【香港=川瀬憲司】香港の中国人権民主化運動情報センターは28日、重慶市の関係者の話として、2月に四川省成都の米国総領事館に駆け込んだ王立軍・重慶市前副市長兼公安局長の逮捕が「いまだに承認されていない可能性がある」と伝えた。王氏は副市長と公安局長の職は解かれたが、全国人民代表(国会議員に相当)の地位は失っていないという。王氏は重慶市のトップである市共産党委員会書記を解任された薄熙来氏の元側近。薄氏の解任に関連し王氏の行方や処遇も焦点になっている。
【重慶=多部田俊輔】中国共産党の中央規律検査委員会が重慶市の何挺副市長兼公安局長を規律違反の疑いで調査していることが6日、明らかになった。次期リーダーの候補の一人とされる重慶市トップの孫政才・党委書記の将来に影響を与える可能性もある。最高指導部を大幅に入れ替える秋の党大会に向け、「反腐敗」を利用した水面下の権力闘争が激しくな
シンガポールの聯合早報などが6日までに報じた。何氏は孫氏と同じ山東省の出身で繋がりは深い、と言う見方もある、