白雲去来

蜷川正大の日々是口実

いわゆる「右翼」の本。

2018-04-11 10:39:06 | 日記
四月九日(月)晴れ。

「右翼・民族派」を解説、あるいは特集した本は数多ある。時代や誰をどう取り上げるのか、また単なる「事件史」を羅列したもの。「民族派学生運動-新右翼」を取り上げたもの。最近では、山平重樹氏の『ドキュメント新右翼』や鈴木邦男氏の『新右翼-民族派の歴史と現在』などである。いずれ、そう言ったものを、戦前・戦後に分類して紹介してみたいと思っている。

またほとんど、一般の人たちには知られていないが、民族派の活動家の諸先輩が上梓したものもかなりある。入手は困難だが、私の書棚にはかなり揃っているので、これも紹介してみたい。右翼・民族派の研究をしてみたいと言う奇特な人がいるのならば、きっと研究材料となるものと思っている。例えば、「竹橋事件」で有名な、名草杜夫 著の『右翼浪人登場・岡本柳之助の光と影』などは隠れた名著である。岡本は、紀州藩出身の国粋主義者、大陸浪人、陸軍少佐、朝鮮宮内府兼軍部顧問。竹橋事件に関与して官職剥奪。乙未事変を主導。辛亥革命が勃発すると上海に渡り、当地で客死した。(ウイキ)。筆者の名草杜夫とは、愛国青年同志会を主宰していた渡瀬修吉先生のペンネームである。 こういった先人の事績を紹介することも、大切なことであると思っている。

夕方から、東京行き。お世話になっている方に、今年の群青忌のスケジュールを報告。激励とアドバイスを頂く。終了後に、赤坂の「ざくろ」にて食事をご馳走になる。衷心より感謝する次第です。

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2 コメント

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私の手元にある本 (伊藤健一)
2018-04-12 15:47:58
お初にお目にかかります。
左巻きの多い土地・仙台で、運び屋などしながら細々と生計を立て、愛国維新の狼煙を上げるつもりが単なる毒吐きの様相たるブログを運営しています、伊藤という者です。
右翼の本や記事の蒐集は、学生の頃からポツポツながらしています。最近入手したものは、『高士 山岡鉄舟』黒龍會発行のものでした。
蜷川さんの文筆は、軽妙洒脱にして時に鋭利な刃物を感じさせられ、毎度読んでいて唸ります。
コメントを有難うございます。 (蜷川です。)
2018-04-12 22:40:53
有難うございます。仙台には、何人か知り合いもおります。今後とも宜しくお願い致します。フェイスブツクをやっております。もし伊藤さんもやっていらっしゃったら「友達」申請をさせて下さい。ご健勝を。

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