白雲去来

蜷川正大の日々是口実

さつま揚げ列伝。

2019-02-22 13:21:22 | 日記
二月十九日(火)曇り。

朝食は、子供たちのリクエストで、鶏のから揚げ、竹輪の磯辺揚げ、タラコ、生ワカメの味噌汁。竹輪の磯辺揚げが好きで、「ホカ弁」では、必ず、磯辺揚げ入りの物を買う。家で食べる時は、安い竹輪でやっていたが、今日は、少々勿体ないと思ったが、豊橋の千鳥足の竹田君から頂いた「ヤマサ」の竹輪を使った。これがことのほか美味しく、子供たちにも評判が良かった。いわゆる「練り製品」が好きで、さっと焼いてから生姜醤油で食べる。熱々のさつま揚げを生姜をたっぷり入れた醤油につけて食べる。冷えたビールが美味い。さつま揚げは北海道では「天ぷら」と言う。初めて聞いた時は、?マークが三つぐらい浮かんだが、まあどうでも良いことだ。

この時期しか売り場に出ない「生ワカメ」の味噌汁と、今朝は、私なりに贅沢な朝となった。

さつま揚げの本場は、その名前の通りに、鹿児島県なのだろうが、宮城県や豊橋、千葉県や横浜にも美味しい店がある。鹿児島の物は、醤油のせいか少し甘い。関東の物は、ちょっと辛いような気がする。どちらも好きなのだが、おでんに入れたり、甘辛く煮たり、そのまま食べたりと、酒の肴にもご飯のおかずにも良しで、飽きない。

話は変わるが、最近、編み物をしている人を見かけなくなった。その昔は空いている電車の中などで、編み物をしている女性を見かけたものだが、今では、ほとんど見ない。子供の頃は、母が買ってきた毛糸を両腕に通して、毛糸を巻く手伝いをしたものだった。下町の家では、何処の子供も、マフラーやセーターなどは、ほとんど手編みだった。余った毛糸で作ったのだろう、メチャクチャの柄になったマフラーを母からもらった時は、学校にして行くのが恥ずかしく、カバンの中に入れて使わなかったことがある。

たまに子供と一緒に洋服を買いに行くことがある。GUやH&Mといった若い人向けのお店だ。まず、商品が豊富なのと、その値段の安いことに驚く。千円や二千円程度で、シャツやセーターなどが買えるのだ。これでは、手間暇かけてセーターなど編む必要もなくなると言うものだ。懐具合の悪い親としては助かるが、何か、没個性で薄っぺらな気がしてしてならない。

夜は、月に一度の名前だけ真面目な会合を弘明寺の「花笠」にて開催。二時間ほど呑み、料理を堪能してから、有志にて関内に転戦。十一時前に送って頂き帰宅。

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