過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

琉球料理に頭をたれる夜11:たしやーとチャンプルーは違う

2015-11-20 19:32:00 | 旅日記


■ソーミンたしやー
そーめん、島ねぎ、島らっきょうを使っています、とのこと。
チャンプルーとは言わないのは、豆腐と炒めていないからです、といわれて、へぇぇ(笑)と思いました。
箸をつけて、驚きました。麺がくっついてこない(笑)。さらりっと一本単位で、つまめて、ぱくりっ。鰹節の旨味と、塩味、そして、島らっきょうの爽やかさがひろがります。
美味しい! これは素麺を使う意味があるっ!と、はじめて思いました。
その感動を伝えると、鰹節と炒めていること、島らっきょうを合わせるのが大事と教えてくださいました。

こちらのお店の作り方は未知です(笑)が、参考書による作り方です。

[作る]
1)素麺は表示より短時間で茹で、ぬめりをとるように、流水で洗いしめる。しっかり水気を切り、油(サラダ油、胡麻油、ツナ油漬缶)をまぶしておく。
(大量に使う食堂では、この状態で冷蔵庫で冷やしておいておく。)
2)フライパンに油をひき、具材を炒め、素麺を加えて、素麺が温まるだけ、合わせる。(混ぜ炒めすると、麺に粘りが出て、くっつく原因になる。)
3)塩で調味、盛りつけて、刻み島葱をふる。

※食する時に、わずかにしか、油の気配がしませんでした。素麺を茹でるお湯に、油を加えている位で、まぶしていないのでは?と、思いました。フライパンで、鰹節と炒める際には、鰹節の旨味をひきだす分のオイルは使うと思うのです。
※島らっきょうの軽い塩漬けの風味は、とても大事なアクセントでした。


参考書には、イカスミ入りのソーミンたしやー(にんにくを炒め、イカスミと鰹節出汁を温め、ソーミンを加え炒める)を作り、煎り卵を合わせ盛りするのが、でていて、ワクワクしました。

後から調べてみました(笑)。炒める調理法の分類です。

たしやー:ご飯や素麺、でんぷん質のものを炒める場合
チャンプルー:チャンプルーは「炒腐児」で、中国の惣菜料理を原意、腐は豆腐を差すので、琉球料理では、豆腐のはいったものをチャンプルーと呼ぶ説明。方言のチャンプルーは、「まぜこぜにする」が元々の意味で、そこから、いろいろ入れた炒め物に転移した、とする説明がある。
イリチー:炒め煮。だしを用い、煮汁を少なくして炒める調理法。
んぶしー:生野菜など水気が多目の素材に、豆腐、豚肉、を加えて、味噌味で、味付けする煮物で、炒めてはいない。

うーむ。深いです!(笑)


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (登志子)
2015-11-20 21:54:45
ほぉ~~~~~
なるほどぉ~~~~~

あとからしっかり検索なさるところがよびちゃんらしいですね。

わたしもお勉強させてもらえました。
ありがとうございます!
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Unknown (登志子)
2015-11-20 21:55:18
あ、あ、あ・・・
おリンクちょうだいしております。
いつもありがとうございます。
返信する
登志子さんへ:味わい尽くす! (過労死予備群)
2015-11-24 12:01:13
登志子さん、こんにちは。
素敵なお塩を活かすイタリアンの記事に、リンク、ありがとうございました。

あは、琉球料理に感動したので、正しく知って、正しく伝えたくて!
後から学んで、それをしっかり整理しておきたいと思いました。

実は、沖縄で発行されている本も8冊ほど買って、送ってもらいました(笑)。
残しておきたい食文化、いまは時間が乏しくても、いつか、時間と気持ちに余裕ができたら、自分の学びにいかしたいと思っています。

定年後の楽しみは、旅と晴耕雨読と料理の予定です(笑)。
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