須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

十五夜、そして十六夜のお月様

2014年09月10日 | 小国の風景・情報・つぶやき
旧暦の8月15日にあたる、今年の十五夜は9月8日でしたね。

お月様の見えた地域、見えなかった地域でもお団子やススキなどをお供えして、お月見をした人も多いでしょうか・・・

小国町のいくつかの地域では、毎年この中秋の名月の日に「あげたなさげたな」が行われます。

十五夜にお供えしたものを、もらえるという、子ども達には天国のような、嬉しい行事です

私達も、ここに住むようになってからずっとずっと、続けています。

2012年

2011年

2009年①

2009年②

2008年

今年もまた、お菓子の準備を子どもたちとして・・・



まだ月も昇ってないのに、待ちきれず子どもたちはスタート!大きな袋を抱えて、出発していきました。


準備完了!!

するとすぐに、ここにも、ご近所の子供たちが「あげたなさげたな~~」と来てくれました





6時半ごろ、少しづつ空が暗くなってきて・・・


その10分後、涌蓋山の右側から、ゆっくりと綺麗な中秋の名月が昇ってきました~~~





静かな、優しい空気の中を、ゆ~っくりと堂々と昇るお月様を見ていると、なんだか心がす~っと洗われてゆくような・・・何とも言えない気持ちになりました。

ご近所の、あげたなさげたなの準備を終えたお父さんお母さんや、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に、同じ月を眺めていたかな…









すっかり暗くなった後も、子どもたちは月明かりの中、各家庭をまわり、お菓子やお団子、栗などをもらいながら楽しそうし歩いていました。

ここにも、準備した40人分のお菓子が無くなり、セットにはしてなかった予備のお菓子も追加して出して・・・50人くらいの子どもたちがまわっていたのかな・・












みんなでワイワイ歩きながらもらってきたお菓子・・・

ご近所の皆様の、「北里の子どもたちがすこやかに真っ直ぐ、素直に育ってゆきますように・・・」の温かい想いのこもったお菓子、食べ過ぎないようにみんな、ちょっとづつ食べるんだよ・・・

と、「お菓子の袋はちゃんとゴミ箱へ捨てるように!食べっぱなしにしないんだよ!約束守れなかったら没収~~~!!」毎年言っている約束をして、この日は幸せな眠りについた子どもたちでした・・・


そして昨日は十六夜&スーパームーン

そんな特別な日にふさわしいような、夕方の空







天体ショーの始まり~~~

というような気分で、いつもの場所に三脚を立てて、お月様の登場を子どもたちと待ちました
子どもたちも、どんな空の色になってくると月が昇ってくるのか・・・を覚えているので、「まだまだだね」「あ!!もうすぐ!!」と分かるのも面白い

今日は、涌蓋山のどのあたりから昇ってくるのかな・・・とドキドキしたその時



8日よりも少し山頂よりのあたりから昇り始めました!









昨日はうっすらと雲がかかり、その向こう側から、ベールをまとったかのように見えました。



幻想的な風景を見て、昨日もまた、全身が月のパワーで満たしてもらった気持ちです!

また来年も、この美しい十五夜、十六夜のお月様が見れますように・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 岩崎由純さん(^^) | トップ | 梶岡牧場さん »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

小国の風景・情報・つぶやき」カテゴリの最新記事