トリビュート展

高校時代の仲間とトリビュート展へ。

昨年、亡くなった坂本龍一の展覧会。

65歳以上は入場料無料だった。

得した気分だが、同じオペラシティのビルにある。限定20名様のランチは既に並んでいて食べられなかった。しかし、代わりにはいったレストランから見える富士山が見事だった。今日は電車からもよく富士山が見えた。空も綺麗だった。

休日が少ないので、片付けをしてから家を出た。暇つぶしのための仕事でもあったのに、つぶしすぎて暇はなくなってしまった。

たまの外出の友人たちは帰りは指定席で帰ったのだろうか。四時半からの映画は遅くなると、見ずにお茶を飲んで、おしゃべりして、こんな時間は私にはあまりないなあと。

帰りは31リットルはいるリュックを無印良品で購入。旅行の準備。Eビザもメールで送られてきた。来週の渡航に体調だけは整えたいので今日の外出もひかえたい気持ちもあったが、昔の仲間と会えて良かった。

明日からまた仕事。明日はまったりできそうと思ってはいけない。最近、まったりのつもりで期待外れが多いのだ。

坂本龍一にはラベルがよく似合う。ドビュッシーよりラベル。Y・M・O時代のリズムの乗りもよい。音楽の先生でアフタービートに乗れない先生はいまだにいるのだけど。同じ時代を生きできた人、もっと彼には生きていて欲しかったと思う。

元生徒からきた葉書。ごめんね。音楽から足を洗ってしまってと。心の底から思う。

今思うこと

少しづつでも歩んでいかないと。

毎日は夢中で過ぎていく。

思ってもいない、いや推測していた事実を突きつけられるときもある。

山の上までバスはもう来ないとわかったとき、色々なことを考えた。みんな自分のことで頭がいっぱいなのはわかるけど、自分の存在は薄い、どうでもいいに近いということ。

それでも雪は美しかった。

四時間半かかって帰宅。こころも身体も冷えきったが、次の日のために準備をする。予定の日程をこなして、やっと土曜日。7日ぶりの休日。

廃屋の改修のことで、以前、お世話になった不動産屋さんに来てもらう。

庭先の梅が数年前、切ったにもかかわらず咲き始めていた。

息子が住みたいと言っていたので、息子もやって来た。昼食は人気のラーメン屋へ。

なぜか、一月の命日にいけなかったお墓参りにいくことになり、蕾のたくさんついている梅の枝を切って持っていった。

リフォームすればまだ住めそうである。夫はお金を出さないかもしれない。息子のために私が全部出してよいのだろうか、これから、揉めそうな気配もある。

もう少し頑張らないとダメかな？と思ったりする。頑張るとは働くということ。

たわごと ○○になりたい

忙しい休日の少ない毎日だが収入はシニア世代では恵まれているとは思う。

しかし、相手のことを中心に行っていく仕事ゆえ、自分を表現する機会がない。

仕事も個性がまったく出せないワケではないが、服装も比較的地味め。実は私らしくない。

お金にならなくてもいいからシニアモデルになれないものか？目指すだけで自分に気をつかい少しは綺麗でいられるのではないかと考える。

表現するということは、音楽であったり美術であったりする。子どもの頃の私は絵が得意だった。同窓会で同級生が憶えているくらい上手かったらしい。その後、好き、得意は音楽に転じたが、今は披露する場もない。

ふと、老人ホームで格好よくピアノ弾けたらいいなあと思いたち、練習しておこうと、いきなり昔弾いた曲を弾き出し、ポピュラー曲を即興でアレンジしたりと誰も聴いていないが自分だけの下手くそごまかしコンサートを行うようになってきた。

今の住いには電子ピアノしかない。電子ピアノは電子ピアノというジャンルのもので、やはりピアノではないなあ。それでも、ないよりはいい。

夫の住いに置かせてもらった古いピアノ。アップライトだが、やはりピアノだと思った。

ピアノの演奏技術は正直、専門的にやってる人からみたら下手クソ。趣味レベルならまあまあというところか。技術はないがある程度、知識はあるのでごまかせる。（笑）ごまかすという意味は捉え方によっては作曲者への冒涜になってしまう。

昔、なかなか受からないと評判の団体のプロ認定（基礎レベル）テストを受けて、一回で通った。それから安心して練習しなくなった。音大に行きたくなることもある。挫折した青春時代をやり直したい。