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下名生村

2016-11-26 23:24:03 | 之波太:柴田
柴田町の南東部に位置し、北を白石川、東を阿武隈川に接し、南は角田市と接する
地区は明治22年の町村制施行前は「下名生村」と呼ばれていました。
明治22年、船岡村、上名生村、中名生村、下名生村が合併し、船岡村となりました。
その後、船岡町となり、60年前、柴田町となり、現在に至っています。
上名生村・中名生村・下名生村は通称「三名生」と呼ばれています。

共通する語根「名生・みょう」については、一般に次のように説明される。
古代末から中世にかけて、荘園や国衙領(国府による墾田)の内部を構成する基本単位、
別の言い方をすれば、開墾に際し、対象となる土地は小区画にわけて進められたのであるが、
その小区画を「名・みょう」といった。地名となった場合、2字で表す習慣があることから、
読みの変わらない「生・ふ」をつけて「名生」とし、「ミョウ」と読んだ、と。
出展:柴田町史

管理人は、自称「古地図コレクター」です。
コレクションだけでは、死蔵となってしまうので、これを何らかの形で生かしたいとの
思いが常々あります。
たまたま、知人が下名生地区在住で、関係者に集まっていただき、これを活かしたものが
できないかとの会合が下名生集会所で今夜ありました。
この構想を思い当たった頃、次の冊子が発行されていたことを知りました。

2001年1月発行された「下名生 悠久の歴史」です。
50ページのものです。

この冊子の編集に参画した方も出席していました。
管理人所蔵の古地図、空中写真等を液晶プロジェクターで投影し見ていただきました。
今後、どのような形で進めるか、契約会等で話し合いが持たれることになります。


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