先日昭和3年の『岩手日報』のマイクロフィルムを見ていたならば、同年の7月頃の同紙には『鳳輦の躅』の宣伝広告が目立っていたが、昭和4年7月25日には上掲のようなトップ一面の上段を使い切ったものもあった。
そこで、『鳳輦の躅』とは『岩手日報社』が出版した『昭和三年陸軍特別大演習記念寫眞帖』のタイトルだったことを知った。しかもその値段は
「拾貳圓」
ととびきり高価なものだった。
ちなみに、私も同社発行の『陸軍特別大演習記念寫眞帖』を持っているが、その定価は「一圓二十銭」であり、これに対して『鳳輦の躅』の方はその10倍であるから豪華さは推して知るべしである。
そこでまた思ったことは、先の〝またもや「昭和3年陸軍大演習」絵葉書入手〟においても述べたことだが、当時の人達にとって「陸軍大演習」はよく知られていたものであったであろうということである。そしてそれが岩手で行われた当時、「演習」といえばこの「陸軍大演習(陸軍特別大演習)」のことであるということを皆知っていたであろうということである。
続きへ。
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《鈴木 守著作案内》
◇ この度、拙著『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』(定価 500円、税込)が出来しました。
本書は『宮沢賢治イーハトーブ館』にて販売しております。
あるいは、次の方法でもご購入いただけます。
☆『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』 ☆『宮澤賢治と高瀬露』(上田哲との共著) ★『「羅須地人協会時代」検証』(電子出版)
なお、既刊『羅須地人協会の真実―賢治昭和二年の上京―』、『宮澤賢治と高瀬露』につきましても同様ですが、こちらの場合はそれぞれ1,000円分(送料込)の郵便切手をお送り下さい。
☆『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』 ☆『羅須地人協会の真実-賢治昭和2年の上京-』 ☆『羅須地人協会の終焉-その真実-』
そこで、『鳳輦の躅』とは『岩手日報社』が出版した『昭和三年陸軍特別大演習記念寫眞帖』のタイトルだったことを知った。しかもその値段は
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ととびきり高価なものだった。
ちなみに、私も同社発行の『陸軍特別大演習記念寫眞帖』を持っているが、その定価は「一圓二十銭」であり、これに対して『鳳輦の躅』の方はその10倍であるから豪華さは推して知るべしである。
そこでまた思ったことは、先の〝またもや「昭和3年陸軍大演習」絵葉書入手〟においても述べたことだが、当時の人達にとって「陸軍大演習」はよく知られていたものであったであろうということである。そしてそれが岩手で行われた当時、「演習」といえばこの「陸軍大演習(陸軍特別大演習)」のことであるということを皆知っていたであろうということである。
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◇ この度、拙著『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』(定価 500円、税込)が出来しました。
本書は『宮沢賢治イーハトーブ館』にて販売しております。
あるいは、次の方法でもご購入いただけます。
まず、葉書か電話にて下記にその旨をご連絡していただければ最初に本書を郵送いたします。到着後、その代金として500円、送料180円、計680円分の郵便切手をお送り下さい。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木 守 電話 0198-24-9813☆『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』 ☆『宮澤賢治と高瀬露』(上田哲との共著) ★『「羅須地人協会時代」検証』(電子出版)
なお、既刊『羅須地人協会の真実―賢治昭和二年の上京―』、『宮澤賢治と高瀬露』につきましても同様ですが、こちらの場合はそれぞれ1,000円分(送料込)の郵便切手をお送り下さい。
☆『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』 ☆『羅須地人協会の真実-賢治昭和2年の上京-』 ☆『羅須地人協会の終焉-その真実-』
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