<コメント>
映画「ダヴィンチコード」がR18指定となった記事は先に記しましたが、カンヌでもジャーナリストから失笑され酷評だったようです。原作とほぼ同じ内容の映画だったようで、その創作ぶりが伺えますね。
特に報道によると、誰がキリストの子孫か?の場面で、観ていたジャーナリストは笑いをこらえきれなかったようです。あまりにも聖書からかけ離れたフィクション。キリスト教に詳しいジャーナリストに偽りは通じなかったようですね。ある意味で「これはフィクションの物語です」としたら、それなりの受けがあったようにも思えますが・・・
もしこれから「ダヴィンチコード」(映画・小説)を見ようと思われている方がいるなら、ぜひ聖書の福音書だけで良いですから読んでみてくださいね。そして「ダヴィンチコード」を読めば、失笑の理由が解ると思います。
(時事通信) - 5月17日14時8分更新
【カンヌ(仏)16日】今年最も話題となっている映画「ダ・ヴィンチ・コード」が16日、カンヌ映画祭の初日(17日)の特別上映に先立って、ジャーナリストや批評家たち向けに上映されたが、評判は芳しくなかった。上映が終わると、拍手の代わりに口笛が聞かれ、重要な場面では失笑も漏れた。
米紙ボストン・グローブの記者は、「良くなかった。原作本と同じくらい悪い出来だった」と酷評した。ダン・ブラウンの原作は世界中で約5000万部が売れ、超ベストセラーとなっている。しかし、イエス・キリストは結婚して子供をつくり、その子孫が現在も生きているとの原作の中心テーマが、大論争を巻き起こしている。
トム・ハンクスが演じるロバート・ラングドンが、誰がイエスの子孫とみられるかを明かす重要な場面で、観衆は失笑をこらえきれなかった。タイムズ・オブ・インディア紙の記者は「ハイライト場面で笑いが起きた。大きな笑いでなく忍び笑い。それがすべてを物語っている」と話した。
さらにイタリアのテレビの記者は、原作を読んでいない人にとっては物語が分かりにくすぎるとして、「観客は混乱し、拍手はなく、ただ沈黙があっただけ」と話し、英国のラジオ記者は「本当に失望した。会話が下等だ。演技は悪すぎるというほどではないが、映画は原作ほどには良くなかった」と語った。
<関連記事>
(西日本新聞) - 5月17日10時1分更新
【パリ16日井手季彦】米ハリウッド映画「ダ・ヴィンチ・コード」が17日、カンヌ映画祭のオープニング作品として初上映されるのを前に、イエス・キリストに対する誤った認識を与える可能性があるとして、教会側から激しい非難が巻き起こっている。
映画は米作家ダン・ブラウンの同名小説が原作で、問題となっているのは、キリストがマグダラのマリアと結ばれ子孫をもうけたことを、教会が隠してきたという内容。日本では20日に公開される。
バチカンの文化評議会議長、ポール・プーパール枢機卿は15日、フランスのラジオで「作品が注目される背景には宗教的な無知があり、多くの人々が真実と誤解する恐れがある」と、懸念を表明した。
別の枢機卿は「反キリスト教のうそに対し、座していてはいけない」と、信徒に決起を促しており、フィガロ紙などによるとイタリア、ペルー、フィリピンで、カトリック教会が映画のボイコットを呼びかけている。
インドではキリスト教の異なる派が一致し、ハンガーストライキをする姿勢をみせて、政府に上映禁止を要求しているという。また、ギリシャ正教会や英国国教教会も「作品は常軌を逸している」「真実を曲げる人心操作」などと、強く批判した。
一方、作品で真実を隠し続けてきた組織として描かれている世界的なカトリック教会組織「オプス・デイ」は、「この映画はフィクション」という、ただし書きを付けるよう製作会社に要求。これに関し、監督のロン・ハワード氏はロサンゼルス・タイムズ紙で「ただし書きから始まるスリラー映画はない」と、拒否する姿勢を示している。
☆テケテケのキリスト教サイト
映画「ダヴィンチコード」がR18指定となった記事は先に記しましたが、カンヌでもジャーナリストから失笑され酷評だったようです。原作とほぼ同じ内容の映画だったようで、その創作ぶりが伺えますね。
特に報道によると、誰がキリストの子孫か?の場面で、観ていたジャーナリストは笑いをこらえきれなかったようです。あまりにも聖書からかけ離れたフィクション。キリスト教に詳しいジャーナリストに偽りは通じなかったようですね。ある意味で「これはフィクションの物語です」としたら、それなりの受けがあったようにも思えますが・・・
