森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

トウゴクミツバツツジ

2018年05月31日 | 自然観察日記
ミツバツツジが満開で汗ばむ山登りを癒してくれます。山頂に近い岩場を中心に結構たくさんありました。筑波山のミツバツツジはトウゴクミツバツツジと言われるもの。関東中部の太平洋側に分布している種です。新潟にあるミツバツツジはユキグニミツバツツジで日本海側を九州辺りまで分布する種とされています。花や葉を観ても簡単には見分けがつきませんが、花の咲く時期がトウゴクミツバツツジの方が早くユキグニミツバツツジは遅く咲きます。といっても一緒に栽培でもしていないと分からないことで、経験的には1週間位の時間差があります。
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トウゴクミツバツツジの花

2018年05月31日 | 自然観察日記
ミツバツツジは各地に多くの種が生育していていろいろな名前がついています。ミツバツツジとしてひとくくりでもよさそうなものですが、研究が進むとどうしても細かく分けられてしまいます。トウゴクミツバツツジとユキグニミツバツツジの形質的な差異は花のめしべの花柱に見られる腺毛でしょうか。あるのがトウゴクミツバツツジです。ユキグニミツバツツジは花柱は毛の類は何もありません。
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トウゴクミツバツツジの葉

2018年05月31日 | 自然観察日記
ミツバツツジの葉はどの種も三枚の葉が展開してくるのが特徴です。
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ブナの大木

2018年05月30日 | 自然観察日記
実は山頂に近い部分にはブナがたくさん見られました。それもかなりの高木・老木でかずもそこそこあって純林というわけではありませんが様々な樹種との混在する立派な林です。しかし、新潟で見るブナとはかなり印象が異なりました。その一番の原因は樹肌はあまり白くなく肌も荒れています。一瞬何の樹か判断できないほどでしばらく悩みました。
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ブナの樹肌

2018年05月30日 | 自然観察日記
新潟の人はこの肌を見てブナと簡単には気づかないと思います。新潟のブナは地衣類が付いていてもとても白く滑らかな肌をしています。
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ブナの葉

2018年05月30日 | 自然観察日記
葉を観ればブナであることは疑いの余地はありません。
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ブナの雄花

2018年05月30日 | 自然観察日記
花が咲いている樹も多くあります。これは雄花。もう花粉を飛ばし咲き終わったようです。
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ブナの雌花

2018年05月30日 | 自然観察日記
こちらは雌花序。細部ははっきりしませんがこの中に2個の花があることになっています。
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尾根筋のブナの林

2018年05月30日 | 自然観察日記
筑波山の女体山と男体山を結ぶ尾根筋のブナの林です。
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ウリハダカエデ

2018年05月29日 | 自然観察日記
カエデ類はまだ葉が伸び出ていませんでした。ウリハダカエデのやや大きめの樹があって花を咲かせています。尾根筋は山頂に近づくにつれ常緑樹から落葉樹が主流になっていきますから花が付いている樹はとても目立ちます。
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ウリハダカエデの花

2018年05月29日 | 自然観察日記
ウリハダカエデは雌雄異株。この花は雄花です。緑系の花でも青空に映えるこのタイミングの花は鮮やかに感じ綺麗です。
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アブラチャン

2018年05月29日 | 自然観察日記
アブラチャンはまだ花も咲いていませんでした。比較的早く咲きだすと思っていたのですが・・。
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アブラチャンのつぼみ

2018年05月29日 | 自然観察日記
咲きそうなつぼみです。数時間もすれば黄色い目立つ状態になるのかもしれません。
ウリハダカエデもアブラチャンも新潟では普通に見られる樹木です。厳密にいうと、太平洋側のアブラチャンには葉などに毛がないのだそうですが、日本海側の種には毛があるためケアブラチャンといいます。同じような種でも微妙な点が異なります。環境の違いが長い時間を経る中で形質の変化をもたらすのです。
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オオモミジ

2018年05月28日 | 自然観察日記
近くに樹名板がありましたからオオモミジと分かりました。雄大な高木で秋の紅葉はさぞかし素晴らしいものだろうと想像しました。
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オオモミジの葉(落ち葉)

2018年05月28日 | 自然観察日記
オオモミジの証拠を枯れ葉で探しました。藪や根元に確かにオオモミジの特徴を示している葉が落ちています。この種は北から南まで自生するといわれていますが新潟には見られないもので太平洋側に分布する種です。
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