逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

アポロの「月の石」はニセモノとほぼ断定?(ナショナルジオグラフィック紙)

2012年06月28日 | アポロ11号・宇宙開発

砂煙を上げ爆走するアポロ月面車(ルナビークル)の勇壮

これはNASAの公式ホームページの映像(多分アポロ17号)なのですが、現在の最新の知見では幾つもの間違いが含まれています。
月面ですが誕生以来45億年もの長い間の太陽風や宇宙線、日向と日陰、昼と夜とのプラス125度からマイナス170度、最低ではマイナス240度にもなる温度変化で岩石の劣化が極限まで進んでいる。
岩石が風化した今では月面全体が隕石の衝突で舞い上がった細かい砂粒のレゴリス(regolith)に一面覆われていて、深い場所では数十メートルにもおよぶ。
(比較的若い玄武岩の溶岩台地の月の海ではレゴリスの厚みは数メートル)
半世紀前のアポロ計画の当時は記事上↑に示したNASAの写真のように、月面はゴツゴツした岩が剥き出しの世界とのイメージだったのですが、実は月は全面が『砂の世界』だったのです。
全面が微小な『砂だけの世界』なので、最新のLRO月面写真のようなクレーターの凹みはあるが一箇所も出っぱった(凸)部分が無い、(石ころ一つ落ちていない)地球の砂漠地帯とは違いすぎる不思議な光景が生まれたのです。
最新の6月22日付けナショナルジオグラフィック ニュースの『月の砂の謎、ナノ粒子モデルで解明?』の記事によると、オーストラリアのクイーンズランド工科大学は1970年に月から試料を持ち帰ったソビエト連邦の無人探査機、ルナ16号が収集したガラス質の泡を特別なタイプのX線顕微鏡分析。
直径約100ミクロンの粒子でも、月面に衝突すると、その衝撃で月の岩の一部が融解し、ガラス質の泡が形成される。
地球上では、通常こうした泡の内部には気体が入っているものだが、空気が無い月の場合は『見たこともないようなナノサイズのガラス質微粒子が多孔質の網の目のように結びつき、泡の内部全体に広がっていた』。
ソ連のルナ計画の無人月探査機は土壌採集に成功して合計二百数十グラムのレゴリスを持ち帰った。
ところがアポロで持ち帰られた総重量382kgにも及ぶ膨大な月の石(最大のものはアポロ16号の11kgの岩石)は、地球上に広く存在する玄武岩と同一であり、検査しても見かけも特性もまったく違いがなかったのである。

『最も忌むべき、絶対に触れてはならないタブー(禁忌)』

アポロ疑惑は恐ろしや。
日本に寄贈されたアポロの『月の石』を調べた大槻義彦は『地球の石と同じであった』(少しも違いが無い)との事実を語って世間から袋叩きにあっている。
この大槻義彦の悲劇(喜劇?)のように『アポロ疑惑』は常識ある大人が決して語ってはいけない、タブー中のタブーなのである。
アポロ疑惑がタブーなのは我が日本国だけの特殊な話ではなくて、最高度な『禁忌』である事情は遠いオーストラリアでもまったく同じであった。
タブー (taboo) とは、ポリネシア語のtabuを語源とする言葉で、共同体内での『何をしてはならない』という忌避行動の決まりであるが、タブーとされる行動をなぜ取ってはならないのかの、合理的な説明は必要としない。
しかし、タブーを侵犯した場合に発生する恐ろしい懲罰は、共同体の構成員全員が熟知しているので、タブーの遵守は未開部族では最も大切な道徳なのです。
『アポロ疑惑』の動かぬ証拠である、このナショナルジオグラフィック記事では(真空である月の砂が)『月面に舞う性質を持つ』とか『ソ連の資料は、(紛失したり、木の化石だった)アメリカの月の試料ほどクリーンな状態で保管されていなかった』とか『地球上に戻ってきてから混入した(真空状態でないと出来ない)物質だった』可能性など無茶苦茶な、常識外れにも程がある大笑いの『アポロ疑惑否定』が語られているのです。
この、National Geographic News紙の編集者には羞恥心というものが無いのだろうか。
あるいは脳みそが腐っているので論理的な思考力が喪失しているのか。
科学者の資格ゼロでないとしたら、研究結果が『アポロ疑惑』のタブーに具体的に触れてしまうので、その『結果』のあまりの恐ろしさに震え上がったのだろうか。
アポロ疑惑否定に躍起になるあまり平常心を失い、科学常識も論理的整合性も失い、支離滅裂で常軌を逸している。
アポロ疑惑が楽しいのは、このような『アメリカともあろうものが白々しい嘘はつかない』『権威あるものは(ばれたら恥ずかしい)真っ赤な嘘はつかない』と信じている何とも日本的な心象風景(権威主義)である『アメリカ命』のお馬鹿記事が普通に読めることでしょう。
だから『アポロ11号・宇宙開発』の連載がやめられない。
アポロ疑惑を書くと必ず送られてくる(アポロの疑惑を具体例で指摘する)当該記事に対する感情的で意味不明の低級な嫌がらせ行為も止まらない筈である。

