岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

どうすんだコリャ―

2023年10月26日 | 百姓

令和5年10月26日(晴れ)

今日は朝のうちは濃霧でしたが一日中晴れでした。体調も腰は痛いけど良しの感じ。

という事で、今日は玉ねぎの定植作業をやりました。購入してあった苗は約400本。量的には沢山ありますね。屈んでの作業で腰は痛いけど午前中には終わりました。ところが400本の苗では畝1本にも満たない。空いた畝がガッチリ残ってしまいました。「どうすんだコリャ―」

このままでは畝と肥料なんかが無駄になるので慌ててホームセンター巡りして玉ねぎの苗を購入してきました。鮮度も品質も悪くて枯れかかっている苗で50本/400円がダンピングして200円でしたので取りあえず10束、500本を買ってきて植え付けました。半分、枯れかかっているので根着くかな?取りあえずチャレンジです。一応、畝2本は埋まりました。あと2本はどうすんだ?

1畝はニンニクを植えるとして残りのもう1畝はどうしようか?空けておいても勿体ないし、程度の悪い玉ねぎの苗でも買ってきて植える対処は明日考える。

先日の苗屋さんで「ヒロッコ」の球根を無料で頂いてきた。自分は栽培はしたことないけど、当県の県南地方ではたくさん栽培されているようで毎年、春になるとニュースになる野菜です。ネットでググると「ひろっこ」は「アサツキ」の若芽となっていますが、自分的にはラッキョウと野蒜の中間的な野菜と思っています。一寸、ピリ辛で味噌漬けて食べると美味しいと言ってましたけど、取りあえず植えておきました。来春、食べてみたいと思います。一寸、楽しみ。

という事で玉ねぎの定植風景でした。

明日も体調次第で頑張りますか。

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今日も畑作業

2023年10月24日 | 百姓

令和5年10月24日(晴れ)

今日は朝からお天気が良くて農作業日和でした。なので玉ねぎの定植のために畝造りをしました。

先ずは昨日、畑に肥料や農薬を散布しておいた圃場に今日はペレット鶏糞をたっぷり散布して耕起しました。このペレット鶏糞はJAから購入したものなんですが、昨日から交渉していて漸く手に入れました。自分の希望する物とは違うんですが、JAが農家さんからの依頼により稲刈りあとの田んぼにバラ散布するために用意したものをフレコン1袋(500kg)を譲り受けました。価格は小袋(15kg/400円位?)で買うよりフレコンなら結構安くて500kgが3800円なんですよ。安いよね。

当然手散布ですが、1時間ほどで終わりましたね。

次は耕起ですね。一昨日迄強雨だったため、土の水分が高かったですが待っていてもそう簡単には乾かないので強引に耕起です。

次に畝立てでマルチを張ります。勢いで4畝作ってしまいました。まいっか!一畝はニンニクを植える予定なのです。残りの3畝には玉ねぎを植えますが苗300本で何処まで埋まるかな?埋まらなければ苗を追加購入して埋めましょう。

今日の畑作業はここ迄です。体調が悪くても動き出せばしっかり作業していましたね。

明日は玉ねぎの定植をやってみますね。ニンニクはその後ですね。

世間では、漸くT君が稲刈りを始めましたね。倒伏の稲は大丈夫かな?

当県では熊被害が過去に例を見ないほどの件数が出ています。もう9月以降、毎日、ニュースになります。この圃場の奥の方にも熊の足跡がありました。此処は住宅地なんですが、住宅の脇の畑にも熊の足跡がありました。此処は周りに一寸、杉林が有って山が無いのに熊が居るんです。そもそもこの集落の神社が「熊野神社」という名前だし、住所も熊の下○○番地というのが有って昔からここにはクマが居るんですね。

全国的に熊被害が多発していてニュースになると、熊の専門家というのが出て来て山に餌となるドングリやブナの実が不作なので熊が餌を求めて里に出て来るとか言ってますが、机上の空論ですね。熊が里に下りてくるのは個体数が多くなりすぎたからなんですよ。個体数が多く成れば山で餌が足りなくなって里に下りて来るしかなくなるんです。山には山栗の木などもあるので餌が無いという事はないのです。自分が子供のころは山で遊んでいましたから、山の奥深く迄入り込んでアケビ、こはぜの実やキノコを採って遊んでいましたが一度も熊に会った事は有りません。今は奥地の田んぼに行っても日常的に熊と会いますから、それだけ数が多いという事です。事故を防ぐには個体数を減らすしかありませんが、熊を駆除すると「熊をなぜ殺す!」「熊を殺すな!」という苦情の電話が役所に殺到して仕事にならないらしい。テレビの前に居て安全な場所でニュースを見てクレームの電話を掛けてくるんでしょうからそういう人は秋田県に来て住んでみてください。朝早くや夕方に農道を散歩してみてください。皆さんが言う可愛い熊さんと会えますから腕の1本でも差し上げれば満腹して山に帰るかもしれませんね。

明日は玉ねぎを植えますかね?熊出ないと良いけどね!熊スプレーを持って行くかな。

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今日はフルタイム

2023年10月23日 | 百姓

令和5年10月23日(晴れ)

昨夜は夜半まで豪雨で雨音が凄かった。当然、圃場は水浸しです。

という事で今日は加工米の補助金の申請で市役所に行ってきました。幾ばくかのお金がもらえるので申請しておきます。その足で田んぼの借地契約が今年で切れるのでそれも農業委員会に行って再契約のために契約書を作成していただきました。自分的には体調も良く無いのでもう引退したい所なんだけど、農家さん達は皆、継続希望なんで圃場整備が始まる迄、頑張るか!?頑張れるかな?

