何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

この道をゆく

2015年06月11日 21時37分14秒 | Weblog
人の詩に、曲をつけるのは難しい。
曲作りに関しては自信があって、出来上がりの満足度をどがえしすれば、1時間あれば作れる。福井さんに頼まれた曲作りもすぐにできたのだが、録音しようとして何度か唄っているうちに、言葉のもっているリズム感と僕がつけたメロディーの根底にあるリズム感に若干のズレを感じて、修正する事にした。
ひとつの事をやりだすと、その事にかかりっきりになってしまって、他の事が何も出来なくなってしまう。
基本的なメロディーは変わっていないが、作詞者のイメージを壊さないようにしながら、僕のインスピレーションも無くしたくない。朝から晩まで頭の中は曲作りの為に悶え苦しんでいます。
でも、苦しめば苦しむほど楽しいんだよな。このじかんが。

煮詰まって何も考えられなくなると、歩き始める。写真はアパートのそばにあるいつもの遊歩道、気分転換によし、運動機能がおとろえてゆく病気の足腰のリハビリにもよし、このアパートに越して来て、ほぼ一年になる。
まるでこの病気になることが定められていたのかのように。

とりあえず、今は曲作りの微調整。いい感じになってきた。もうちょっとだ。