山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

夕暮れの細月は姿を現さず 石割山  令和5年1月23日

2023年01月25日 | 月富士
 夕暮れの西の空で金星と土星が接近している頃であるが、この日はそれに加えて月齢1の細月が接近する日である。天気予報ではずっと曇りであまり期待は出来なそうだが、ライブカメラで富士山をチェックしていると午後1時を過ぎた頃から少しずつ富士山が姿を現し始めている。衛星画像を見ても北側から雲が薄くなってきており、ひょっとしたら月が見えるかも知れない空模様になってきた。午後2時に甲府を出発して二十曲峠に向かう。最短距離で石割山に向かうにはこの場所が最適である。4時前には峠に着いたのだが、いろいろと準備をしていると出発は4時半になってしまった。


    午後4時半ごろの二十曲峠から見る富士山。富士山は姿を現したが空には雲が多く、太陽は見えない。


    石割山へのルートは修理されていて歩き易くなっていた。


    中間地点の鉄塔。ここまで約20分。


    西から北の空は雲が晴れて南アルプスが見えている。しかし富士山側はまだ雲が晴れない。


    上に見える鉄塔のところまで行けば山頂はすぐそこ。ここで時刻は5時5分。


    5時15分に石割山に到着。誰も居ない。


    富士山は見えているが相変わらず雲が多い。月が見えるようになるまであと15分ほどだがちょっと厳しそうである。


    うっすらと夕焼けに染まった雲


    もう1台のカメラをセットする。


    時刻は午後5時半を過ぎた。今頃富士山の上に月と金星と土星が輝いている頃だが・・・


    残念ながら見えなそうである。


    もう月は沈んでいる頃だろう。


    肉眼ではあまり赤く見えないがカメラで撮影すると雲が焼けていた。


    月と星は見えないがそれなりに良い景色である。この景色を見て撤退。


    二十曲峠のテラスはライトアップされていた。誰も居ないのはもったいない気がする。

 狙っていた細月と金星・土星のコラボレーションは残念ながら見られなかったが、それなりに良い夕焼けの空と町灯りを楽しんでの帰宅となった。

    
コメント
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