村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

滝の白糸

2017-06-24 01:52:11 | 村雨庵 稽古 
夕立の
雲の水脈より伝ひきて
軒端に落つる
滝の白糸
 有家

藤原有家フジワラノアリイエ
1155~1216
平安末から鎌倉初期の公卿、歌人
藤原重家の三男
藤原定家とともに
『新古今和歌集』の撰者



夕涼み
閨へも入らぬうたゝ寝の
夢を残して
明くる
しのゝめ


たち花の
匂を風のさそひ来て
昔にかへす
夜半のさ衣

茶の湯・茶道ランキング
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 年毎に | トップ | 梅雨晴れや »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

村雨庵 稽古 」カテゴリの最新記事