白雲去来

蜷川正大の日々是口実

杯を挙げて名月を迎えるか。

2019-02-25 12:55:19 | 日記
二月二十三日(土)晴れ。

良い天気だ。雨戸を開けて透き通るような青空を見ると、それだけで心が華やぐ。ふと何か良いことがありそうな気がする。そんな日の朝食は、中華街は清風楼の焼売、栃木の「みんみん」の餃子、もやしの味噌汁。昼は抜いて、久しぶりに一時間のウォーキングに出た。夕方、松原商店街へ行き、マグロ、カツオ(やっと出回った)、ホタテの稚貝、などを買って帰宅。

今月二十日の満月は今年見える満月のうちで最も大きなものだったらしい。らしいと言ったのは、残念ながらその見事な満月を見ていなかったからである。その満月を近年では「スーパームーン」というそうだ。

小学生の頃に、母から望遠鏡を買って貰った。一本の筒が三段に伸びるもので、それで遠くを見ていると、なにやら海賊船の船長になったような気がした。その望遠鏡で物干しに上がって、良く月を見た。子供の使うものだから、大した倍率ではなかったが、それでも月が自分だけの物になったような気がして、嬉しかった。別に天文学者になろうとも宇宙飛行士になろうなどと言う不遜な考えは湧いてこなかったが、「景色を独り占め」出来るような気持ちは、今でも変わらない。しかし、家の周りは住宅が密集し、物干し台もないので、望遠鏡があっても活躍するところがない。一度、満天の星空の下で、望遠鏡で星をとらえてみたいと思っているが、いつになるやら。

せめて杯を挙げて名月を迎え、月と我が影とで三人となり、「三岳」でも飲むか。

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初鰹を堪能。

2019-02-25 12:23:32 | 日記
二月二十二日(金)晴れ。

昔は、コンビニなどで食事のおかずなど買うことはなかったが、ある時、「金のハンバーグ」という言葉につられて買って見た。確か四百円近かったと記憶しているが、これがとても美味しかった。目玉焼きとナポリタンを添えてお皿に盛ったら、ファミレスで食べるものよりもずっと美味しくて、たまげた。それでも家族四人分を用意したならば、それなりの値段になるので、たまに食べるのには良いかもしれない。コンビニ恐るべし。

夜、群青の会の大熊雄次氏のお世話で、仲良しさんたちと東京は三ノ輪の丸長寿司へ行った。ここの大将と大熊氏は幼馴染とか。私の「カツオ好き」を知っていてくれて、この時期にとびきり上等なカツオの刺身がでた。私にとっての「初カツオ」である。昨年は、ほとんどカツオを食する機会が無かった。いつも余りはずれの無い横浜駅のそごうの鮮魚売り場にも「生」の物はなく、冷凍ものか、冷凍の「タタキ」ばかりだった。何でも、海水の温度が高く、カツオの不漁に加えて、良くサバに寄生するアニサキスがカツオにいたらしく、戻りカツオのシーズンとなっても、陳列台に姿を見ることはなかった。

だから思いがけずに久しぶりに対面した時には感激した。時期的には、まだ「走り」のカツオだが、初々しくて良い。大盛りのカツオを二回お代りして、堪能した。いい一日だった。

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