森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ユキワリソウ

2021年03月31日 | 自然観察日記
八方尾根を歩く楽しみの一つがこの雪割草に出会うことです。八方尾根では花は7月中旬に咲きますからこのタイミングに合わせることが多いのです。資料では全国の亜高山帯から高山帯に見られるということになっていますが、各所に出向いてはいるつもりですが八方尾根以外では出会ったことがありません。この時も素敵な花をたくさん見せてくれました。
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ユキワリソウの花

2021年03月31日 | 自然観察日記
サクラソウの仲間ですから花には長花柱花と短花柱花があります。この花はおしべが長い短花柱花で葯が花冠の基部に覗いて見えます。
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ユキワリソウの葉

2021年03月31日 | 自然観察日記
葉は普通倒卵状長楕円形なのですが外側にまく傾向がありますのでひし形に見えてしまいます。
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ユキワリソウの自生環境

2021年03月31日 | 自然観察日記
ユキワリソウは遅い雪解けの谷筋の裸地に多く見られます。そこは湿潤で他の種がほとんど見られない場所ですが、ユキワリソウの小さな個体がたくさん生育し始めています。すでに花の咲いている個体も見られます。
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ミヤマアズマギク

2021年03月30日 | 自然観察日記
第二ケルンの下の植生回復施工された場所にミヤマアズマギクが花をつけていました。まだほかの種が根付いていない場所でしたが、何株かのミヤマアズマギクが生育していることにうれしく思い安堵したものでした。
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ミヤマアズマギクの花

2021年03月30日 | 自然観察日記
キク科の種ですから頭状花序を作ります。各頭状花序によって舌状花の数が違うようでかなりまばらなものもありました。最外周の花が必ずしも舌状花になるわけではないようです。

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ミヤマアズマギクの葉

2021年03月30日 | 自然観察日記
よく見ると毛の多い葉なのですがこの画像ではあまりわかりません。緩い鋸歯が少し見られます。
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ハッポウウスユキソウ

2021年03月29日 | 自然観察日記
ミネウスユキソウの変種扱いなのでしょうか。八方尾根にはミネウスユキソウに比べ葉が細いタイプが見られます。一見して区別がつきにくいのですが注意してみていくとなんとなく見えてきます。
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ハッポウウスユキソウの葉の付き方

2021年03月29日 | 自然観察日記
ハッポウウスユキソウは葉の細さばかりでなく葉の付き方がポイントのようです。葉が斜上して付いているのが大きな特徴です。茎の色も赤茶色でミネウスユキソウとははっきりと異なります。
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ハッポウウスユキソウの花序

2021年03月29日 | 自然観察日記
ミネウスユキソウと思われるものも見られましたが花の咲くタイミングが少し早いような気がしました。花序全体がやや褐色がかっているように感じます。
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ミネウスユキソウ

2021年03月29日 | 自然観察日記
八方尾根にはミネウスユキソウも見られます。ハッポウウスユキソウに比べ株全体が白く感じます。葉の付き方は解説本どおりにはいかずあまり明確ではありません。
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ミネウスユキソウの花序

2021年03月29日 | 自然観察日記
個人的に確認した最大の差異は茎の色でしょうか。ミネウスユキソウは毛が多く赤褐色には見えません。
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ヒロハヘビノボラズ

2021年03月28日 | 自然観察日記
ヒロハヘビノボラズはメギ科の低木です。滑稽な名前が付いているので強い印象が残っているのですが、自然界ではあまり出会えていません。ましてや花の季節は皆無で今回もようやく出会えたものの花はすでに終わっていました。いくつかのタイプがあるようでこの個体は若枝が赤くなっているものでした。
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ヒロハヘビノボラズの果実

2021年03月28日 | 自然観察日記
以前佐渡で観た記憶が強いので「じねんじょ会」が調べまとめた「新潟県植物分布図集」を開いてみました。県内の分布は佐渡と弥彦山塊に多く笹川流れや津川当たりの阿賀野川沿い、あとは頚城の黒姫山周辺での記録がありました。そのほかの地域には採集記録がないという変わった分布をする種であることを再認識しました。しかし、本種は北海道から九州まで点々と自生している種であるようですから県内の空白域にも今後見つかることもあるのかもしれません。
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ヒロハヘビノボラズの葉

2021年03月28日 | 自然観察日記
ヘビノボラズという種があるようです。この種も変わっていて中部から近畿に分布している地域限定の種です。この種に比べ本種は葉が広いのが特徴ですからヒロハヘビノボラズと名付けられています。いずれも棘が著しく蛇も登りにくいことでしょう。
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