“八月二十六日付本欄「ネットを解約 紙も便利」を読み、まさにその通りだと思いました。最近私はスマートフォンを使って書籍などの商品やイベントのチケット購入を始め、ネット銀行も利用しています。スマホは便利で、これ一つで「何でもできる」気がしていますが、便利すぎて少し怖くもあります。そこで本当に必要な買い物なのか、ネット銀行の預金残高は今いくらあるのかを自問してみました。自分が一日に何時間スマホを操作しているのかも考えてみました。
そんな中、スマホの電話帳に登録していてもほとんど使っていない連絡先があることに気付きました。先日、家族や親しい友人、必要な連絡先以外の百件ほどを削除しました。私は今すぐにスマホを手放せそうにありませんが、少しずつ昔ながらの紙を基本とした生活に戻していきたいと思っています。”(9月20日付け中日新聞)
愛知県刈谷市の会社員・加藤さん(男・54)の投稿文です。ボクもスマホを持って4ヶ月ばかりたつ。こんなに便利かと思うほどである。これではのめり込む人もあろうと思う。便利と言われるものはほとんど同じである。上手に使いこなすのか、使われるのか、それはその人の意識に係わっている。ボクの年代になると、まだほとんどがガラケー携帯電話である。スマホを見せるといろいろ聞かれる。まず料金であるが、10000円くらいかかると思っておられる方も多く、いや、2000円くらいですよと言うと驚かれる。ボクはそんなものであり、ゲームなどをしなければ驚くほどではないのではなかろうか。もちろん、電話をかけたり、娘らとラインをしたり、欲しい情報を見るくらいである。カメラもよく使う。デジカメと使い分けているが、持って来なかった時に助かっている。ボクは歳にしては先端機器をよく使っている方だと思う。それが大きな優位なことになっていることも多い。道具は使いようである。そして紙には紙の良さがある。