歯科医師・山田忠生
■昼間人口の増加、市民が街にあふれるか
「宝塚府民」が多いときには、まさしくベッドタウンであり、昼間は多くの市民は大阪に、そして夜間は宝塚ということで、夜間人口が昼間人口を大きく上回っておりました。ところが、それに明らかに変化がみられるようになってきました。その差に減少傾向が表れてきました。統計によれば1980年と1990年を比較すると、昼間人口は9,226人増加していますが、1990年と2000年を比較すると14,846人の増加がみられます。
それは宝塚市の人口ピラミッドにも表れており、いわゆる団塊の世代がリタイアして、宝塚市内に昼間も滞在し続けるという現象としてみられ、昼間人口の増加傾向は継続すると思われます。ちなみに、2005年現在の昼間人口は170,623人で、総人口(夜間人口)は219,862人です。