詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

蕾とハチス

2016-07-31 09:06:07 | 気になる蓮


気になる蓮のコーナッ!!
本日は朝から気温急上昇。
東京では都知事選の投票日です。
私は定時に出社して休みがちな社員を
待っているところです。
「今後のことについて話し合いたい」と
言うわけです。
好青年だっただけに残念&憂鬱です。

さてさて、愚痴はこの辺にして。
掲げました画像をご覧のように
向かって左の小舞妃という品種は
以前咲いた花が立派なハチスに
成り果てまして・・
この猛暑では干からびるわけです。
が、次の蕾がそこそこ育っています。
向かって右のクリスタルビューティは
白い蓮が咲くはずですが不発です。



LET IT BE

2016-07-28 11:42:59 | 気になる蓮


LET IT BE
早いもので七月も終わります。
そうそう、関東も梅雨が明けたそうです。
すべてなすがままに

「蓮」8号の原稿締切は8月末です。
皆さんお待ちしております。
メールで原稿を送る方は

shiikatankyusyahasu@yahoo.co.jp

までお願いします。




梅雨明けやらず

2016-07-26 11:23:04 | 気になる蓮


昨日のパソコンクラッシュのお知らせのあと
宵の口に電気屋さんへ修理をお願いしてきました。
二週間くらいかかるそうです。
「蓮」編集部にパソコンが無いとなると
やはり手持ち無沙汰ですな。
パソコンがある世帯が50%を越えたのは2000年だそうです。
こんなことだって検索すれば知ることができる。
私はちょっとした原稿を書くことだって手書きではできません。
ですからパソコン、ワープロの無い時代の
短歌の評論などを拝見しますとやはり、頭の良い方々が
活躍されていたのだなぁと痛感します。
しかし、そんなパソコンすら使えない人が
増えつつあるとか。
スマホやタブレットの普及が原因だそうです。
パソコンを立ち上げる(妙な言葉ですが)ことすら
できないとか、検索の仕方もわからないとか。
便利過ぎて不便な世の中が近くまで来ているようです。

本日の画像は
Adobe Illustrator&Adobe Photoshop CC
というソフトで作ってみました。
「蓮」という雑誌を充実させる為のトレーニングです。
自由自在に使いこなして第六の人生に役立てたい!

今日は朝からうす曇り。梅雨空です。
関東甲信地方の梅雨明けはまだ発表されていません。
私の工場はエアコンがないので真夏の作業場は
40度を越えます。今日は実に働きやすい環境です。



モンキートレインに乗って72

2016-07-23 10:44:31 | 詩歌探究館Web



『モンキートレインに乗って72』出版祝賀会に出席しました。
(7/22 東京ガーデンパレス於)
このアンソロジーは「十九年の会」によるものです。
お手紙や著書などを頂戴するばかりで
初めてお会いする方ともお話でき
有意義な一夕となりました。



ご指名により祝賀会半ば
森 水晶が大野とくよ(じゆうにんの会)さんからの
花束を代理でお渡ししました。




琵琶湖ハスロスとか。

2016-07-21 16:50:52 | 気になる蓮


国内最大級のハス群生地として知られる
滋賀県草津市・烏丸半島の琵琶湖岸で、
例年なら湖面を埋め尽くしているハスの葉が
全く見られない異常事態が起きている。

と、ヤフーニュースにありました。

ミドリガメが芽を食べたとか
生育環境の悪化だとかが
考えられるそうです。

ハスの葉で埋め尽くされた湖面に船で入っていく
「ハスクルージング」もキャンセルが相次いでいる
とのことです。

いつか見たい景色です。
蓮の復活を願うばかりです。







梅雨寒です。

2016-07-21 13:54:27 | 気になる蓮



東海地方までは梅雨が明けたそうですが
梅雨寒です。
仕事をしていますと
事務室よりも外の方が
涼しい。
これは事務室が物置だったせいで
断熱に優れておらず
昨日までの熱気が壁や天井に
こもっているからと思われます。

