詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』

2018-08-10 15:20:14 | 短歌情報
      

   
  お陰様で『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』は好評をいただき、短歌教室のテキストとして使用されたり、図書館などにも多数置かれているようです。増刷も決まりました。
 全国書店に置かれていますが、店頭にない書店、ネット書店、版元の飯塚書店にてもお取り寄せ可能です。
 短歌を始めて数年の方を対象に執筆されたものですが、始めたばかりの方やベテランの方にも大変面白い内容となっています。
 ぜひ、お手に取ってご覧ください。
 詩歌探究社 蓮 は今後も、皆様に喜んでいただけるような短歌関係の企画に積極的に参加したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 

 ※先日、神保町の三省堂に行った際、短歌コーナーを覗いたら、短歌の入門書関係は一番上の棚に多く並んでいましたが、『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』は一番上と真ん中の段にも置いていただいて、「今さっき」一冊売れたよう形跡もあり、ありがたく、嬉しかったです。
 元「蓮」同人の糸田ともよさんのブログ「夜光席」によると、糸田ともよさんの歌集『しろいゆりいす』(コールサック社)と並んで(ひとつおいて隣に)、札幌のジュンク堂に、『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』が面出し(表紙をみせて)されていたとのこと、これも嬉しいです。 まだ、入手していない方、どうぞお手にとってご覧ください。よろしくお願いいたします。                                                          



※以下Amazonより

商品の説明
『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』 日本短歌総研 飯塚書店 1728円(税込み) 

内容紹介
短歌を始めて数年経つが、このところ今ひとつ良い歌が作れない、マンネリを感じる、今のままででいいのか、等々の悩みを持つ短歌実作者の質問に、現代活躍中の歌人9名がそれぞれの得意分野について、その具体的解決法を提示し答えます。旧仮名遣い・文語文法・写生・作中主体・比喩・オノマトペ・韻律など作歌に欠かせないポイントは全て網羅した、ステップアップ指南書です。

著者について
執筆者:梓志乃・石川幸雄・井辻朱美・小谷博泰・水門房子・武田素晴・萩岡良博・森水晶・依田仁美
カバー画:川田茂




詩歌採集 1064 佐藤よしみ

2018-08-09 12:10:07 | 詩歌採集
        

 歩を合わせやる一人なく黄昏(こうこん)の町に香りの強きを乞えり               (佐藤よしみ 「帆」21号)

 元「蓮」の佐藤よしみさんの個人誌「帆」21号です。孤高の個人誌です。「筋を通して」います。うつくしい!ブラボー!と言いたい。
 「蓮」誌で連載していた「琉歌(うた)の見える場所」の続き(今回で10回目)も掲載されています。




詩歌採集 1062 福島泰樹

2018-08-08 11:54:41 | 詩歌採集
          

       (photo: Suishou.M)

      突如として前衛短歌は現れたのではない。前衛とは、正視しえない現実に抗して、なおかつ直立しようとする強靭なその精神の反乱であり、その所産としての文体の謂なのである。断固として、モダニズムなどではない。                              (福島泰樹 『青天』)

 塚本邦雄と小笠原賢二に捧げた歌集『青天』のなかの、塚本への「弔辞」と題する文章のなかの言葉。前衛短歌を説明すると、「比喩の導入」「句またがり」「記号の利用」などの技法、あるいは「作中主体が=作者ではない」等々を言われることが多いが、私が思う「前衛短歌」というものは、福島泰樹の上記の言葉に近い。そして、この言葉は熱く、悲壮感のようなものが漂うが、私は、「文学の面白さ」「読む(或いは耳で聴く)楽しさというものがたいへん多くあるのが前衛短歌だと考える。写生や写実系の短歌に多くある、「素朴な自分の日記」のようなものではなく、読者が面白いもの、読む楽しみがあるもの、文学の世界のなかで遊べるもの、というような要素がある作品だと考える。 この言葉の福島泰樹も含め、塚本邦雄や寺山修司の短歌は、ほんとうに面白い、読む楽しみに溢れている。自己満足の日記ではなく、まぎれもない「文学」なのだ。



『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』

2018-08-07 13:21:06 | 短歌情報
      

   
  お陰様で『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』は好評をいただき、短歌教室のテキストとして使用されたり、図書館などにも多数置かれているようです。増刷も決まりました。
 全国書店に置かれていますが、店頭にない書店、ネット書店、版元の飯塚書店にてもお取り寄せ可能です。
 短歌を始めて数年の方を対象に執筆されたものですが、始めたばかりの方やベテランの方にも大変面白い内容となっています。
 ぜひ、お手に取ってご覧ください。
 詩歌探究社 蓮 は今後も、皆様に喜んでいただけるような短歌関係の企画に積極的に参加したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 

 ※先日、神保町の三省堂に行った際、短歌コーナーを覗いたら、短歌の入門書関係は一番上の棚に多く並んでいましたが、『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』は一番上と真ん中の段にも置いていただいて、「今さっき」一冊売れたよう形跡もあり、ありがたく、嬉しかったです。まだ、入手していない方、どうぞお手にとってご覧ください。よろしくお願いいたします。                                                          


※以下Amazonより

商品の説明
『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』 日本短歌総研 飯塚書店 1728円(税込み) 

内容紹介
短歌を始めて数年経つが、このところ今ひとつ良い歌が作れない、マンネリを感じる、今のままででいいのか、等々の悩みを持つ短歌実作者の質問に、現代活躍中の歌人9名がそれぞれの得意分野について、その具体的解決法を提示し答えます。旧仮名遣い・文語文法・写生・作中主体・比喩・オノマトペ・韻律など作歌に欠かせないポイントは全て網羅した、ステップアップ指南書です。

著者について
執筆者:梓志乃・石川幸雄・井辻朱美・小谷博泰・水門房子・武田素晴・萩岡良博・森水晶・依田仁美
カバー画:川田茂