『時間が経てば、歴史が書き換えられる』

一種の歴史修正主義なのか、アポロ11号月着陸から43年が経ちましたが、この話は太平洋戦争の証言を得る話に似ているのです。
敗戦後に半世紀が経過して、戦争経験者からの正しい証言を得ようと研究者が聞き取り調査を行うのですが、1対8対1の不思議な法則があるのですね。
1割の人は当時の自分の経験した事柄と、その後に知った知識や経験を、明確に区別していて客観的に誠実に正直に語ろうとするのですが、反対側の1割の人々はまったく正直でない。
意識的に自分にとって都合の良い方向に事実を偽って語るわけです。
残りの8割がこの中間であり、当時の記憶と事後の知識との境界がはっきりせず曖昧であり、混乱している。
半世紀も立てば今の様な極端な日本社会の右傾化がなくても、多くの人々は記憶が曖昧になるので、自分に都合の良い方向に歴史を捻じ曲げる歴史修正主義が生まれる素地が出来上がる。
ですから半世紀近く前の記憶と、その後の知識が混同していない1割の少数派は貴重なのです。
当時は、宇宙開発では常にアメリカはソ連の後塵を拝していた。
これは月探査でもまったく同じでアポロ11号の3年前の1966年にソ連はルナ9号の月面到達とルナ10号での月周回軌道に成功していたが、アメリカはこの時点では何れも成功していない。
ところがソ連に遅れをとったアメリカですが、3年後の1969年にぶっつけ本番でアポロ11号で有人での月着陸を強行し、そこからの無事帰還にもNASAは完璧に成功させているのです。
そして突然止めて仕舞う。以後は一切の感心を失う。
アポロ11号は、それ以前のソ連との宇宙競争の成り行きから考えれば、何とも取ってつけたようなとんでもなく段違いの素晴らしさ、未曾有の成功例なのですが、折角月まで人類が行ったにも係わらず、アポロ11号で判明した新しい知見が何一つ無い。
普通はこの逆です。
100年前のアムンゼンとスコットの南極点到達競争では、それまで知られていなかった新しい発見とか知識が数多く見つかっているのです。
スコット隊の全滅の悲劇の原因ですが、行きしなにデポした食料や燃料を低温でのはんだの劣化現象で失ったことが大きく影響している。
しかしスコット隊の遭難以前では誰も知らなかったので、何の対策も施されずイギリス隊全員が命を失う。
アポロですが、何らの新しい知見も無いかわりに、新しい疑問も生まれなかった。
こういった探検の成功では新たな難問が次々生まれてしまうのですよ。
だからこれ等の探検旅行を契機に、科学が発展してきたのです。
アメリカの宇宙開発に付随して数々の新しい発明発見が行われたが、アポロ計画に関しては酷いピンボケビデオと、それとは対照的な鮮明画像の静止画(写真)が残された程度に止まっている。

『観光旅行としてのNASAのアポロ映像』

アポロ月着陸の成功では、人類がそれまでの『科学』で月について知っていたこと(1969年当時の既存の知識)が『矢張り本当だった』となっただけ。
これは探検家による初めての極地探査よりも、新婚旅行とかお馬鹿なOLの初めての海外旅行に近い話ですよ。
アポロ11号成功後直ぐに日本や欧州の同盟国に月の石を配り歩いた話も、田舎ものが初めてのハワイ旅行でご近所に土産のマカデミアンナッツのチョコレートを配る話に似ている。
しかもアポロ11号の月の石には木の化石まで混じる偽物だったのですから目も当てられないお粗末さ。
沢山残されているアポロの映像の特徴ですが、新婚流行でハワイを観光旅行した新婚さんにそっくりですよ。
お互いを映しあった『人物の映像』がメインで肝心の現地の風景の写真は単なる背景程度の添え物なのです。
これは局地探検とか登山の初登頂の記録写真とは正反対。これ等は観光旅行とは違い、人間の方が添え物の背景程度であり、山自体や周りの『風景』の方がメインなのです。
初登頂に成功した証拠として残すのが山頂からの360度のパノラマ写真なのですが、アポロではパノラマ写真も一応はあるが添え物でありメインではないので、ほとんどの人はその存在を知らない。
アポロ飛行士の態度ですが、何から何まで観光客のまねであり、到底命がけの探検家には見えません。
アポロの残された映像とは何か。
科学的な学術記録でも探検家の冒険記録でもなく、誰でもが良く知っている場所(メジャーな観光名所)に『私は確実に、間違いなく行きました。』と無関係な第三者に証明する為の写真です。
しかも人類初めての月旅行ではなくて、これが初めてのハワイ旅行でも、あんなピンボケで背景が不鮮明では第三者から『見栄を張るための法螺話ではないか。』とインチキを疑われるでしょう。
ピンボケのアポロビデオ映像ですが地球の砂漠地帯なら何処にもある光景ですよ。
ピンボケではないアポロの静止画の方は、例えるなハワイ旅行の証拠写真が、何処にでもある砂浜で戯れる写真だけで、ワイキキ海岸なのか熱海の海岸なのか区別のつけようが無い。
現地にわざわざ行かなくとも、同じ写真が地元でも十分撮れるのです。
アポロの月面映像ですが、ハリウッド製の西部劇の舞台であるネバダ砂漠の風景と、まったく違いが無い。
ところが月の今知られている、『真実の月面』はアポロ月着陸映像とは大違いである。
全面が細かい砂(レゴリス)に覆われていて、アポロにあるような剥き出しの岩石など一つもないことがLROの最新映像等で判明してしまった。
人類の偉業だったアームストロング船長の第一歩はインチキで、残念ながら真実では無い。
アポロ映像は、世間に対して見栄を張るための『法螺話』の類ですね。