画像は先日の「古代蓮の里」の一枚。


土屋文明記念文学館

2016-07-17 19:22:54 | 詩歌探究館Web


連休の谷間。早めに仕事を仕舞って
文明記念文学館に行ってまいりました。

クルマで二時間。そこそこの渋滞でしたが
苦になるほどでもなく。



何年ぶりかの訪問です。

常設展の見所は、文明の直筆資料は貴重ですが
なんといっても「三十六歌人の人形と歌」です。
ぼくはこれを歌人フィギュアと呼んでいます。
お気に入りは木下利玄です。



この歌人フィギュアは人気があるらしくこんな
本が出版されたようなので買ってきました。



企画展は現代女性歌人展でした。
色紙と文章が展示されています。



詳細はこの秋発行予定の「蓮」8号の「詩歌探究館」で。



暑中お見舞い申し上げます

2016-07-13 17:36:46 | 詩歌探究社「蓮」情報

古代蓮の里

2016-07-10 13:54:36 | 気になる蓮


本日、5時に自宅を出て行ってまいりました。
行田市の「古代蓮の里」。
東北道を下ること一時間ほどで到着。
朝のうちは小寒いくらいの撮影日和。



三時間ほど滞在しました。



入口から向かって右の一番奥の「水鳥の池」には
2mを越えるような立派な蓮も聳えていました。




195センチのぼくが見上げるほどです。(195センチは言い過ぎました)



さて、今回、古代蓮の里を訪ねたもうひとつの理由は
ゆるキャラ対決をするためです!!
さあ、どちらのキャラが優れているでしょうか?



格好いいのは蓮坊やですが
つぼみちゃんのキャラが立ちすぎているのがわかります。








人間しんぼう。

2016-07-09 13:44:16 | 蓮の歌



蓮の葉の上に転(まろ)べる露の玉人間しんぼう私びんぼう
石田比呂志 第13歌集『邯鄲線』(砂子屋書房)

花の盛りは短くて
小舞妃という蓮はすっかり
ハチスに成り果てました。

さてこのうたは下の句が印象的。
<人間しんぼう私びんぼう>の響きと
その表記によって
辞書には見当たらない言葉ですが
なぜか「さびしんぼう」と聞こえてきます。



正岡子規の話

2016-07-08 11:11:45 | 詩歌探究館Web



そこそこ暑いです。
本日は正岡子規の小話です。
昨日、私の町工場にお中元として
お菓子を頂戴しました。
箱にはこんなうたが書かれてました。

武蔵野に春風吹けば
荒川の戸田の渡に
人ぞ群れける     子規

子規と書いてあるからには
正岡子規のうたなのでしょう。
埼玉戸田と東京の間には荒川が流れています。
今や、戸田橋、笹目橋と立派な橋が二本あります。
昔は「戸田の渡し場」があったようですが
子規が戸田~大宮辺りを旅した頃には
戸田橋は完成していたようです。

わが町工場の近くには戸田競艇があります。
車を走らせれば浦和競馬、川口オート、
大宮公園の中には競輪場があります。
なかなかの場所に立地しているわけですが
昔は職人の無断欠勤など当然の世界で
「あいつ来ねぇなぁ」と話していると
「今日は戸田の準決じゃねぇか?」となるわけです。
捜索する場所は競艇場。
柵に凭れて立っている奴なのであります。
ギャンブルには好みがあるらしく
オート好きな奴の場合は
川口まで迎えに行かなければなりませんでした。
こんな世界から
私が短歌の世界に羽ばたいたのは謎。



蓮坊や波に乗る。

2016-07-07 11:10:02 | 詩歌探究館Web



先日も書きましたが
冬に「寒いですね」、「冷えますね」という
常套句があるからといって今日みたいな日に
「温(暖)かいですね」と言ったら叱られます。

関東周辺ではそろそろ海開きです。
私の青春晩期は
房総半島に暮らしていましたので
年がら年中、海に遊びました。ひとりぽっちで。
ヨット、ボート、潜水、釣り、潮干狩り。
当時はバブルでしたから、船舶免許と
ダイビングの講習会を受けると
個人向けの一人乗りではありますが
「潜水艇」が操縦できるってんで
そんな資格を取ったりしました。
ちなみにレジャーダイビング(潜水)には本来免許は
存在しません。
私は海中で仕事ができる「潜水士」の資格を持っています。

蓮坊やのように波乗りしたいなぁ。



サラダの国から

2016-07-06 17:50:30 | 詩歌探究館Web



書庫は「詩歌探究館Web」にしましたけども。
猛暑うがないね(もうしょうがないね)・・って言うくらい
暑いので、さわやかにサラダの話でもいたしやしょう!

