山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

やはり見つからないあの花 山梨県境付近の東海自然歩道へ  平成30年5月16日

2018年05月16日 | 花・花・花
 レッドデータブックのデータとネット上の記事を探し見しながら、このあたりのあるのでは?と目星をつけて出かけてみる。あまり時間がとれないので全行程を歩くのは無理で、疑わしきポイントまで短絡して歩く。


    苔類、シダ類は全くわからない。さらに木も全くダメ。勉強しなければ。


    こちらも良く分からないテンナンショウ属。仏炎苞、付属体とも緑色のタイプだが、葉には浅い鋸歯がある。


    こっちは緑と黒紫が混合したタイプ。同じ場所で同じものだろう。


    何だか良く分からないので、全部マムシグサということにしておこう。


    少し湿った林床にはクワガタソウ。


    少し明るいところにはムラサキサギゴケ。


    花ばかり見ていてあまり良く観察したことが無かったが、地面を這うように輪生する根生葉があった。


    それっぽい葉が・・・と思ったがニリンソウ。


    セントウソウ(セリ科セントウソウ属)


    クルマムグラ(アカネ科ヤエムグラ属)。


    クルマムグラ。茎に毛が生えていない。


    水の流れる場所では無くて湿った林の中に生えていたハナネコノメソウ。


    咲き終えたハナネコノメソウ。

 枯れた沢沿いの場所が怪しいかと樹林の中とススキ野原を横切って現地まで短絡したが、残念ながらお目当ての花は発見できなかった。その花とは、今年の課題の花、トウゴクサバノオである。もう花期は過ぎているはずなので葉っぱと特徴的なサバの尻尾のような種が見られればと思ったのだが発見できなかった。


    ヒメレンゲ(ベンケイソウ科キリンソウ属)。普通は根元から分かれるように固まって咲くが・・・


    バラバラに咲いていると別の花のように見えてしまう。


    こういうふうに絨毯状に咲いているのは初めて見た。


    出口のところにアマドコロ。


    茎に稜がある。


    道路脇の花壇に咲いていたサクラソウ。

 今回もまたあてが外れたトウゴクサバノオである。富士山の静岡県側ではさほど難無く見られるようであるが山梨県側はどうも手強いようだ。探し続けていればそのうちきっとお目にかかれる日が来るだろう。

コメント
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