何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

事故は起こすもの

2016年12月10日 16時00分19秒 | Weblog
この歩行器はナースがすすめてくれて病院内で借りている。
肘で体を支える事が出来るのでスムーズに移動できる優れものだ。
今日はリハビリの自主練習だけ。
廊下の公園の見える窓際にマットを引いてもらってPTさんに少しマッサージしてもらって一人になってトレーニングを始めてバランスのとれないなか3項目まで順調に進んで4項目。
膝を抱えてお尻だけで10秒バランスをとる、という運動を始めた途端バランスを崩し、真後ろに倒れ込んだ。
あっ、やっちゃたぁ。
と、思った瞬間、後頭部に衝撃が…。
転んだ所に窓の木製の手摺りがあって、その角張った所に頭を思いっきりぶつけた。

ぶつけた瞬間は、衝撃にビックリしただけだったが、少しして痛みが出てきたので、手で後頭部を押さえたら手が濡れた。
なんだこれわとその手を見たら血が着いていた。
血が流れ出している感じはしなかったのでしばらくじっとしたまま誰かが通るのを待った。
廊下の中央を歩くナースの姿が見えたので
少し大きな声で「すいませーん。」
後頭部に出血して座り込んでいる僕を確認すると
わーっと、ナース数人、医師が駆けつけてくれて応急処置してくれた。
内出血はしていないようなので月曜日にCTを撮って詳しく調べるそうだ。

とりあえず大丈夫そうだが、これからはもっと慎重に行動しなきゃ。
そして一人では何にも出来ないんだとしっかり自覚して生きなきゃ。
事故は起きるものじゃなく、起こすものだから。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