今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

久々の山歩きで

2023年11月04日 | 山歩き

秋の三連休。
しかも晴天率が最高の休日である「文化の日」を含んでいる。
実際、三日間とも雨にはならない。
例年と違うのは、いずれも夏日になりそうな暖かさであること。

初日の3日は、あえて外出せず、今一番読みたい本を読み込んだ。

中日の今日は、久々の山歩きに出かけた。
どのくらい久々かというと、5月に茶臼山山頂(1419m)に立ったが、高原から標高差200m程なのでそれを除外すると、3月の高尾山(599m)以来(→記事)となり、なんと8ヶ月ぶり(行ける山が低山限定なので、夏季は無理)。
その間、平地の名所巡りで、ある程度歩いても、足腰を鍛えた覚えはない。

ということもあって、行く山も抑え気味に、高尾山とその奥の小仏城山(670m)にした(この山は10ヶ月ぶり)。
一応”峰入り”行のつもりで、蔵王権現の念持用カプセル仏をリュックに入れ、頭に白鉢巻を巻く。
※:修験道の本尊で和製の仏の化身。本地は孔雀明王という。

登りはいつも通り、蛇滝道の直登コース。
そこから2号路を経て1号路に合流してからは舗装道路となり、ケーブルで来た軽装の観光客と混じって歩く。
薬王院の本堂・愛染堂・歓喜天堂、そして奥の院の不動堂と富士浅間神社を参拝し、山頂直下で巻道に入って山頂をショートカットし、観光地ではない奥高尾山域に入って、小仏城山に達する。
ここの茶屋でおでん(500円)を食べる。

ここから下界に一番近いのは、小仏峠経由で小仏バス停に降りるルートだが、バスのとその後の電車が混みそうなので、時間はかかるが始発駅から乗れる高尾山経由の往復路にする。

往路を高尾山まで戻って、下山路もいつも通り稲荷山コース(元は高尾山で唯一露岩と木の根の本物の山道だったが、道のかなりの部分が板敷きに整備されていた)
ケーブル下の駅前に降り立ち、高尾山に振り返って無事下山を感謝して光明真言を唱えた。

久々の山歩きで、登りも下りも脚の筋肉が疲れた。
平地の歩行とは使う筋肉が異なることを文字通り”痛”感。
今更痛感するということは、これらの筋肉が実際に衰えているということだ。