その後は、玉ねぎを植えたいと思って昨年、苗を買ったホームセンターに買いに行ったら良い苗が無くて、それでも程度の良い苗だけ買ったのですが、なんか納得いかなくてホームセンターを数軒回ったのですが今以上の良い苗が無くてがっかりしていたのですが、そこで考えたのが隣の市の朝市が開催(カレンダーで末日が3日と8日開催)がされている日だったのに気が付いて、もしかしたらそこに苗が売ってるかもしれないと行ってみました。

朝市なんですが、もう昼近くでお店が締まっているなら諦めるつもりで行ったら、お店が開いてて比較的良い苗が有りましたので200株購入しました。此処はタネ屋さんというか、苗屋さんという事です。春は野菜苗を沢山販売していると言ってました。自分も野菜苗を販売しているとは言いませんでしたけど。この画像で見えてる玉ねぎの苗は富山県から仕入れたそうです。例年は岩手県の種苗メーカー(自分も知っている)から仕入れているそうですが、今年は苗が短くて、已む無く富山県から仕入れた(100株/束 950円)のですが、この状態では数日のうちに定植しないと苗が駄目になるんで此れは断念しました。

次にこちらの苗は先ほどの苗より値段が一寸、高め(25株/ポット 300円)ですが日持ちします。自分は今日以降、畝を作るので日持ちの良い方を選びました。品種もしっかりしているし鮮度も良いですよね。8ポット(200株)購入しました。品種は「キーパー808」という事でネットで見ると新品種で「貯蔵性が高い秋まき中晩生の黄タマネギ」という事なので良い苗を買えたという事なんでしょうね。結果オーライ!

ホームセンターで買ったのは90株程でしたので結果的には300株程調達した感じです。

午後は屑米を出荷して米関係はほぼ終わりで後は農機具を清掃して格納すれば完全に終了ですね。支払い関係も一通り終了しているので一安心です。こっちの作業はゆっくりやっていきます。

その後は、玉ねぎを植える畑を準備しなくてはなりませんから、本宮圃場に肥料と農薬を散布しました。今年はこの場所に4畝(50m長)ほど作って玉ねぎを植え残った畝はニンニクを植えます。今年の夏の収穫は小田道圃場だったのですが土が固くてニンニクは取り切れませんでしたから今年はこっちの本宮圃場に戻りました。

散布した肥料:苦土石灰、牛糞堆肥、化成肥料  農薬:根切り虫対策で「ダイアジノン 粒」

圃場は昨夜までの強雨で湿っていますので耕起まではしませんでしたが、明日、お天気が良ければ耕起して、畝立てしてマルチを張ろうかと思っています。マルチを張ってしまえば空き時間で定植できますからね。

という事で、今日はフルタイムで働きましたね。体調も良さそうなので明日も作業の優先順位を考えて作業したいと思います。体調が良いとモチベーションも上がるしね。

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農道の共同草刈り作業

2023年10月22日 | 百姓

令和5年10月22日(にわか雨)

ここのところ3~4日は雨続きで数日は強雨で警戒レベル3が出ていました。半端なく雨が降っていますね。今日は午前中は弱いにわか雨で外作業は可能でした。なので、草刈り作業も出来ましたね。

ということで今日は奥地の山岸の農道の草刈を共同作業で実施しました。この農道を通るのは今はほぼ自分一人なんです。自分の田んぼの上流域の田んぼは全て不耕作になっていて、下流域も大分不耕作なので通る人がほとんど居ないのです。ただ、下流域の田んぼ用に水路があるので水路脇の草対策でもあるのです。秋に一度、草を刈り取っておくと春の草刈り(例年 5月7日と決まっている)が楽なんですよね。今回は10名参加しました。距離的には500メートルほどあるんでやはり人数は大切ですね。

この山は熊、イノシシ、タヌキ、ハクビシンが物凄くいます。自分の奥地田圃はイノシシと狸、カモシカが入り込んで稲が踏みつぶされて稲刈りも大変でした。今年は熊は入らなかったようですが、農道に熊の糞があったので傍までは来ていたようでした。狩猟期間になったら罠を仕掛けて捕獲したいと思っています。イノシシめ、覚悟しろよ!

