星・宙・標石・之波太(しばた)

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三角点・若円・白石市

2015-07-01 23:03:36 | 標石
今回の四等三角点は、白石市大字白川津田にあります。

点名:若円(わかえん)
種別:四等三角点
基準点コード:TR45740051301
緯度: 38度00分55.0614秒
経度:140度39分57.0104秒
標高:163.43m
所在地:白石市白川津田字若円入71-1
備考:平成5年11月に標石が設置されている。
撮影:2015年1月14日

国道113号白石市から角田市に向かう犬卒都婆交差点の手前の羽山砕石の看板を左折

左折したところ、羽山砕石(株)に進みます

先ず、事務所で来訪の目的を話します、所長は不在でしたが電話連絡し許可を得ました

砕石場の現場脇を通ります

山頂を過ぎたところで、送電線の鉄塔が見えます、鉄塔の麓に三角点があります

鉄塔(白石線2号No.15)の奥に進みます

鉄塔の奥の小さな丘の上に白い標示杭が見えます

三角点周辺、標示杭あり、保護石なし
   
【四等三角点(手倉山)】金属標です




本日、うるう秒挿入

2015-07-01 07:00:00 | 
7月1日の午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に、「59分60秒」という
特別な1秒が加えられる。
原子時計に基づく正確な時刻と地球の自転という天文時に基づく時刻との間に生じている
ずれを調整するための「うるう秒」挿入で、3年ぶりの実施となる。


6月28日朝日新聞「科学の扉」

かつて時刻は、地球の公転・自転に基づく天文時(世界時)から決められていたが、
1958年からは原子の振動を利用した原子時計に基づく国際原子時が開始され、
1秒の長さ(時間の単位)が非常に高精度になった。
月の引力による潮汐の影響で地球の自転にブレーキがかかるなどの理由により、
地球の自転が少しずつ遅くなっているため、原子時計に基づく時刻と天文時に
基づく時刻との間ではずれが生じている。

そこで、原子時計に基づく時刻を天文時とのずれが0.9秒以内に収まるように
調整を行った時刻を世界の標準時(協定世界時)として使うことにしており、
その調整のために「うるう秒」が用いられている。
1972年以降、数年に1回程度の調整が行われており、今回は2012年
以来26回目となる。
過去すべての回でうるう秒が「挿入」されており、削除されたことはない。

一般の時計では、60秒の表示を見ることはできないが、NICT本部(東京都小金井市)
研究本館に設置している「日本標準時大型表示装置」では、「8時59分60秒」を
見ることができる。
当日は、敷地の一部が開放され観覧スペースが設けられる。
また、うるう秒に関する説明会も開催される。

なお、うるう秒の調整は1月1日か7月1日に実施すると決められており、
平日の実施は18年ぶりとなる。
コンピュータの調整がうまくいかずトラブルが発生する可能性もあるため、
じゅうぶんな対策が進められている。
うるう秒については、国によって廃止論も出ており、今年11月にスイスで行われる
国際電気通信連合の会合で議論されることになっている。
(アストロ・アーツより)

管理人の感想
今年2月5日にも書きましたが、
原子時計から調整しなかった場合の日本の時刻
2015年7月1日9時00分00秒は、「9時00分36秒」となります。
60年程で36秒の違い、この差が大きいか小さいか。

もしも、うるう秒を廃止したら
遠い将来、大きな時間差になるかも?
「時計では朝なのに、まだ太陽が昇っていない」ことになるかもしれません。
皆さん、このようなことになっても構いませんか。