須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

宗像

2009年04月03日 | スタッフより
宗像……

私、10数年前に九州に来て、この読み方を知りました。

九州の人には当たり前の読み方でしょうが、

「むなかた」

と読みます。

宗像に来るきっかけになった一人の素晴らしい人との出逢いがあります。

忘れることはありません。
1998年、1月でした。

まだ須永博士美術館が無く、アトリエを公開している時でした。

横浜、愛知、東京のスタッフが交代で須永博士の旅につき、アトリエで誰か一人が留守番している頃でした。

その時、留守番していた私はまだ独身(*^_^*)

来られるお客様との出逢いも楽しみながらの日々、その方は来られました。

年配の男性。
でも髪の色が紫色だったことが印象的でした。

いつものように、応対し、須永博士の説明をすると…
「須永博士さんを講演で呼ぶには、どのようにしたらいいのですか?」

と。

資料を渡し、その時に私も思った事は
「実現する!」
という思いでした。
なぜだかわかりません。
多分、その方の気を感じたからかもしれませんね

(o^o^o)

その方は、福岡県美容生活衛生同業組合の理事長さんでした。

福岡美容専門学校の生徒さんに、旅の詩人の話を聞かせたいと、それから毎年、福岡に講演で呼んでいただいていました。
和太鼓TAOさんへも、毎年何度もご一緒させていただいたり……
講師と理事長という立場は、いつの間にか消え、お互いが心安らぐ関係になっていました。

私もスタッフの一人なのに、娘のように可愛がってくださり……

ずっとずっと、この関係は続いていくものと、疑いなく思っていました……。



今、天国から見守ってくださっている、白石理事長、
また、宗像にお世話になります。

今日も、奥様はじめ、卓也さん、美智代さん、K&Yの皆様にお会いしました(^-^)
白石理事長の事を思いだすと、やっぱり涙があふれてしまいます。

私の仕事場には、いつも理事長の写真があり、見守ってくださっています。

理事長が言われた一言一言を、ずっと心の中でつぶやいています。

大きな人間というのは、理事長のような人を言うのだと、教えていただきました。

今、須永博士も、理事長との出逢いの場、宗像で、お米のデザインのご依頼をいただき、改めて理事長から学んだ事を思いかえしています。

一期一会

今はこの世にいない理事長と会話しながら、須永博士は前に進んでいます。

白石さん、本当にありがとうございます。
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