『稀代の策士との、ニクソン大統領の悪い評判』

『アポロ計画の成功は、全ては、1961年5月25日のケネディ大統領の演説に始まり・・』と今の世界の人々が信じているところが可笑しすぎるのです。
事実はアポロの月着陸ですが最初から最後まで全てがニクソン大統領の時代で、本当ならニクソン一人の功績ですよ。
アポロ11号の時期はケネディ大統領の時代とは無関係ですが、必ず一番世間から好感を持たれている(歴代大統領で信用力が一番高い)ケネディとセットで語られるのです。
今まで(昔も今も)アポロとニクソンが同時に語られることは、絶対と言ってよいほど無いのです。
これは後に、ニクソンが偽証で弾劾され失脚したので、名前が消されたのではなくて、実は半世紀前のアポロ11号~17号が成功していた、ニクソンの現役大統領の時代全てに共通する話なのです。
現職大統領のニクソンですが、アポロでは自分は黒子に徹して決して表には出たがらない。
人類最初のアポロ月着陸の功績は、全て自分の天敵ともいえるケネディ一人に譲ると言う、人一倍目立ちたがりやの政治家としては前代未聞、信じられない謙虚さ。
この不思議ですが、何かの隠された思惑がニクソンにはあったと考える方が辻褄が合う。
まあしかし、今の策士中の策士との悪すぎる人物評が定着してしまった現在社会では、『ケネディのアポロ』なら信用がおけそうですが、『ニクソンのアポロ計画』なら途端に胡散臭い話に聞こえるから面白いですね。
しかし、現実のアポロの成功から撤退まで、全てに策士のニクソンが関係している。
アメリカのアポロの月着陸成功とは、『米国のステータス・クオ確立』というよりも、単にマスコミのニュース枠には一定の限界があり、事件自体はなんでも良いのだが何かの騒動で、大きく世間の注目を集めることが出来れば、その分隠したいニュースの割合は小さくなるので、不都合な真実を目立たなくすることが出来る煙幕としての効果がある。
耐震偽装での大騒動の真っ最中に起きた、ホリエモン逮捕みたいな話ですね。
昔の日本とか旧ソ連などは不都合な情報は発禁処分にして隠したのですが、これでは知的水準の高い層では隠蔽工作が丸見えなのです。
最新のアメリカ型は、知られたくない悪い情報は発禁ではなくて情報の洪水で隠す方法が取られている。
そして世界一の情報・宣伝力を持っているのはアメリカです。
半世紀前のアポロの映像は最新のLROの写真から判断して、ほぼ100%偽者であると断定してよいと思いますが、『実は成功していた』が実物映像が、それ以前のアポロ11号などと違いすぎる(今までの偽装が暴かれる)ので隠した可能性ですが、これは可能性として低すぎてほぼゼロでしょう。
アポロがNASAの発表のとおり月面有人着陸成功していたらですが、これは世間からインチキ臭いと思われている『福島第一原発事故が収束した』との野田内閣の発表が『実は正しかった』に、匹敵します。
しかし福島第一原発が現在の時点で安全に無事収束している可能性は残念ながらほぼゼロですね。

『何故アメリカのNASAは間違えたのか』

アポロ疑惑での一番の疑問点は、当時終始宇宙開発をリードしていたソ連が、一切沈黙している謎でしょう。
当時の米ソは総合的な『国力』全体では大きな差があったが、こと宇宙開発技術だけに限定すれば米ソ両国の力は拮抗しており、ソ連はアメリカと同等の技術力を持っていた。
冷戦華やかなりし43年前の旧ソ連ですが、『アポロは疑わしい』とは一回も発表していない。
(1)
理由の第一番目に考えられるのは、正直に当時のソ連には『アポロは疑わしい』というだけの情報がなかった、とするものですが、これには十分な根拠がある。
当時の技術力では(多分今の技術力でも)地球周回軌道上のアポロ宇宙船を捕らえることは十分に出来たが、月面上のアポロ宇宙飛行士の行動までは把握できなかった。
アポロが月周回軌道の有人飛行には成功していて、ソ連と同じ無人月面車による探査を行っていたとしても当時者の証言以外には、ソ連でなくても地球からは誰にも判らないのですよ。
実は登山とか探検では珍しくなく、よくある話ですよ。
アムンゼンの人類初めての南極点の到達の真偽は、直ぐ後に辿り着いたイギリスのスコット隊の記録からも間違いない事実ですが、北極点のアメリカ隊の記録は誰も追認したものがなく実は真偽は不明なのです。
何かを残してきても大陸とは違い海の上。この隊は極点が近づくほど極地探検の常識とは反対に速度が増しているので状況証拠としては黒ですが、それでも海氷は常に動いているし証拠が本人たちの証言以外に無いが一応は、本人達が言っているので『人類最初』の極点到達との記録自体は誰も文句が言えないのですね。
(2)
二番目の可能性ですが、直接的な証拠は掴めなかったが色々な状況証拠から胡散臭いと睨んでいたが、黙っている方が有利なので沈黙して仕舞った。
アメリカがベトナム撤退を望んでいたように、ソ連としてもベトナム戦争の終結でベトナムに対する膨大な援助を減らせるメリットがある。
ベトナム戦争の犠牲者数は侵攻したアメリカ側が6万人強に対して、侵攻されたベトナム側は50倍の350万人もの膨大過ぎる人数になっていた。
人道的な観点からも、悲惨極まるベトナム戦争の終結にプラスになる可能性に対しては、たとえインチキであれ何であれ誰も反対できない。
(3)
三番目の可能性ですが、『米ソ両国が共に偽装していた』で、これだと他の疑問にも同時に『答え』が出せる利点があるのです。
冷静に考えればこれが色々な不思議の答えとして一番高いでしょう。『米ソ双方がインチキをしていた。』ので、相手の非を追及したくても出来なかった。
今アポロの月着陸は誰でも知っているが、それとは対照的にソ連のルナシリーズを知っているものは皆無なのです。
この原因はアメリカは世界同時中継で地球規模でアポロを宣伝したがソ連はルナ9号の人類初めての月面軟着陸での写真の電送以来、合計十数ヶ月にも及ぶ無人月面車(ルノホート)で行った写真撮影の公開が不十分。ソ連ですが意識的にルノホートの写真公開をさぼっているのです。
アポロ11号月着陸の1969年当時の人類の月面の知識とは、アポロの3年前の1966年に軟着陸したルナ9号の画質の悪い電送写真がほぼ唯一のものだったのですよ。