もしこれから「ダヴィンチコード」(映画・小説)を見ようと思われている方がいるなら、ぜひ聖書の福音書だけで良いですから読んでみてくださいね。そして「ダヴィンチコード」を読めば、失笑の理由が解ると思います。
(時事通信) - 5月17日14時8分更新
【カンヌ(仏)16日】今年最も話題となっている映画「ダ・ヴィンチ・コード」が16日、カンヌ映画祭の初日(17日)の特別上映に先立って、ジャーナリストや批評家たち向けに上映されたが、評判は芳しくなかった。上映が終わると、拍手の代わりに口笛が聞かれ、重要な場面では失笑も漏れた。
米紙ボストン・グローブの記者は、「良くなかった。原作本と同じくらい悪い出来だった」と酷評した。ダン・ブラウンの原作は世界中で約5000万部が売れ、超ベストセラーとなっている。しかし、イエス・キリストは結婚して子供をつくり、その子孫が現在も生きているとの原作の中心テーマが、大論争を巻き起こしている。
トム・ハンクスが演じるロバート・ラングドンが、誰がイエスの子孫とみられるかを明かす重要な場面で、観衆は失笑をこらえきれなかった。タイムズ・オブ・インディア紙の記者は「ハイライト場面で笑いが起きた。大きな笑いでなく忍び笑い。それがすべてを物語っている」と話した。
さらにイタリアのテレビの記者は、原作を読んでいない人にとっては物語が分かりにくすぎるとして、「観客は混乱し、拍手はなく、ただ沈黙があっただけ」と話し、英国のラジオ記者は「本当に失望した。会話が下等だ。演技は悪すぎるというほどではないが、映画は原作ほどには良くなかった」と語った。
<関連記事>
(西日本新聞) - 5月17日10時1分更新
【パリ16日井手季彦】米ハリウッド映画「ダ・ヴィンチ・コード」が17日、カンヌ映画祭のオープニング作品として初上映されるのを前に、イエス・キリストに対する誤った認識を与える可能性があるとして、教会側から激しい非難が巻き起こっている。
映画は米作家ダン・ブラウンの同名小説が原作で、問題となっているのは、キリストがマグダラのマリアと結ばれ子孫をもうけたことを、教会が隠してきたという内容。日本では20日に公開される。
バチカンの文化評議会議長、ポール・プーパール枢機卿は15日、フランスのラジオで「作品が注目される背景には宗教的な無知があり、多くの人々が真実と誤解する恐れがある」と、懸念を表明した。
別の枢機卿は「反キリスト教のうそに対し、座していてはいけない」と、信徒に決起を促しており、フィガロ紙などによるとイタリア、ペルー、フィリピンで、カトリック教会が映画のボイコットを呼びかけている。
インドではキリスト教の異なる派が一致し、ハンガーストライキをする姿勢をみせて、政府に上映禁止を要求しているという。また、ギリシャ正教会や英国国教教会も「作品は常軌を逸している」「真実を曲げる人心操作」などと、強く批判した。
一方、作品で真実を隠し続けてきた組織として描かれている世界的なカトリック教会組織「オプス・デイ」は、「この映画はフィクション」という、ただし書きを付けるよう製作会社に要求。これに関し、監督のロン・ハワード氏はロサンゼルス・タイムズ紙で「ただし書きから始まるスリラー映画はない」と、拒否する姿勢を示している。
☆テケテケのキリスト教サイト
完全なフィクションとしてなら面白いのかもしれませんが、聖書にないものをここまで歪めてはなりませんね。
公開されたようですが
まだ映画は未見です
本は数ヶ月前に読んでいます
真実かフィクションか?
議論されていますが
フィクションのミステリーとしては十分楽しめるお話ではあったのですが
あのオチは私もいただけません^^;
キリスト教信者じゃなくてもです
キリストに・・・・・・・・な部分は何かと色々議論されることもありますが、その答えまでをたとえフィクションとしても載せてしまったのはという感じでした。読んでる途中でそのオチに気がついてしまったので読むのを途中でやめたくらいですから(笑)
日本にはクリスチャンがわずか0.8パーセント(100万人程度)しかいないのです。全世界では1/3以上がクリスチャンなのに、異常な事ですね。
多神教ですから唯一神は根付かないのかもしれませんね。ただ、これを期にキリスト教自体が表にでた事で、個人的には伝道の種と思っています。
福音書を読んだからと言って失笑する理由にはなりません。事実自分も聖書は読みましたが、聖書と矛盾しているから失笑したのではなく、オチがくだらないからです。
聖書に載っている福音書は「選択」されたものであることは事実ですから、聖書だけを唯一の事実のよりどころにするには無理があるでしょう。