森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

路肩にアワコガネ(キクタニギク)?

2021年11月09日 | 自然観察日記

別名キクタニギク。ある筈がない場所に繁茂していたので仰天しました。弥彦スカイラインを走っていると路肩に黄色い花を咲かせている小さな群落がありました。一瞬アワコガネ?とピンときましたから、あわてて車を止めて駆け寄りました。見れば見るほどアワコガネです。どうして?どうして?・・・。新潟にも自生地があったのかとひょっとしたら新発見?という興奮もありしばらく考え込んでしまいます。しかし、車の通りも激しいので通行の邪魔になってもいけませんので急いで一枝折ってその場を後にしました。

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アワコガネ(キクタニギク)の花

2021年11月09日 | 自然観察日記

鮮やかな黄色いキク属の花。キク属は新潟県内では私の理解している範囲では糸魚川周辺にリュウノウギクしか自生していないことになっています。しかし、まぎれもなくキク属でそれも黄色い花。いろいろ図鑑などをつかって調べても答えはアワコガネ。分布は太平洋側の主に西日本です。新潟にあるのは人が意図的に運んだか偶然運ばれたかしかありません。

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アワコガネ(キクタニギク)の葉

2021年11月09日 | 自然観察日記

一つの答えを見つけました。『1990年以降、法面緑化に使われたヨモギの種子に交じって侵入した外来キクタニギクが、分布域以外の地域でも発見されている』というもの。埼玉県で見たアワコガネ(キクタニギク)に比べ色が鮮やかだなという印象がったのですが、この記事を見つけて少し納得しました。人の作用で植物の分布域が大きく変えられているということを改めて思い知らされた次第です。アワコガネ(キクタニギク)は朝鮮や中国にも自生しています。

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