『誰も知らなかった「砂の世界」の月』半世紀前の大失敗

1966年のルナ9号で公開された映像ですがアポロシリーズの映像とそっくり。月面は岩肌が露出している。
ゴツゴツした岩が剥き出しの世界で、荒涼とした月の海の平原に石ころが転がっていた。
『同じ種類』であるなら、アポロの映像が『偽装』であるとしたら、それは自動的にルナ9号もニセモノと断定できるのです。
ちなみにソ連はルナ3号の月周回軌道成功後、9号の成功まで月軟着陸を何回も試みたがことごとく失敗している。
ルナ9号は一応軟着陸には成功したが着陸時の衝撃で、電送装置かカメラ等何らかの機器が故障して仕舞い、正常に送れなかったのかもしれない。
1998年のテポドン打ち上げで『人工衛星の打ち上げに成功』と北朝鮮の軍事独裁政権が世界に向けて発表したのですが、軍事独裁政権だった旧ソ連も失敗続きで焦って魔が差してしまい1966年にルナ9号の偽装(やらせ)の電送写真を発表する誘惑に負けてしまう。
その後ルナ16号やルナ17号~21号のルノホートに成功するが、『本物の月面の映像』と先に世界に大々的に発表したルナ9号の映像と違いすぎる(一致しない)ので、ソ連は偉大な功績を発表(宣伝)したくても発表できない。
私の捜した範囲では(月軟着陸に初めて成功したと発表したルナ9号のピンボケ写真以外には)ルノホートの月面映像がどこにも無いのですよ。不思議な話ですね。
誰か、ソ連のルノホートの月面映像を持っている人がいないでしょうか。
この話は、ルノホートの月面映像とルナ9号が一致していれば、アポロとも一致するので『正しい』との逆の結論になります。(最新の月面の知見が間違っていた??)

『危険過ぎるアポロ「偽装」の動機とは』

色々な推理作家はいるのですが、唯一といってよいほど巨匠の松本清張は何よりも『動機』に拘ったのですね。
アポロでインチキをしたアメリカのニクソン大統領の動機とは何か。
しかし策士中の策士であるニクソンにとっては『嘘を付いた』との自覚がまったく無かったのかも知れませんよ。
フランス大統領選挙時に現職のサルコジが訪日時に福島第一原発事故の現地を視察したと嘘をついたのですが、ついうっかりと政治家用の二枚目の舌が滑った(事実を少しだけ大きく言った)のです。
サルコジは原発事故直後に急遽アレバ幹部と共に日本には来たが、福島原発までは行っていない。
ソ連との宇宙開発競争ではアメリカは常に後塵を拝していた。
これは世界の超大国としての面子が許さない。
金にモノを言わせて超巨大ロケットサターンを完成して無人探査しか出来ないソ連を尻目に有人月探査を決行して成功した。
ところがサルコジと同じで『人類初めての月周回軌道に成功した』を、有人での月探査(月を歩いた)と少しばかり大袈裟に表現しただけなのですよ。
月周回では世界に対してもアメリカ人に対してもインパクトが小さすぎるとでも思ったのでしょう。
ニクソンとしては誰もが驚く大ニュースを提供したかった。
何としても煙幕(ビックリ箱)が必要だったのです。
当時のアメリカですがベトナム戦争の真っ最中ですよ。
そして戦争での最も困難な作戦とは『負け戦』の撤退なのは、戦国時代でも現代でもまったく変わっていなかった。
ちなみにアメリカで最も不人気な悪い大統領とはトルーマンで、理由は史上初めての勝てなかった朝鮮戦争の時の大統領だったからなのです。
そしてベトナム戦争とは、アメリカが史上初めて負けた『悪い戦争』だった。
ニクソン大統領としては、撤退する為には世間をあっと言わせる想像を絶する『はかりごと』が必要だった。
アメリカ人を喜ばす為の打ち上げ花火の余興(赤いニシン)としてアポロ計画は利用されたのでしょう。

