に遊ぶ*花と短歌と*』赤嶋浩子

2021-06-15 12:03:51 | 短歌情報

『低山に遊ぶ*花と短歌と*』赤嶋浩子 非売品

昨日、彩短歌会(代表・平林静代)の赤嶋さんからお送りいただいた。
2015年に『わたしの50名山』、19年にその続編を出版されている。
まえがきに「2019年末で山行回数は986回」とある。健脚どころじゃない。
山行の仲間に恵まれることは赤嶋さんの人柄によるものでもあるだろう。

赤嶋さんと知り合った(お目にかかったことはないのだが)きっかけは
私は2年前から「猛禽類の短歌」を研究していて、その資料に
赤嶋さんの「ハイタカ」のうたを掲載したいとお願いしたことである。
ハイタカのうたを見つけたのは平林さんが発行した彩短歌会の作品集の中であった。
図々しいことに平林さんに連絡し、赤嶋さんの許諾を得るという
われながら多少の情熱がないとできないことであって…
それからの縁なのである。


本書の96~97頁を紹介する。
全105頁がこのようなスタイルでまとめられている。
山行と短歌。文章力も確かであって、これこそ
情熱がなければ編むことのできない一冊であろう。
ここに掲載されているサンコウチョウは野鳥愛好家の眼の色が
変わる代表的な夏鳥だが、私は未だに撮影したことがない。
すべての頁に写真が掲載されているが、お手紙には
「写真は友達からもらったので本書は非売品にしている」
とのことだった。

本書は低山に登ってみようと思う人にとって貴重な資料である。
全50山+番外古利根川が載っている。

私が訪ねた山もいくつかあったが
No45の武尊山(ほたかやま)は中でも印象深い。
歌人江口きちが思い出されるからである。
きちは1938年に26歳で命を絶ったがその生涯は想像を絶する。
きちの短歌もまた私の心を撃ち止まず。
話が逸れた。

赤嶋さんには
写真を提供した方の氏名を掲載し、定価をつけても良かったのに
と言いたいな。


最後に赤嶋浩子さんのハイタカのうたを紹介する。

線となり楕円となりて空を舞う鷂(はいたか)一羽をまなこに追いぬ      赤嶋浩子