雨が降りそうで急いで帰った。朝は速いバスも夕方は乗降が多くて少し時間がかかる。通勤時間20分の職場で今日は退勤の早い日。五時過ぎから、お茶に焼酎をいれて、おつまみを用意しながら時間をかけて飲んだり食べていく。途中うとうとしながらも血糖値は上がらない。アルコールの影響と、炭水化物をとらないからである。胃カメラのときに食べてすぐ寝てはいけないと言われたが知らぬ間に寝ている。
サラダ、やきとり、枝豆等々、ゆっくり食べては飲み、冷凍のナポリタンを解凍して半分食べ明日に残しておく。明日の朝はパブリカ、ピーマン、ハムを足して炒めて少し豪華にする。
引っ越して、しばらくは料理しなかったが、最近は少ししている。凝ったものは作らないが、ピクルスを漬けたり、食材は残さないようにしている。
このまま、賃貸でもいいかなと思ってみたりする。引っ越した家は五世帯で大家も住んでいる。花や木が植えられて、貸している人が住んでいると手入れが行き届いていて、作りも少し洒落ている。家賃を払いながら、持っている不動産の固定資産税もいずれは払うようになるのだろうか。
働くことに疲れを感じながらも、毎日、出かけるところがあるのは悪いことでもない。
暮らせるだけのお金があったら、多分、私は鬱になっている。生きていくことは死という到達点に向かっていくことであるので、怖さを感じるだろう。
日々の忙しさはそういったことを忘れさせてはくれる。
ひとり居酒屋は閉店。布団にもぐりつつ、また朝がくるまで休むのだ。