『短時間だけ人々を熱狂させる「サーカス」としてのアポロ』

43年も経った今頃まで、出来の悪い『アポロ計画』の馬鹿話が続いている『予期せぬ展開』に対して、当の阿呆臭い偽装工作の仕掛け人だったニクソン大統領自身が墓の下で心底驚いているでしょう。
あるいは、稀代の策士としての面目躍如、『してやったり』と腹を抱えて大笑いしているでしょうね。
『アポロ』は学術研究の偽装などではなく、アメリカでなくとも何処の国でも戦時中なら普通に必ず行われる種類の戦争プロパガンダであった。
最初から長時間だます意図はまったくなく、大多数の人々を極短期間だけ誤魔化す(煙幕目的のやらせ)ために用意された。
アメリカのニクソン大統領としては、戦時大統領としては不名誉なベトナム戦争での『負け戦』の米軍撤兵中の目くらましであり、その場だけ(一時しのぎの見世物)で十分であった。
今のように何十年間もの長い間世界中を騙し続ける何らかの合理的な理由(必要性)がニクソンにはまったく無かったのである。
精巧な偽札では、わざと一部を真券と違って作られるのですがアポロの映像での人を食った御粗末な『間違い』も、実は意図的な『間違いの注入』(製作者の遊び心?)だった可能性も十分考えられる。
極短時間だけ、みんなが喜ぶサーカスとしてのアポロでは数々の手抜きの杜撰な(あるいは意識的な)『間違い』が含まれるのは当然の話だったのである。
アポロの意味とは、皇帝がローマ市民を熱狂させる為に提供したコロッセウムでの剣闘士の殺し合い見物(サーカス)であり、基本的に気分転換の娯楽(罪の無い遊び)だったのです。

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8 コメント

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STATION=αさんへ (Unknown)
2012-06-25 06:35:51
なるほど。

でも、そんなに理路整然に反論すると、コメントを消されますよ。ここでは、主への理路整然の反論は消されるルールなのです。

STATION-αさん、引用とご自分の意見の間に行を入れてくださると、読みやすくなりますので、できればお願いいたします。
削除をしないのが原則 (宗純)
2012-06-27 08:47:54
Unknownさん。
当ブログでは名前の無いもの、あっても「通りすがり」など個人を特定していないNHでのコメントは御遠慮下さい。
また、質問や反論コメントは大歓迎ですが、他の読者の迷惑になる一方的な宣伝コメントは、原則不掲載としています。
HNが『STATION-α』なる不思議な人物のコメントですが、残念ながら一方的な宣伝と判断して、現在は全て不掲載としていますが、削除している訳ではなくて別の場所に大事に保管しています。
STATION-αさんですが、当ブログ記事を長々と引用して、最後に一行だけ(記事を否定する)自分のマイナス意見を述べる手法ですね。
基本的に水増しで、ご自分の主張の中身の無いことを誤魔化したいのですよ。
普通の真面目な対話なら、『記事にはAと書いてあるがBであろう。何故ならXやYであるからAにはならない』と進めるから、会話が盛り上がる。
記事を自分が読んで如何解釈したかの(A)の部分が無い。
論の趣旨とは直接関係無い、些細などうでもよい枝葉の指摘があるだけで、基本的に(B)もないしXやYもない。
しかも、毎回同じ言葉尻や重箱の隅つつきで姑息な卑劣な手法です。
基本的に不真面目なのです。
何故当方が真面目なコメントではないと判断したかと言うと、
私の、
>『STATION-αさん、
先ず最初に一つだけ一番大事な質問をしますが、ご自分で43年前のアポロ11号の人類最初の月着陸を実際に御覧になった経験があるのでしょうか。
それともその後に、細切れのビデオ録画を御覧になったのでしょうか。
何故私が改めて、この質問するかというと、
当時のアポロ計画を知っている者に対して基礎の基礎のイロハみたいな簡単な話は失礼であるし、
逆にまったく知らない者に対しては基礎的な説明を省略するのは不親切になるからですね。』<
この質問に対して、STATION=αさんは真面目に答えない。
今現在でも手に入るアメリカのテレビ局のシュミレーション映像とかNASAの細切れ映像が見れるので何ら問題は無いとの態度ですね。
これは誰か自分以外の他者と、何かの建設的な会話をしたい時の態度ではないのですよ。
当方のブログは自己紹介にも記したように、
時が経ち記憶が薄れる以上の速さで真実の歴史の記録が書き換えられていくので、仕方なく書いているのです。
原則思い出せない日付や数値を調べる以外、自分の半世紀前の記憶のみで書いているんで、記憶違いや勘違いが含まれている可能性はあるのですね。
記事の趣旨の枝葉の細かい部分の間違いの指摘でも、大いに歓迎しますが、STATION=αさんの行っているのは、重箱の隅つつきであるとか言葉の揚げ足取りに類する、『細かい部分の些細な事柄を指摘して、メインの論を否定する』手法ですね。
しかも水増しで長い。ある種の印象操作の類ですね。
これは駄目でしょう。不真面目です。
この『人間は月に行ってない 大学生の2/3』の二つの記事ですが、何れも成績上位10%の学生の大多数が『アポロ月着陸』を偽装だと思っているし、間違いなく真実だと思える最新のLRO写真を見た後でも一切、アポロの疑惑が晴れなかったとの事実の紹介と、その解説ですよ。
ニセモノと思っている学生達は、LROのアポロ月着陸船の残骸を見ても、何ら態度を変えなかった。
理由は実は極簡単で、
アポロ映像と、LRO映像とが別物。まったく似ていないから。
ところがSTATION-αさんには、アポロとLROと、両者にまったく同じであり、なんらの違和感を感じなかったらしいのですよ。
これは実に面白い話ですね。
興味をそそられる。
それでSTATION-αさんと会話を試みたのですよ。
冗談としても低級で、ジョークになっていない (宗純)
2012-06-19 10:31:47
きくちまこと本人かその信者の偽名?? (宗純)
2012-06-20 16:07:52
「病膏肓に入る」の言葉の意味を知らないとは (宗純)
2012-06-20 18:24:49
と、本人の問題点を指摘して注意を促したのですが、一向に改善が見られない。
コピーの同一コメント(陳腐なアメリカのテレビ局の宣伝)を繰り返し繰り返し送ってくる。
仕方無しに不掲載とし、かつgooIDの提示を求めた。
これは以前のこのブログへの嫌がらせコメントをしていたネットウョさんと同一人物である可能性を一応調べたのですね。
同一のゴミコメントは見つけ次第不掲載としたがgooブログ機能にある『コメント拒否リスト』に 入れていない。
慌てものの、このSTATION-α君ですが、何と自分がコメント拒否リストに入っていると勘違いしたのか、gooIDを、
最初のtadashihimukaiからtadashihimukai_002に変えtadashihimukai010に変えと投稿毎に変えてくる。
今度はどんなgooIDで書いてくるか楽しみです。
ゴミとか便所の落書きですが、一つでも残すと真似をする不心得者が出てくるので毎回小まめに綺麗に掃除をしています。
何事も修行の第一歩は掃除なのですね。
反省を求めるため、この名前の無い不見識なコメントも少しの間は例外として掲載して置きます。
月面は人類に毒かも (現田石)
2012-06-28 00:28:09
現月石でない現田石です。
そういえば今から考えると、月の塵でなく「月の石」という用語自体がすでに怪しいですね。
もう一つ見方を変えると、地球の表面は人類が踏んで生活しても一般に安全ですが、月面は人類が移住(植民?)するには毒である可能性があるようです。たとえば、月の表面の微細な鉱物質を踏んだ後、宇宙船内に戻ったときに靴の裏など宇宙服に付着した微粒子が宇宙船内に持ち込まれ、その微量の鉱物質を肺に吸い込んだ場合、長い潜伏期の後に中皮腫にかかるかもしれません。
そういう可能性も考えると、月面に最初に降り立つ生物として、CCCPなら犬を送り込んだでしょう。アメリカ国は、きっとカミカゼスピリットをもって月面を開拓したのでしょう。もしそうなら、月面に犬を送らないでいきなり生身の人類を送ったと発表した米国を当時の世界の人々は人命軽視と批判しなかったのでしょうか。
頭の体操としてのアポロ月着陸 (宗純)
2012-06-29 10:24:45
現田石さん、コメント有難うございます。

