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指原莉乃 秋元康との対談・・1stフォトブック さしこより(総選挙分析ライター)  

2012-01-21 22:45:34 | チームA・チームK・SDN48
指原莉乃 秋元康との対談・・1stフォトブック さしこより(総選挙分析ライター)
 
「指原の中の前田敦子を捨て、指原のベストポジションで全力投球するしかない。」・・・秋元康
 
 
1月19日に発売された指原の初めてのフォトブック「指原莉乃 1stフォトブック さしこ」の掲載記事の中に、指原とAKB48総合プロデューサー秋元康氏の特別対談 「期待に応えない愛弟子へ」が掲載されている。(対談は昨年12月以前に行われたと推測される。)
 
対談の題名が示すようにその内容は、秋元氏が指原に「期待に応えていない」ところをストレートに指摘しているので、指原にとってかなり厳しい内容である。どのようなところが「期待に応えていな」かったのか。今後の指原に対して秋元氏はどういう方向性を示唆したのか。
 
秋元氏は対談の中で、指原が過去大きなチャンスがあったにもかかわらず、「ここ一番で伸びる」「チャンスを逃して」きたと言っている。
 
その大きなチャンスとは「バンジージャンプの挑戦」、「さしこ改名」などで、大きく話題が盛り上がったときに指原が「根性なし」で、「できなかった(バンジージャンプ)」り、「親からもらった名前なので嫌ですと大泣き(さしこ改名)」して企画が終わってしまったと指摘している。また、「ブログの100回、200回更新」の時には、「書け書けとアドバイス」していたのに、その後のブログの更新が続かず大ブレイクに結びつけられなかった。
 
つまり、秋元氏の発言の中には過去何回かのチャンスの際に、指原が「根性」を出し「努力」してチャンスを活かしていれば、今頃もっと大ブレイクしていたはずだ、という思いが言外にこめられている。ただし、このチャンスを活かせない、「期待に応えないところが指原の才能」であり、逆に「指原のいいところ」なのだと半ばあきらめか気味に言っている。
 
指原の将来の夢「テレビにいっぱい出たい」については、「女優」「声優」「歌手」ならいざしらず、「テレビにいっぱい出たい」では・・・と困惑気味で対処しかねおり、「指原は、自分の大きさがわからず、結局、手前でとまってしまうかもしれない。(秋元)」と狭く小さな目標?を持っている指原の将来を心配しているようだ。(将来、放送作家や製作側をやることを進めている。)
 
AKB48における指原の将来について秋元氏がストレートに「いつかAKBのセンターに立ちたいという志はあるのか?(秋元)」と聞いたところ、指原は「なれる器ではない(指原)」と答えている。秋元氏はこの返答に対して、センターに立つのは器どうこうの話ではなく、それに向かって「思いっきりやる(秋元)」熱い気持ちがあるかどうかだ、と言っている。
 
また、「エース(センター)というのは10人中9人を敵に回しても平気、言い換えれば、周りに先輩とか年上のメンバーがいて2つの寿司があり、1個がウニ、もう一つがカッパ巻きのとき、周りに気兼ねせずウニを食べることができるマイペースさ(スター性)」がないのなら「前田敦子には勝てない」ので、今すぐここで「指原の中の数%の前田敦子を捨て」、「指原のベストポジションで全力投球しろ」と厳しい指摘をしている。
 
表題に示されているとおり、対談の論旨は、過去何回かの「チャンスを逃し」、「自分の大きさがわからず、結局、手前でとまってしまうかもしれない」 「期待に応えない愛弟子(指原莉乃)」に対して、「チャンスを逃すな」、「ベストポジションで全力投球しろ」と叱咤激励する社内研修(OJT教育)のような内容である。
 
豊かな才能があるにもかかわらず、その才能に気がつかない指原をどうやってその気にさせるか、秋元氏が四苦八苦しているようにも見える。
 
これだけ大上段(チャンスのつかみ方、AKBのセンター)に構えた話が初のフォトブックの対談で話されているということは、それだけ指原に対する期待が大きいことを示しているのだろう。
 
 
さて、ここで前述の秋元氏の話を冷静に振り返ってみると、秋元氏はAKBのセンターになるには、自分がセンターになるという強い気持ちがまず必要で、それに加えてスター性がないとだめだ、と言っている。したがってその気持ちが弱く、スター性にかける指原にはAKB48のセンターは無理だと結論づけているようにもとれる。だが、この心構えとスター性がない(弱い)からセンターは無理というのは、ステレオタイプ(死語?)な見方のようにも思える。
 
このような考�え方を秋元氏が持っている限り、前田敦子はAKBが存続する限り、おばあちゃんになってもAKB48のセンターでいるだろう。(現在、気持ちとスター性で前田敦子を抜く可能性があるのは大島優子ぐらいだが、彼女は前田敦子より年齢が上なのでセンターを前田敦子から継承するとAKB48の高齢化が一層進んでしまう。) ちょっと怖くないか?
 
