森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

マツムシソウの群落

2021年10月09日 | 自然観察日記

入笠山の域内にはマツムシソウが沢山自生しています。 新潟県内にもわずかに自生しているようですが、今まで出会ったことがありませんから縁のない種のグループです。しかし、長野や群馬の高原の草原に行けば必ず出会える種で少しうらやましい気持ちを抱いています。入笠山は至る所に見られますからあるところにはあるのだなぁ・・と感心して来ました。全国の山地草原に普通に生育するという記述がある資料もあります。新潟では馴染種でも他県では普通というものもあるのだなぁとまたまた感心しました。

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マツムシソウの花

2021年10月09日 | 自然観察日記

花序は頭状花序で、舌状花と管状花様のものが見られますからキク科に移行する前段階のグループに見えます。

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マツムシソウの花後の様子

2021年10月09日 | 自然観察日記

マツムシソウは花が終わるといがぐり頭というか海坊主というか開花中の様子とは一変した特徴的な形態をしています。

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マツムシソウの葉

2021年10月09日 | 自然観察日記

マツムシソウ科の多年草かと思いきや越年草なのだそうです。つまり、秋頃に発芽しそのまま越冬して翌年開花結実するという性質を持つことになります。思い込みで誤解していました。マツムシソウがこんなに多く自生しているというのがなんとなく頷ける気がします。とにかく一年草や越年草は発芽率が良く環境さえ合えば爆発的に繁茂する性質が見られます。ただ、高山形のタカネマツムシソウは多年性の習性を持つようです。

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