このブログは、政府やマスコミによる世論誘導など下世話なプロパガンダ論をメインとする政治ブログであり、そもそも科学ブログではないし書いている本人も科学者や研究者ではない。
アポロの科学的解明が目的ではなく、それらには普通の一般市民程度の興味しか無いのですね。
学術研究なら科学者の受け持ち範囲ですが、アポロ11号映像は学術記録ではなくて、純粋な政治宣伝目的の、低級な粗悪品です。
騙された善良な人々ですが、基礎的なイロハの科学的懐疑心が欠如しているのですよ。

空気が無いと、羽毛でも鉄球でも同じ動きをするので、写真のようにアポロの月面車が盛大に砂煙を上げては駄目なのです。
今までの物理学が正しければ、どれ程小さな砂粒であろうと全部放物線を描いて月面に落ちてくるはずである。
それで以前は『アポロの月面写真では、砂煙が少しも上がっていない』『真空での撮影だから本物だ』と全員が口を揃えて強弁していたのですよ。
ところが精細に画像を調べると、矢張り砂煙が上がっている。
それで仕方なく、今回紹介のナショナルジオグラフィックのように『月の砂は(空気も無いのに)舞い上がる性質がある』との話になっているのですから愉快ですね。
『太陽の紫外線で帯電するから』らしいですよ。
本当かどうかの検証は定かでないが、丸っきりその場その場でくるくる言い分が違う三百代言の橋下徹状態ですね。
ソ連のルナが収集した月の砂(レゴリス)が地球上の砂とは大きく違うことは昔から良く知られていたことなのです。
侵食作用がある地球上の砂粒は、お互いがぶつかる為角が取れて丸くなっている。
対して水も空気も無い月の砂は、顕微鏡で見れば角が鋭角に尖っている。
確かに月の砂粒は危険で、肺胞に突き刺さるので何十年後に中皮腫になるアスベストと同じ作用がある可能性が有りますね。
ソ連ですが、ルナ16号でレゴリスの採集に成功しているので、その後の17号の無人月面車(ルノホート)は無限軌道車ではなくて、特別設計された鉄の車輪の8輪駆動車。
キャタピラーは雪上車や戦車等に利用されているが、角が鋭角の月のレゴリスが動輪とキャタピラーとの間に挟まってトラブルを起こす危険性があるらしいのです。
事実、ルナホートはレゴリスが挟まり太陽電池の蓋が閉まらなくなったことが原因で動かなくなって仕舞った。
対して、アメリカのは手抜きで普通の四輪バギー車ですね。
地球も月と同じで全面砂に覆われているのですが、浸食作用で流出しているだけで、元々の岩石は同じなのです。
地球の砂漠地帯ですが、強風の為に砂が吹き飛ばされアポロ映像のような風景が生まれるが、空気が無い月では砂粒がまったく動かないので、表面が砂だけの光景になる。
これは地球上の砂の砂漠の光景でも同じで、表面に石ころが転がっていたらインチキなので、『石があること』自体が間違いなのです。
まったく仰られるとおりで、『月の塵でなく「月の石」という用語自体がすでに怪しい』
のです。
それにしても、
『この眼で見たのだから間違いない』は間違いのもとですよ。
アポロが正しいと信じている人々の最大の根拠とは『アポロは大勢が見ている』『だから正しいのだ』なのですよ。
多くの人々は『人間は自分の目で見ている』と勘違いしているのですが、実は脳で見ているのです。
錯覚は幾らでも生まれるのですよ。だから職業としてのマジシャンが成立するのです。誰にでも簡単に手品師のインチキは見破れない。厳しい修行が絶対に必要なのです。
厳しい登攀では『自分の眼で見たのだから間違いない』などと思っていたら、幾ら命があっても足りません。最大の警戒心で、先ず自分自身の目をを疑うことこそが大切でしょう。
アポロ12号 (サリュート)
2012-07-02 12:39:27
初めまして。非常に興味深いブログを拝読させていただきました。