当地域では稲刈りが終っていないのが3名ほど居ます。他所の地域から入植している方が一人で、稲刈りをしないでねぎの出荷をしているらしいと噂が聞こえてきました。自分の一寸した知り合いなんですが田んぼは30ha程の経営なんですが良い経営が出来ていないようですね。田んぼだけでは生活できないようでねぎは高収益だという事で始めたようですが本末転倒のような気がします。30haの田んぼなら、一家族が生活できるくらいの収益があると思うけど、生活できないとは経営が下手なんでしょうね?

次にM君ですが、残り40アールでこの雨で刈り取れないでいるようです。田んぼがぬかるんでいて苦労しているようです。手刈りしているところもあるようですね。遅くまで田んぼに水を入れていましたから圃場が乾かなかったんでしょうね?稲刈りも遅く着手していたのも課題です。

次は地域の有名人、T君ですが全く、稲刈りを開始する気配がありません。稲が倒伏してきているし、此の長雨で圃場はぬかるんできているしどうするつもりなんでしょうか?11月に入ると雪が降って来るから稲に雪が被さるとさらに稲が倒伏して稲刈りが出来なくなるんだけどな?米は自分の収入になるのじゃなくてJAや資材屋の買掛金の支払いで現物で納めているんで手元に現金が残らないのでモチベーションが上がらないのかな?収益が出ないなら農業を辞めればよいのに、作物の良い作付けも出来ないし、農作業もいい加減だし、労働意欲もなさそうで人生の悪循環!

稲を刈り残している人たちはそれなりに問題がある人たちばかりですね。毎年の景色は一緒ですね。

今日の午後はコロナワクチンの接種日で7回目を接種してきました。無料接種は今回で最後かな?

夜には雷雨と共に強雨で半端なく雨が降るねー!もう寝るか!

明日は市役所に行って米の助成金の申請に行ってきます。助成金は大きな収入ですからね。

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今季の稲刈り終了

2023年10月16日 | 百姓

令和5年10月16日(雨のち晴れ)

今日は一日中曇り予報だったけど午前中は雨が降り午後は晴れました。晩秋の様相です。

体長はほぼほぼ、回復傾向にありますが、ご飯ものはあまり食べられず、主にパンや麺類を食しています。今週あたりからご飯も食べて行こうかなとは思っているのですが大丈夫かな?飲酒はもう1か月半はしていません。なので体重も通常体重から2kg程落ちました。お盆時期からは6㎏も体重が落ちたので顔が若干、細くなりました。ただ、農作業するためには体力が必要なので食べやすいものをしっかり食しているんでガッチリはやせませんね。

では、掲題ですが、今年の稲は倒伏が多くて稲刈りに苦労しましたし、夏場の好天と猛暑で圃場が乾いてヌカルマナイと思っていたんですが9月の下旬から連続降雨と多量の降水量で圃場が元に戻ってしまいました。なのでヌカルム田んぼはヌカルムし、コンバインも5~6回は嵌ったのですが梯子を使って早々に脱出が出来たんで大事には至りませんでした。

しかし、倒伏の稲を強引に引き起こして刈るのでコンバインに稲が詰まって凄く時間がかかってしまいました。なので昨年は10月7日で稲刈り終了しているんですが、今年は稲刈りが終了したのが10月14日で1週間遅くなってしまいましたね。

今年も奥地圃場で終了ですが、この田んぼも倒伏だ凄くて綺麗に刈り取れていません。此れが限界でした。

此方の田んぼは奥地上の田んぼなんですが、倒伏も凄かったですがタヌキやイノシシが入り込んで稲をかなり踏みつけていたんで最悪です。収量も予定の半分でした。クソ!狩猟期間に入ったら絶対、捕獲してやるからな。待ってろよ!ちなみに今年は田んぼに熊は入っていませんでしたね。近くに猟友会が熊用の檻を設置していましたがそれにも入っていませんでした。

その後、籾摺りをしたのですが、収量的には例年より10%程少なかったですね。倒伏の稲刈りは刈り取れない稲が有ったりして稲が粗末になるのが原因ですね。やはり、稲は倒伏させないことが大事なんですが、肥料関係は例年同じで多く施肥した訳ではないのですが、夏場の高温障害の影響が多かったと思っています。ただ、来年は稲を倒伏させないために元肥を減らそうと思っています。来年以降も夏場の高温が予想されるので此れが今年の教訓です。稲を倒伏させていない農家さんも収量が減ったと言ってましたので高温障害の影響何でしょうか?秋田県の県全体の作況指数は「やや悪い」です。

今年は稲刈りで苦労しましたが、籾摺り機を新しくしたので籾摺り作業が気苦労も無くスムーズだったのは良かったです。

明日は米の出荷作業(運搬業者に依頼)と水稲関係の機器の清掃と格納、そして田んぼの地主さんに借地料の米を配達して、今週中には水稲関係は全て終わりにしたいと思います。

体調が良くなってくると、モチベーションも上がってくるので作業はどんどん進むのかなと思っています。

当ブログもこれから記事掲載の頻度も上げていきたいと思っています。

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