岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

世の中の変革

2021年08月22日 | 生活

令和3年8月22日(雨)

今日は朝から小雨で蒸し暑い。今日は町内の協働作業で神社の清掃とお墓の清掃作業が有ったため参加してきました。前は婦人会の作業だったのですが参加者が少なくなって自治会の事業になりました。なので今は男性も参加して作業するようになりました。

前は婦人会の事業だったのですが男性の一人暮らしは参加しずらく自分は参加を取りやめていましたが、近年は女性の参加も少なくなって自治会に男性にも参加要請が来たという事です。高齢化も相まって女性の参加する人数が毎年少なくなっていて今日の女性の参加者が8名でした。皆高齢で重いものなど持てないので男性が板戸の引き上げやテーブル等の移動、水の運搬などの作業を行います。自分はいつもその役割になります。他の男性陣は何故か女性陣と作業したくないようです。確かに、女性は只管喋っているし、口五月蠅いけど、自分はあまり気にならないので特に問題はありません。男性陣は神社周りや集会所の周りの草刈りをします。

では、掲題ですが、知り合いのたばこ農家さんが今年でたばこの栽培を辞めると言ってきました。理由を聞いたらJTがヨーロッパの企業と経営統合して本社機能をヨーロッパに移ったことと、彼らが栽培しているたばこの品種がJTのニーズに合わなくなってきてJTから廃業希望を募集していて廃業すれば協力金が出るという事でした。サラリーマンの早期退職勧奨という事でしょうかね。近年、当地域では立ち枯れ病が蔓延していて、圃場を転々と移動して栽培していましたけどそれにも疲れたという事でしょうか?当人は廃業のタイミングを見ていたらしいですが、協力金を頂けるならこの機会に辞めるという事でした。JTのホームページを見てみたら、国内よりも海外向けのたばこが規模が大きくなっていて、日本産たばこの葉が海外向けには合わないことも要因らしいですので、たばこ農家を減らすという事が経営方針らしいです。聞いたところによると自分の知っている大型農家さん3農家も辞めるという事でしたね。

当人に今後の生活基盤はどうするのか聞いたところ、水稲栽培は続けるそうです。ただ、水稲だけでは食べて行けないので自分の趣味で取得してあった船舶免許を使って船に乗ると言ってました。水稲栽培もあるので遠洋は無理なので近海で何かの船に乗るんでしょうね。その他の農家さんはたばこの代わりにネギ栽培する農家さんや新たな経営形態を考えている農家さんもいるみたいです。大型農家さんなので大型の農機はどうするのかな?如何シフトしていくか見ていきたいと思います。

世の中、たばこを吸わない人が増えて来てJTも国内だけでの経営は苦しいので海外に出て行っただろうけれども、今後は他の業種もそういう事が起こり得ますね。また、皆、ねぎ栽培に転換していくけれども大丈夫かな?自分の知り合いのねぎ専用農家さんと先日、話したけど規模拡大は辞めるという事でした。理由は人件費を掛けて規模拡大しても大きな利益にはつながらないと言ってましたね。此れからは損益分界点を見極めて規模を決定していくと思うけど、人を集めるのも大変らしい。

家から外に出ると、色んな人が話しかけてくるし、やはりいろんな情報が入ってきて楽しいね。

明日は、外に出るかな?

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