さて,以前からとても気になり,未だに鮮明に記憶していることがあります。アポロ12号です。発射前の触れ込みは,『月面からのカラー生中継』でした。また,先行して着陸していたアメリカの無人探査機サーベイヤーの調査も行われました。

アポロ12号は,着陸後カラーテレビカメラを月面に向けたのですが,待てど暮らせど『明後日の方向』に向けられていて,地上との退屈な会話が延々と続きました。挙げ句の果てに,太陽にカメラを向け,撮像素子を焼き付けてしまい,何の成果もないまま月面カラー生中継は,終了しました。

サーベイヤーは,というと,宇宙飛行士が徒歩で向かいました。私の記憶が正しければ,『宇宙飛行士は,サーベイヤーを見ると,あっと叫んだ。サーベイヤーが赤く変色していた。』とあったと思います。
宇宙飛行士は,サーベイヤーの部品を切断して持って帰るのですが,【月面に置き忘れ】,このサンプルは,地球に持って帰れなかったとのことです。

しかし,宇宙飛行士は,チェックリストに基づいて行動しているはずです。そもそもカラーカメラで明後日の方向を映したり,超貴重なサーベイヤーのサンプルを月面に忘れるということ自体が信じられません。
サリュートさん、はじめまして (宗純)
2012-07-05 16:09:26
コメント有難うございます。

アポロ11号は『人類最初の第一歩』が目玉商品であり、
ご紹介の2回目の有人月面探査での売り(アピールポイント)はアメリカとして2回目の月軟着陸した無人探査機サーベイヤー3号の地球への『お持ち帰り』だったのです。
それでアポロ12号の着陸船と無人探査機サーベイヤー3号やアポロ乗員が同時にフレームに収まっている写真が残されているのですがこれは傑作ですね。たいへん愉快である。
アポロ12号のピート・コンラッド船長とアラン・ビーンですが、
『宇宙飛行士は,サーベイヤーを見ると,あっと叫んだ。サーベイヤーが赤く変色していた。』
との場面は、私は残念ながら見ていません。
惜しいことをした。
しかし、サリュートさん、それは貴重な体験をなさっていますよ。
何故ならアポロ宇宙飛行士ですが、そのような個人的な『感情』(内心)を世間に向かって(表向き)表すことが皆無なのですよ。
『地球は青かった』とのガッツ石松的な何も考えない感情(内心)を正直に語っただけのガガーリンの言葉のような普通の人とは、アメリカのアポロ飛行士は精神構造がまったく違っているのですよ。
人類最初のアームストロングの言葉ですが、あれは事前に地球上で推敲を重ねた末の言葉であり、原稿の棒読み。
人類で2番目のオルドリン飛行士もまったく同じで『人類の発展がどうのこうの』と語っているのですが、まったく感情(初体験の感動)が伝わらない。
我々のような普通の人間では、このようにはならない。
一昔前のテレビコマーシャルで、都会人が田舎の澄んだ青空に感動して、『空が青いな~あ。!』と呟く。
側で聞いていた地元民が、『あったりまえだろうが』との落ちが付いていたが普通に誰でも見れる光景でも、たまに見れば感動する。
ましてや人類で最初の未知の体験ですよ。感動しない筈が無い。
私なら、初めて海を自分の目で見た時には、人類最初の第一歩のアームストロング以上に感動しましたよ。
それが人間として誰でもが普通に起きる感情です。
ところがアポロ乗員はロボット以上に感情というものがまったく無いのですから、ある意味恐ろしい話ですね。
この感情の喪失とは、普通なら麻薬とか強烈な向神経薬の過剰投与時に典型的に見られる症状です。
サーベイヤーが赤く変色していたのは、2年半も雨ざらしなので多分錆びたのでしょう。困った話です。
実際に持ち帰ったのは初めて投入されたカラーカメラなのですが、地球で調べると細菌に汚染していた。
これでは月から持ち帰ったとの証明に少しもならない。
逆にアポロは『偽装ではないか』との疑いを強めてしまったのですが、何とも不思議な話なのですが、月に軟着陸したことを示す確実な証拠が何も無いのですよ。
インチキ臭い風景写真なのですが、これは今のLROにまったく対応していない。
月の景色ですが、巨大クレーターの地球から見える景色と、月面から見える数メートルのクレーターの風景とが、縮尺が何万倍か違うだけで同じ種類の風景なのです。
月面はロシアの入れ子細工のマトルーシュカ人形のような構造なのですね。
ですから接写レンズでもっと近景を映してもやっぱり同じであろうと思われるのですが、この接写写真が一枚も無いのですよ。
論理的に考えれば、空気が無いのでナノサイズの微細なチリの衝突でもやはり微小なクレータがそんまま出来立て状態で存在する。
ところがアポロの映像には何処にもない。
もちろん宇宙飛行士と写っている場面でも同じで、一つもクレーターが写って無いのです。
ですから、LROの写真の公開後には『アポロ映像』のインチキは誰の眼にも明らかなのです。
アポロの「星条旗」はニセモノとほぼ断定?(毎日新聞) (現田石)
2012-08-01 17:06:28
現田石です。
毎日新聞8月1日31面雑記帳に愉快な写真付き記事が載っていました。インターネット版にもあります。
http://mainichi.jp/select/news/20120801k0000m040024000c.html

