*上海電気は独の、航空機関連の自動化装置のメーカーを買収した、この買収を機会に航空関連の自動化市場に参入する計画、*16/8/16
重電グループ大手の上海電気集団が航空分野に参入する。同社は14日、全額出資子会社を通じ、航空機関連の自動化装置を手がける独ブローチェ(Broetje)を買収すると発表した。1億7400万ユーロ(約197億円)を投じ、全権益を取得する計画。取引の成立には、中国やドイツの関連当局から認可を取り付ける必要がある。 ブローチェの主力製品は、航空機の製造に必要な孔明け・リベット用装置。ボーイングやエアバスなど、航空機メーカー大手を主要顧客に持つ。上海電気は今回の買収を通じ、航空関連の自動化装置に関する知識、技術、国際的販路を手に入れる考えだ。また、自動化装置やスマート製造分野に注力する自社戦略に沿ったものとも説明している。 なお、ブローチェの2016年3月中間期の業績は、売上高が8725万ユーロ、税引き後損失が475万ユーロ。3月末時点の総資産は1億3600万ユーロだった。 (編集担当:亜州IR=サーチナ)
16/1~6月、売り上、0.7%減、最終利益は、10.9%減、純利益率は、3.77%、
*売り上は横這い、最終利益は2桁減益だが、純利益率は、3.3%、不況過程では、まずまずというべきだろう、
上海電気集団(中国の重電大手) 2016年1~6月期決算は最終利益が前年同期比10.9%減の12億4500万元(約190億円)だった。原子力や風力発電設備が好調だった半面、海外の発電所プロジェクトなどで利益率が下がった。
売上高は同0.7%減の368億6600万元だった。前年同期に6300万元の営業赤字だった原子力や風力関連事業は8400万元の黒字に転換した。一方、海外での発電所建設プロジェクトなどで構成する「現代サービス事業」の営業利益は9億7100万元と前年同期から約43%減少した。
昇降機などが主体の「工業設備事業」は売上高が同7.9%減の115億1400万元、営業利益が同14.2%増の12億3400万元だった。上海電気は昇降機事業で三菱電機と提携している。(上海=小高航)