須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

昨日の「どんどや」

2009年01月11日 | 小国の風景・情報・つぶやき

昨日は、お伝えしましたように小学校で「どんどや」の開催がありました
朝起きると外は一面真っ白!

まだ雪も降り続いていたので、「開催できるのかな・・・」って心配だったけれど、無事におこなうことができました!

http://blog.goo.ne.jp/sunaga-hiroshi-b/e/51f57ff3a033360ee2adfb9096dc7354
↑昨年の「どんどや」の様子
昨年も美術館で留守番だった私ですが、今年は主人が朝別の用事があったので、子供も一緒に、初めて準備の段階から参加(といっても子供を追いかけながらなのでほとんど手伝いらしいことは出来なかったけれど・・・。)しました。

どんどやの由来は昨年も書きましたが、
「どんど焼き」と呼ばれる地方もあるそうで、調べてみると面白いです。

小正月の行事で、竹や木でやぐらを組んで、正月のお飾りを持ち寄って燃やします。
どんどやの火にあたったり、残り火で焼いたお餅をたべて、無病息災を祈り、竹が焼けてはじける大きな音で、邪気を追い払うとも言われているそうです。

小学校では、子供達が書いた書初めも竹の枝に結び付けて、火が入ると天高く舞い上がる火の子と一緒に書初めも昇っていき、眺めていたら子供達がお正月に書いた今年の目標や抱負が、「必ず叶う!」と強く思えるような、そんな光景でした。

お父さん達が中心になって、子供達も一緒に小学校の裏山から竹を切り出してきて、高~~く組まれた櫓も雪化粧した校庭とたまにのぞく青空とで、とっても迫力もあり綺麗でした。


「どんどや」の呼び名のとおり、どんどん火は強くなって、炎の柱がものすごい太さで立ち、それと一緒に
「ボ~~ン!!! パ~~ン!!」
という竹の割れる音が響いて、すごい迫力



去年も火が入ってから小学校へ来て見たのですが「怖い~~!」と子供が泣いて、すぐに帰ったけれど、今年はなんとか大丈夫でした。

火が収まってきたら、竹の先にアルミホイルでくるんだお餅を残り火で焼いて、おしるこに入れて食べました。



焦げてしまった子もいたけれど、焦げを取り除き半分くらいの大きさになってしまったお餅でも自分で焼いたものはその美味しさは格別ですよね!!

お母さんたちが校庭の横で焼いてくれていたサツマイモや、スルメ(これが子供達に大人気!大人に行き渡る前に子供達があっという間に自分のを確保ポッケに焼けたスルメを忍ばせて、遊びながらポッケから出してスルメをかじっている姿がかわいかった)とおしるこ、それにお手製のお漬物もあって、みんなお腹がいっぱいになりました

地域のおじいちゃんがくださった竹とんぼでしばらく遊んで、気づいたらお昼のチャイムが・・・。

朝早くから雪遊びして走り回っておなかいっぱいになって、子供達みんな大満足の昨日の「どんどや」でした。

そうか、来年はもう、この小学校は閉校してしまっているんだ・・・・。
帰る道を歩きながら、楽しかった時間を振り返ると、急に淋しさがこみ上げてきて、やっと小さい子も参加できるようになったのに、もう来年は先生方も一緒にこうしてする事も無いんだ・・・。と、写真を見ながら思ったのでした。
地域の行事としてでも続けていってくれたらいいのにな・・・・。

 

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2 コメント

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ウチは今日… (ピニー)
2009-01-11 22:10:07
こちらは今日やりました。スゴイ勢いで焼けたかと思ったら…そうでもなかったようです。
返信する
同じ日本でも (しょうこ)
2009-01-11 23:09:31
ピニーさんの住んでるところでもおこなわれるんですね!
熊本とはかなり離れているけれど
(*^o^)/\(^-^*)
なんだか嬉しいな!

今日長崎のお客様が来て、知りませんでした。
昨日は宮崎からのお客様が美術館に来て、小学校に寄って下さったけれど初めて見たって感動してました(*^^*)
返信する

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