森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

シラキ

2021年11月30日 | 自然観察日記

これは紅葉し始めたシラキです。福島県の下郷村の塔のへつりの岩場に自生していたもの。トウダイグサ科の亜高木。新潟県内では弥彦山塊と佐渡、笹川流れや親知らずといった極限定的にしか見られない珍しい木ですが、福島県内ではかなり広く目撃しています。岩手県以南の太平洋側が分布の中心でしょうか。紅葉が美しい木として知られています。

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シラキの実

2021年11月30日 | 自然観察日記

花は何度か目にしていますが、果実は今回が初めてです。三角形の形をしながらも丸みがありこういう形質のものもなかなかお目にかかれません。紅葉し始めのころでいい感じの色づきでした。このまま赤く熟すのかと思いきや図説では黒褐色になるとあります。

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シラキの葉

2021年11月30日 | 自然観察日記

枝葉を傷つけると白い乳液が出ます。これもトウダイグサ科にはよく見られる性質です。よく見られるタイプの葉でカキの葉に似ているともいわれます。

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タンナサワフタギ

2021年11月29日 | 自然観察日記

タンナサワフタギといいます。野尻湖畔で出会ったものです。新潟県内には自生していないと思われがちですが、野尻湖は県境に近いところで少し北上すれば新潟県の地内になります。ここにあればきっと県内にも自生が見られるのではないでしょうか。主に関東から西の太平洋側の山地に見られるハイノキ科の低木です。

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タンナサワフタギの実

2021年11月29日 | 自然観察日記

タンナサワフタギは黒い果実を結びます。新潟県内で普通に見かけるサワフタギは綺麗な青い実を付けますから両種を比較すると違いが歴然です。しかし、花はよく似ていて白い花です。ただ、昔静岡の山の中で見た記憶ではサワフタギのような沢山の花を木いっぱいに付けるようではなく花の数は少な目な感じでした。

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タンナサワフタギの葉

2021年11月29日 | 自然観察日記

葉はさわふたぎによくにていますが、全体に黒っぽく感じます。「タンナ」は自生している韓国の済州島の地名に由来するのだそうです。

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ドクササコ

2021年11月28日 | 自然観察日記

最近は雪国特有な気候であまり出歩く機会が少なくなりました。そろそろ、冬ごもりの時期になりますが、今年紹介しきれず今まで貯めておいたものでどうしても取り上げたいものを紹介したいと思います。

まずドクササコというキノコです。これは福島県の岳温泉周辺で目撃したものです。ドクササコは日本の危険なキノコの10本の指に入る注目すべきものです。不思議と実物を目撃したことがなくて今回が初めて。キノコを専門に探索しているわけではないのでどうしても出会える種類は限りがあります。そんな中でようやく確認したものですからそれなりに感激しております。

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ドクササコ裏面

2021年11月28日 | 自然観察日記

スギが混じる雑木林の林床でしたがやや乾燥気味でした。神経毒でアクロメリン酸,クリチジン,スチゾロビン酸,スチゾロビニン酸などという有毒成分が含まれているそうです。ネットによれば「末端紅痛症を起こす。早い場合は食後6時間程度,遅い場合は1週間程経過してから,手足の先端が赤く腫れ,激痛を伴いこの症状が1ヶ月以上続く。」とあります。「やけど菌」などといわれますが死亡するという話はあまり聞きません。

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サナギタケ

2021年11月28日 | 自然観察日記

ドクササコと同じ日に目撃した冬虫夏草の一種です。根元を掘るとセミなどの蛹が出てくるはずです。サナギタケは注意してみていると比較的よく見つかるもので、赤みがかった黄色いヒョロヒョロとした形状をしています。見つけたらそっと根元を掘ってみるとよいでしょう。

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サンザシ

2021年11月27日 | 自然観察日記

しかし、外国産の種も見られました。サンザシは中国が原産のバラ科の低木で薬用として日本に入っていたものと説明されていました。果実を利用するのだとか。それ以外に寒さに強く盆栽として重宝がられて古来から日本に根付いているようです。

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サンザシの実

2021年11月27日 | 自然観察日記

全体にズミに似ている樹だなぁと感じていましたが、さすがに実は大きくリンゴの小さい果実のようです。ただし、生食するととても酸っぱいのだそうです。

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サンザシの葉

2021年11月27日 | 自然観察日記

ピラカンサを成葉サンザシといいますが、サンザシとはあまり似ていません。葉は短い柄がありますがほとんど目立たず、葉身は浅く三裂するものもあり淵には粗めの鋸歯があります。

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クサボケ

2021年11月27日 | 自然観察日記

こちらは在来種。クサボケです。クサといっても樹木で、中国由来のボケに比べ丈が低いことからこう呼ばれるのだそうです。関東以西の太平洋側の草原などに分布するとされますが、新潟県内でも例えば米山などにも採集記録が残っているのだそうです。経験的には新潟県内では全く出会っていませんからないに等しいものと思っています。

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クサボケの花

2021年11月27日 | 自然観察日記

花の時期ではないのですが遅い花が咲いてそのままがくにへばりついてしまったのか一見別種のように見えてしまします。

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ホトトギス

2021年11月26日 | 自然観察日記

おもに太平洋側に自生する種で新潟県内では自生は観られないと思います。いろいろ園芸的に改良されて外来種もありますから野生のものかどうかが判然としないのですが故Iさんなら園芸種を植えておかないだろうと思いますので自生していたものであると考えました。ただ、産地がどこか不明です。

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