*及ばないという意味はその過ごした時間がボクに与えた学習の内容の深さである、
*9/14の午後12.30からの「カルロス」を見たが、何故、カルロスが極左テロリストへ走ったのか、逮捕、投獄、場合によっては殺害を覚悟しなければならない、いくつかのテロ事件、男女関係、ペニスを露出したカルロス、など映像の論理的な手順が殆ど無い、ウイーンのOPEC石油相会議の幽閉事件で始めて、イラクのサダムフセインの指示、陰謀支援で実行されたイキサツが明白にされる、イラクの外交荷物で6名分の武器弾薬が運ばれ、テロ集団に引き渡される場面が出てくる、テロの背景にからむ湾岸諸国の利害関係があることがわかる、そこで1の部が終わる、
映画を見た後で、帰宅後、wikipediaで、カルロスを検索,初めて、カルロスの生涯の一部としての、映画の1が分かる次第である、ウキペディアのカルロスの描写ははカルロスの生涯をライブで見るように描く、華麗なるテロリストというべきだろうが、映画では多情な暴力男にしか見えない、生い立ちのところをコピーした、
イリイッチ・ラミレス・サンチェスはベネズエラの首都カラカスで資産家の3人兄弟の長男として生まれる。父親は、辣腕弁護士の熱心な共産主義者で、息子たちに革命家レーニンからとってそれぞれイリイチ、ウラジミール、レーニンと名付けた。カラカスの名門の学校で学んだあと、14歳で1968年に、共産主義者である父親の支援を受け、学生共産党に入党。その後イギリスへ留学し、ロンドンで留学生活を送った。その後、ソ連の首都であるモスクワにあるパトリス・ルムンバ名称民族友好大学に留学し、スパイおよびテロリストとなるべく特別破壊工作を学ぶがーーーー、
現在、彼はパリのサンテ監獄で終身刑の判決を受け入獄中であるが、存命である、全体でもウキペディアの標準サイズで1ページのドキュメントだが、彼を取り巻く、10ケ国に近い各国政府の動きがああり、驚異的に豊かなドキュメントである、一覧を薦めます、
シリアに潜伏する彼をアメリカがシリア政府に引き渡しを要求するくだりもある、70年代のテロ追求は、ビンラディン殺害を実行した現在と比較すると、隔絶の感があるが、当日の夕刊で以下のような記事をみると、独裁者たちがいなくなったアラブの反撃がこういう形になるのか、という認識も生まれる、リビア大使の殺害者たちが既に逮捕された、という点からは、ビンラディンはもう在り得ない、という実感にもなる、それでも何かが残っている、そのパワーの可能性をどう読めばいいのか?
中東全域で反米デモ イスラム中傷映像で
*日経、2012/9/14 0:03
【イスタンブール=花房良祐】イスラム教預言者を中傷した映像への反発などから、反米デモが中東・北アフリカのほぼ全域に拡大しつつある。13日にはイエメンの首都サヌアで数百人が米大使館に押しかけ、治安部隊の発砲で少なくとも1人が死亡した。抗議活動は長期化の様相を見せ始めた。
エジプトでは13日も数百人がカイロの米大使館前に集まり、投石などを始めた。治安部隊は催涙ガスなどで鎮圧にあたっている。このほか、13日はバングラデシュやイランの米在外公館などでも抗議活動が起きた。
反米デモは11日にまずエジプトで始まり、同日夜にはリビアで米領事館襲撃事件が発生。12日にはチュニジアやモロッコ、スーダンにも広がった。14日はイスラム教の集団礼拝日にあたり、反米デモが拡大する恐れがある。エジプトでは大規模なデモが呼びかけられている。
米領事館の襲撃事件に絡み、リビアのシャリフ内務次官は13日に容疑者数人を逮捕したことを明らかにした。イスラム過激派が関与したとの見方があり、襲撃事件の背景を捜査している。