森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

タニソバ

2019年10月31日 | 自然観察日記
三国峠に出るころ少し明るい敵湿地にタニソバが見られました。時々大きな群落になって生育しているのを見かけますがここではそういうような大群落になるような環境になっていないようです。
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タニソバの花

2019年10月31日 | 自然観察日記
タデの仲間の花はどの種も花序は色鮮やかでも一つ一つの花は小さく開いているのかいないのか老眼の私には判別しにくいものです。タニソバはその中でも最強クラスで花が開いているものをしっかり確認したことがありません。
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タニソバの葉

2019年10月31日 | 自然観察日記
タニソバの葉は秋が始まると比較的早く色づき始めます。といっても一斉というわけでなくパラパラと色づいたり1枚の葉でも端から色づき中にはまだらになっていることもあります。
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三国峠に祭られている地蔵

2019年10月31日 | 雑記
三国峠に祭られている御阪三社神社の奥にひっそりと佇んでいる地蔵があります。神社に隠れるような位置にあるためほとんど目に付きません。苔むした様子からはかなり年代の古いもののようで、社殿よりずっと昔からこの峠を越える人を見てきたのでしょう。歴史を感じる存在です。
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ヒトツバヨモギ

2019年10月30日 | 自然観察日記
高い山に行くとよく見られる種の一つで高山植物として扱われることが多いのですが花が地味ですからほとんど注目されない種です。ヨモギの仲間で高径の多年草です。株立ちになって生育しています。三国峠から上の尾根筋にたくさん生育していました。ヒトツバヨモギは日本海側に偏って生育する種とされ新潟県内では脊梁山脈を中心に広く自生していてかなり低海抜にも採集された記録があります。
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ヒトツバヨモギの葉

2019年10月30日 | 自然観察日記
葉はヨモギのような切れ込みがなく細長い浅い鋸歯を持った単葉で茎にらせん状についています。
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ヒトツバヨモギの花序

2019年10月30日 | 自然観察日記
頭状花を円錐花序につけます。ヨモギの頭状花は舌状花を持たない花序です。
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三国峠のクロクモソウ

2019年10月29日 | 自然観察日記
深山の湿った場所に見られるクロクモソウが三国峠下の小沢の周辺に見られました。しかし、新潟では例えば浅草岳など比較的高い山に登ってもあまり目にしない種です。もっと高い苗場山などに登ると出てくるのですが分布がやや偏っているように思えます。三国峠は1136mだそうですから、それほど高い場所でもありません。花を観る限り北アルプスなどで見るものとは変わりがないように思います。
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クロクモソウの葉

2019年10月29日 | 自然観察日記
葉は腎円形といわれる形で規則正しく整った鋸歯が並んでいます。食用にすることもできるようです。北地の個体数の多い場所では抵抗なくできそうですが、新潟では貴重な植物のイメージがありますから食べることは考えないと思います。
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クロクモソウの生育環境

2019年10月29日 | 自然観察日記
三国峠のクロクモソウはまとまって純粋な群落を作っているというのでなく他の種と混在していました。完全に優先して純群落を構成できるほど勢いがないということなのでしょうが、比較的海抜が低い場所に見られる群落ということと関係しているのかもしれません。
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ヤマハハコ

2019年10月28日 | 自然観察日記
山頂直下のガレ場には東北の高山では定番のヤマハハコが見らえました。中部日本以北の高山荒れ地に出てくる種です。しばしば大きな群落になっていて一つの景観を作ります。個人的にはこの種を見ると高山帯に入ったという感じをもつのですが、三国山は高山という性質と亜高山という性質を持っている山なのでしょう。比較的手軽に行ける素晴らしい山です。
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ヤマハハコの花序

2019年10月28日 | 自然観察日記
キク科の種ですから頭状花を持ちます。丸い塊の中に小さな花が詰まっているので小花はわかりません。白い色の部分は総苞片です。黄色い部分に花があります。雌雄異株という話もあります。
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ヤマハハコの葉

2019年10月28日 | 自然観察日記
葉裏には白い綿毛がびっしりとありますが表側にも少しその綿毛が見られます。
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コメツツジ

2019年10月28日 | 自然観察日記
オオコメツツジかもしれませんが三国峠から上の岩場にたくさん生育しています。このツツジが見られる場所は日当たりの良い岩場です。ところでコメツツジは魚沼南部の県境山域の岩場にのみ見られ、オオコメツツジは県内広く山地の岩場に見られます。ただ、コメツツジが生育している当たりの山域に空白域があります。三国山付近の山地には両種が混在する地域となっていて非常に面白い現象が起きています。ちなみに、花弁の枚数で両種を分けますが4枚がオオコメツツジで5枚がコメツツジです。
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ツリガネニンジン

2019年10月27日 | 自然観察日記
ツリガネニンジンを見ると高山型とされる変種のハクサンシャジンを思い起こさせます。しかし、三国山にはハクサンシャジンはなくツリガネニンジンが沢山見られました。三国山は1636mの山ですからハクサンシャジンが見られるほどの高山ではないようです。そういえば2・3年前に行った栗駒山(宮城と岩手にまたがる山1626m)は標高は同じようですが北に位置するせいかハクサンシャジンが見られました。
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