本日七月六日はサラダ記念日。
『サラダ記念日』は1987年発行、今年三十周年です。
商業誌でも特集が組まれています。
この歌集との出会いは万智ちゃんブームになった頃。
久しぶりに実家に帰ったときでした(寅さん風にね)。
遊び人の妹(さくらではなく幸子と言う)が
飲んだくれて帰ってきまして
「これいま流行ってんだぜ」って、
『サラダ記念日』を見せびらかしたのです。
私はその頃、ポエムチックなものを「詩とメルヘン」という
雑誌に投稿したりしていたもので
兄貴も興味があるだろうと思ったのでしょう。
ぱらぱらっとめくり、なるほどな。流行ってんのか。
と、思ったものでした。
時代の空気にも乗っかって大ベストセラーになったのは
ご存知のとおり。サラダ記念日は短歌を変えました。
そうそう「男はつらいよ」でも<寅次郎サラダ記念日>ってのが
ありましたね。

いずれにしたって最も売れた歌集。
「人口に膾炙している作品ですが・・」などと
言ってベテラン歌人は私の知らない短歌を
紹介することがありますが、本当に「人口に膾炙する」と
言えるのはこの当時の万智さんの作品だけかも知れませんね。
当時、参加していた詩の同人誌の中でもずいぶん
話題になったのを憶えています。
のちのち、このサラダは「カレー風味の唐揚げだった」と
種明かしされましたけれどもやっぱりサラダ。
サラダが一番。

「サラダ記念日」には比較的、何かの影響があるな・・
と思われる作品があるので、もしかしたら
イルカ(人間のほうの)の1978年のシングルヒット曲
「サラダの国から来た娘」あたりから
インスパイアされたのかもしれません。



蓮の花咲く

2016-07-05 10:04:56 | 気になる蓮
「気になる蓮」のコーナッ!!!
今朝は肌寒いな・・といつものように
乾布摩擦のために庭に降り立ちますと(嘘です)



なんということでしょう?
蓮が咲いているではありませんか?(サザエさんの声で)
盆栽町で蓮根を買い求めて二ヶ月余り。
見事に一輪咲いてくれました。
風に揺れ、あたかも香りを放つかのごとしです。
いつまでも花芽が出ず、泥から根が浮いてしまったり
ぼうふらがたくさん現われたり・・。
豪雨予報に鉢を雨よけに移動したり。



次は白い蓮の花を待つことにしましょう。
こちらは花芽がいくつかあるのですが案外伸びず
咲くか否か。まさに白蓮もきっと美しい。




ちなみに古代蓮の里では、圧倒的にすごい蓮が
(行田市・https://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/)
たくさん咲いているはずです。昼間は花が窄みますので
早朝にぜひどうぞ。今が見頃とのことです。
私も今週末に行けたらなぁと思っています。
古代蓮の前で感動の余り号泣している大男がいたら私です。



一応「せし」と「しし」

2016-07-04 14:20:23 | 気になる蓮


蓮じゃぁ、ないんですがね。
何度でも言います。
暑いです&懐が寒いです。
短歌を語らず、蓮と檸檬の話ばかりで恐縮です。
それだけ語れるような、語って良いような
ことのない日々を生きているのでしょう。
お付き合いの程を。
レモンを植えたのは、そう、忘れもしない・・
東日本大震災の年でしたか、その翌年でしたか。
ここは「忘れてんのかい!」ってツッこみどころです。
たぶんそう平成24年、今から4年前の春でした。
その年は実がひとつ生り、冬には葉が全て落ち
完全に枯れ果てたかと思いましたが
翌年には枝葉が伸び実は生らず。
昨年は実がひとつだけ生りました。
いずれにしても
今年はご覧のようにたわわなのです。
動物はおろか植物すら育てる資格のない
暮らしなのだと自らに言い聞かして参りました。
ここは「言い聞かせて」かも知れません。
そうそう
短歌では「せし」と「しし」ってよく迷いますね。
原則として
<漢語につくのは「せし」、それ以外は「しし」>
だそうです。短歌の偉い先生が仰っていたので
間違いなかろうかと思います。
辛うじて短歌の話に持ってくことができました!