(短いのでそのまま紹介すると)
星条旗:5本が月面に立つ 写真を分析して判明…NASA
毎日新聞 2012年07月31日 19時14分(最終更新 07月31日 21時16分)

72年に月面着陸したアポロ16号と月に立てられた星条旗=米航空宇宙局(NASA)提供
写真特集へ 1960〜70年代にアポロ計画で宇宙飛行士が月に掲げた星条旗5本が、現在も立っていることが分かった。米航空宇宙局(NASA)が月の写真に写った影を分析し判明した。
 立てられたのは16号での旗を含め6本。残り1本は人類が初めて月に降りた11号(69年)でアームストロング船長が立てた。
 NASAの研究者は「アポロ11号の排気で吹き飛ばされたという飛行士の報告は正しかったようだ!」と興奮気味。いつの日か、最初の旗は発見されるか。【鳥井真平】

毎日新聞の科学記者は、(NASA)提供ということで一つも疑わずに記事を書いているようです。アポロ11号の排気で吹き飛ばされたという飛行士の報告は正しかったのでしょうか。
毎日JP、アポロの写真と矛盾するLROの写真 (宗純)
2012-08-04 14:16:23
現田石さん、コメント有り難うございます。

それにしてもネットは便利ですね。
ご紹介の記事を見に行ったら毎日JPで当時のアポロの映像も同時に見れました。
いっぺんにアポロと現在の最新のLROの写真も同時に見れるのですが、これが愉快なのです。
面白い事実を見つけました。
アポロ着陸船とこの星条旗ですが、半世紀前のアポロの写真では10メートル以内(7~8m)に立てていますね。
最初の11号にいたっては手抜きで一番近くで多分5メートル程度の近距離です。
彼らは余り歩きたくなかったのでしょうね。
近すぎるので、これならアポロ11号だけ、月からの離陸の噴射で吹き飛ばされることは当然であるでしょう。
ところがですね、現在のLROの写真(地図)の縮尺でしらべると、着陸船と星条旗(と言われている何か)の間は、半世紀前のアポロの静止画映像の倍もある20メートルですよ。
計算が全く合っていない。
43年前のアポロか、現在のLROの映像か。どちらかが偽物です。
あるいは何かの勘違いか、手違い。
今回星条旗だとNASAが言っているのですが、星もストライプも写っているわけではなくて、20メートル地点に『何か』が写っているだけなのです。
ですから星条旗ではない可能性も十分にありますが、この『何か』の意味する内容は謎ですね。
この『何か』ですが、
半世紀前のアポロ14号の映像では星条旗は着陸船の影よりも内側なのですが、人物の影は身長の半分程度の長さなので、これでは吹き飛ばされた近すぎるアポロ11号の星条旗の位置関係と同じ5メート以下の近さ。
ところがLROでは星条旗(と言われている『何か』)と距離はやはり着陸船とは4倍の20メートル。
『何か』は、すべてが一定の距離を保っているので、これは大事な意味を持っている可能性が高い。
しかも着陸船と星条旗の間には誰か(あるいは何か)が動いた軌跡が写っているのですが、この半世紀前にアポロの写真を撮影したであろう場所の方向には何の軌跡もない。
ところがアポロの映像を写すためには、アングル的に星条旗と着陸船の距離と同じ程度の距離(10mなら2倍の20m、20mなら40m)まで離れないと絶対に撮影が無理なのですよ。ところが軌跡が何も無し。
多分撮影するためにカメラを遠くに放り投げたのでしょうね。
LROに写っている月着陸船から20メートル地点の『何か』の不思議ですが、謎ですね。
アポロの映像と、半世紀後のルナー・リコネサンス・オービター(LRO)の超高解像度カメラの最新映像とが、整合性がまったくないのですから不思議で謎が膨らむばかりです。

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