会社における創業経営者とその後を継ぐサラリーマン経営者の資質をめぐる議論と似ていて、前田敦子は創業メンバーで、それに対して指原莉乃は5期生(サラリーマン)、自ずとAKBに対する気持ちも違うので立ち居地が異なる。創業経営者と比較するとどんなサラリーマン経営者にも不満が残る。そんな感じの議論のようにも思える。
 
指原は本人の努力と周り(ファン)の熱い支援で、這い上がり、担ぎ上げられながらそのポジションを上げてきた。AKBというのは、いろんな個性が集まっているところが魅力でもある。だから「チャンスを逃しても」「自分の大きさがわからなくても」「スター性がなくても」自分なりに努力して周りが応援する指原は、前田のリーダーシップ(ステレオタイプ)型とは異なり、「禅譲」型の新しいタイプのアイドルで充分魅力的と言える。
 
したがって、自分(指原)の中にある「前田敦子を捨て」なくとも、「テレビにいっぱい出たい」という夢を追い続けても、周り(ファン)に担ぎ上げられればセンターになるときはなるのである。それは「時代の流れ」であり、「勢い」そして「天運」だろう。
 
周り(ファン)は指原に自由にのびのびとやってもらいたいと思っているので、なにか枠をはめてしまうことは望んでいない。
 
 
「指原莉乃 1stフォトブック さしこ」 目次
006 Special Photo Story part1 Daydream Believer
034 書き下ろしエッセイ1 握手会の話(指原莉乃)
036 2万字インタビュー
052 書き下ろしエッセイ2 地方組の話(指原莉乃)
054 フォトドキュメント 指原莉乃 故郷・大分に帰る
078 書き下ろしエッセイ3 指原とペット。(指原莉乃)
080 友情SP!! feat. さしこSHIKO’S BIZARRE LIFE
096 特別対談 PART1 指原莉乃×秋元康 「期待に応えない愛弟子へ」
101 特別対談 PART2 指原莉乃×有吉弘行×小嶋陽菜 「指原に興味ありますか・・?」
106 特別対談 PART3 指原莉乃×北原里英×大家志津香×中西優香(SKE48) 「地方組は、ガチ!!」
111 関係者が証言する“さしこ力”
116 指原莉乃オフィシャルブログ BEST SELECTION 34+α
126 書き下ろしエッセイ4 中学時代の妄想(指原莉乃)
128 Special Photo Story part2 Daydream Believer
156 母からの手紙
160 あとがき
 
以上
 
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3 コメント

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2011年11月の記事より (hachiken)
2012-01-21 23:45:59
AKB48チームBと70年代のアイドルの比較、ありがとうございます!
今度はSKE48の「制服の芽」「ラムネの飲み方」でやってください!
制服の芽公演には、昭和っぽいナンバー、
「狼とプライド」がありますよ!
返信する
秋元康について (kizudarake)
2012-01-22 01:42:36
総じてこのレベルの方々は、言っていることのどこまでが本心かわかりませんが、
指原に対しては本気で製作側に回したいと思っているような気がします。

敢えてきついことを言って、工夫された回答を期待したけれども、ありきたりな回答だったので、これではいかんと思ったのではないかと。

例えば、センターについて「器ではありません」ではなく、「なりたいと思いません。なぜなら~」というような意表を突くコメント。
一見、嫌われるようなコメントもエンターテイメント的に言える、思いついて欲しいという親心。
たかみなとは違った意味で「嫌われ者になれ」と言っているような気がします。

ちなみに、バンジーはできないけど渋谷での鼻風船(ビニール手袋)割りはできるということから、
肉体的な苦痛には弱いけど精神的な苦痛には強いと思います。
普通の精神なら、むしろ鼻風船が出来ない。
製作側に回る資質としては、精神的苦痛に強ければ良いので全く問題無いと思います。
返信する
前例がないということ (とり)
2012-01-23 23:58:04
フォトブック「さしこ」の秋元康氏との対談の筋はおおよそ貴兄の文章の通りだとは思うのです。
ただ、最近思うのは、「なぜ、これだけのチャンスを逃してこのポジションにいるのか?」ということです。
これは対談では言っていないのですが、秋元氏からすればおそらく経験則にそぐわないほどのブレイクなのではないでしょうか?

指原梨乃を表す言葉として象徴的なのが「さしこのくせに」というのがあります。
これはアイドルを初めて「下に」見るという前例のない方向で表現したといわれますが、ともかく指原梨乃という女の子は今までの芸能界で全く前例のないアイドルなのだろうなと思います。

そして彼女にとって運がいいと思うのは秋元康がプロデューサー(上司)であったということでしょう。
本来プロデューサーであるなら自分の思う方向であったり、シナリオであったりする中で人気を獲得するのが理想であり、そぐわない方向でのブレイクは嫌われるでしょう。
そのおそらく自分の思いとは全く別の方向でブレイクしていく彼女を秋元氏は「プロデューサーが自分から乗っかる」というプロデューサーとしてあるまじき方向で見ていると思うのです。
まぁ秋元氏への話になってしまいますが、それを受け入れる秋元氏に感服するし、そういった人が上にいる指原梨乃という人がうらやましいというかね・・・

何が言いたいかと言うと、おそらく何を言っても指原梨乃という少女を表現することは無理だろうなということです。

前例がないものには言葉が当てはまりません。
時間が過ぎてから初めて言葉があてはめられ表現されていくものです。

ですから自分は今は彼女の活躍をただ見守りながら楽しみたいと思います。

酒を飲んで書いているので全くの乱文です。
失礼いたしました。
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