みちのくの山野草

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賢治へ「大槌支援呼びかけ」活動の報告(11/30)

2017-12-01 10:00:00 | 三陸
 本投稿のトップの写真は、一昨日(11/29)大槌町の教育委員会から私のところに届いた絵葉書である。
 そして、この裏面にはお礼の言葉等がしたためられていた。
 それは、先に、平塚市の「サンデー先生の教え子」さんや埼玉の女性の方から大槌町の子供達への支援として高額の図書カードや同じく現金を預かり、それらを大槌町教育委員会へ届けた事を報告したところだが、その中継ぎをしたからであろう。そこには、このお二方にも『大槌学園』からお礼状をお届けしますということも書かれたいた。

 そこで最初、この絵葉書の「あなたがいてくれてありがとうふ」という添え書きに私はにんまりした。私に対してのお礼の葉書かなと思ったからだ。そして、『宮沢賢治学会幹部』の理不尽にも負けず、「サンデー先生の教え子」さんや埼玉の女性の方からの善意を切っ掛けにして、《三陸支援の呼びかけ》を行って、大槌の子供達を支援する活動を展開したことに意味があったかなと思ってほっとした。

 しかし、ほどなくして私は己の浅ましさに気が付いた。「あなたがいてくれてありがとうふ」という感謝の言葉は私などに対してではなくて、先ずはこのお二方にであり、そしてもう一人、宮澤賢治に対してのものだったと捉えねばならないということにだ。

 そこで、新たな活動、《三陸支援の呼びかけ》を展開しているということの報告と己の浅ましさを詫びるために賢治の許を訪れた。
《1 》(平成29年11月30日撮影)

《2 》(平成29年11月30日撮影)

《3 》(平成29年11月30日撮影)

《4 》(平成29年11月30日撮影)

《5 》(平成29年11月30日撮影)


 もしかすると、理不尽な対応をして下さった「賢治学会幹部」にも、「あなたがいてくれてありがとうふ」と私は言わねばならぬのかもしれない。

 そして「賢治学会」一般会員のみなさ~ん、前掲の、平塚市の「サンデー先生の教え子」さんや埼玉の女性の方、そして横浜の匿名の若者、いずれの方々も賢治学会員ではないはずですが、にも拘わらずさりげなくこの方々が「賢治精神」を実践しております。つきましては一般会員のあなたもこの呼びかけに応えてくれませんか。ちょうど今は師走、タイミング的にもピッタリですよ。

********************************《三陸支援の呼びかけ》*********************************
 東日本大震災によって罹災したが、それにも負けずに健気に頑張っている(花巻から見て東に位置する)大槌町の子どもたちを支援したいという方がおられましたならば、下記宛先に図書カードを直接郵送をしていただければ、大槌町教育委員会が喜んで受け付けて下さるはずです。新設された小中一貫校・大槌町立『大槌学園』の図書購入のために使われますので、大槌の子どもたちを支援できることになります。

 〒 028-1121
   岩手県上閉伊郡大槌町小鎚第32地割金崎126
        大槌町教育委員会事務局
                  教育長 様
   なお、大槌町教育委員会事務局の電話番号は
        0193-42―6100
   です。


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