泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

いい話といい体験で夜の稽古はいい時間になった

2017-02-16 00:52:08 | 丹下一の泡盛日記
マジシャンの原大樹君から連絡を頂き会う。
毎週海外に出かけて本番をこなしている彼。
すごいエネルギーを持続しつつ自分と闘う日々だろう。
前回は11月のジュリエッツを観に来てくれた。
横浜中華街でランチする。
海外の楽しい話を聞きつつも、やっぱりパフォーマンスの話が楽しい。
前日KAATで見たパフォーマンスがすごかったと力説。
で、稽古の時間をずらしてみるつもりで。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、自分は日本大通り駅近くで、同じTPAMのメニューで上演されている香港の友人Mのパフォーマンスへ。
障害者(がい、と書きたくないんだよなあ)を持つ人とのアートをテーマに香港をベースに活躍している。
15年来の友人でもある彼女が2012年には香港でのワークショップに呼んでくれたのだ。
今回は目隠しをした彼女が、同じく目隠しをした一人の観客と関わっていくと言う「一人観客」のソロパフォーマンス。
立ち会っていいか? と確認してこの時間ならと許可をもらって尋ねていった。
会場は小さなレストラン。
留守番の若いアルバイトのお兄さんと話すうちに、マネージャーのAが「客が遅れている。来ないかも」と。
Mは既に目隠しをして空間の奥でウォームアップしている。
A「代わりに客になってくれ」。
「!?」。
というわけで目隠しをされて、パフォーマンスに参加。
香港でもいきなり誘われて全裸になったことがあったよなあ、と思い出しつつ。。。。
M、さすがに誘い方が丁寧だ。
そして、もちろん、スパークした♪
ぎゅっとハグしてKAATに。
大樹が「昨日は2時間前に10人くらい並んでいたそうで、早く行った方がいい」と行ってくれていたのだけど。
2時間半前に100人並んでいるとは思わなんだ(-_-;
1時間以上並んで待ったけど、夜の会にも入れない(かも)と伝えられて、ギブアップした。
今日頂いたいいエネルギーを稽古場に伝えるべし、と。
いい稽古になったことは言うまでもない♪
コメント
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