団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
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「春の大雪」
「人魚を食った女」
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「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
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「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
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「闇の中」
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「おとうさんのただいま」【児童】
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「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「絵手紙出しました—観音様-」について考える

2024-05-09 06:20:38 | 絵手紙

今回は、「観音様」を描きました。

毎日叔母さんの家に通って、片付けをしながら遺影を見ていたら、観音様が描きたくなりました。

不思議な気分です。

 

観音さまっていったいなんでしょうかね。そもそも観音さまの教えとはどのようなものなのでしょうか。日頃とても多くの方々からそんなご質問を頂き、私もあらためて考える機会が多くございます。しかし、考えれば考えるほどに観音さまのお姿がいくつも浮かんできて私も困っているのです。「60年近くも仏道にありながらいまだにそんなことを言っているのか」と皆さまからお叱りを受けるかもしれませんね。といいますのも、観音さまには決まったお姿がないのです。

 

観音さまの教えは『法華経(※1)』と『般若心経(※2)』という経典に主に説かれています。『法華経』では観世音菩薩、『般若心経』では観自在菩薩と訳されていますが、いずれも同じ観音さまのことです。

 

「音を観る」と書いて観音さま。音とは世の中のすべてをあらわし、観音さまとは見えるもの、聞こえないものも自在に見聞きして救いの手を差し伸べてくださるという意味です。

また、観音さまの「観」は主観、つまり自分自身の心をあらわします。「音」は客観、これは周囲や他人のことですね。つまり、観音という言葉には「私とあなた」という意味もあります。

 

私たちは主観を通して物事を見ています。向かい合った相手がどのような事を考えているのか、自分は周囲からどのように思われているのか。人間は皆、観音の世界に生きているんですね。ただ、私たちは目に見えるものに影響されがちで、他人の心やこの世の真理までをもはっきりと「観る」ことはできません。そこへいくと観音さまは大らかな視野で偏りなく自由自在にこの世界を観ておられます。これが『般若心経』に記されている「観自在」の意味です。私たちは言うなれば「観不自在」といったところでしょうか。

 

※1 法華経 : 正式には『妙法蓮華経』 ※2 般若心経 : 正式には『般若波羅蜜多心経』

観音さまと、水

 

したっけ。

 

 

 

 

 

コメント (3)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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