白雲去来

蜷川正大の日々是口実

葉桜の 風のトレモロ 御代かはり。

2019-04-30 11:15:03 | 日記
四月二十九日(月)曇り。昭和節。

朝、起きようとしたら、酒が抜けていないのか、眩暈がして倒れそうになった。気をつけなければいかん。若い頃のつもりで飲んでいたら体が持たん。顔を洗い、口をすすぎ、玄関に日の丸を掲げ、武蔵陵墓地と皇居を遥拝し先帝陛下を思う。

マスコミは、連日、陛下のご譲位と御代替わりの報道を行っている。全国民が祝賀ムードで、華やいでいる。色々あるかもしれないが、陛下のお決めになったことで、これだけ国民の祝意に溢れている。皇室と国民の一体感を感じているのは私だけではあるまい。

若い頃、この日には皇居参賀に行き、先帝陛下の前で高らかに万歳を三唱した。静かに平成が終ろうとしている。葉桜の風のトレモロ御代かはり。

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友誼団体のお祝い。

2019-04-30 10:46:09 | 日記
四月二十八日(日)晴れ。

すっきり起きた時の朝食は、家族揃って、今が旬の「鱒」のムニエル・レモン添え、半熟卵、新玉ねぎのスライススープ・コンソメ味。小麦粉をたっぷりつけて、しっかり落としてから、オリーブオイルに軽くニンニクのスライスで香りをつけてから、やや多めのオリーブ油で「揚げ焼き」にする。お酒、しょうゆにたっぷりのバター。最後にレモンを絞って仕上がり。朝ではなかったら、白ワインが欲しい所だ。

今日は、午後から友誼団体の五十周記念の宴席に出席するために東京行き。原宿で降りたら構内は人で溢れており、DJポリスならぬDJ駅員が繰り返し案内をしていた。お店の前で大熊雄次氏と待ち合わせ。諸先輩や同志の方々にご挨拶をしてから席に付く。二時に開会。指名されて祝辞を述べたが、何としたことか、人の名前を間違えて行ってしまったらしい。らしいと言うのは、自分では全く、その言いまつがいに気が付かないのである。当然平身低頭、お詫びした。

終了後に、大熊雄次氏の案内で、三ノ輪の寿司屋へ。山口申、犬塚博英両先生と「たちまち通う意気と熱」の酒を酌み交わす。カツオが絶品だった。久しぶりの大破・轟沈の夜だった。大熊雄次氏に感謝。

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立ち飲み屋が好きではない。

2019-04-30 08:58:12 | 日記
四月二十七日(土)曇り。

昨今流行の「立ち飲み屋」が好きではない。疲れるし、立って飲み食いする所作が何となく貧乏くさくて嫌なのである。そんなことをして飲むくらいなら、家に帰ってのんびりと飲んだ方が良い。この歳になって人生の大切な「一杯」を、ただ酔うためだけに飲みたくないのである。

書店に行くと、横浜のお店の特集をやっている本がたくさん出ている。若い女性向きの店を紹介していたり、オヤジの好きそうなお店を紹介したりの物が多い。私が買うのは、もちろんオヤジ向きの店を紹介しているものだ。

しかし、行ってみたいなぁー。という店がほとんどない。失礼ながら大したこともない店をそれなりに、写真写りが良くグラビアになっているだけだ。ある時に入った焼き鳥屋の爺が、とても上から目線でものをいう奴で、何にもしていないのに「隣のお客さんには話しかけないで下さい」。いや話しかけていないけど。何。と喧嘩になりそうになった。いい歳をしてみっともないから我慢したが、通夜の席でもあるまいに大して美味くもない焼き鳥を、下を向いて、辛気臭く食べてられるのかって、すぐに店を出た。こんな類のゴミみたいな店が、「名店」といってて取り上げられている。金を貰っても生きたくないような店が最近は増えてきたような気がする。店の味も大切だが、もっと大切なのは、そこのお店の「人間味」であることは言うまでもない。

昨日の酒が残り、夕方まで不快だった。夜、のんびりと風呂に入ってから、湯上りのビールを三本のみで、酒と別れて早々と布団に入った。

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柴又の『川甚』へ。

2019-04-30 08:34:26 | 日記
四月二十六日(金)雨後曇り。

曇りである。寒いなぁーと起きた時の朝食は、新物の鱒のバター焼き、小エビの天ぷら、シジミの味噌汁。昼は、ちょっと待ち合わせの時間に間があったので井土ヶ谷駅の近くの「マック」にてエビフィレオにコーヒー。『もっと行きたい鎌倉歴史散歩』(奥富敬之著・新人物文庫)を読みつつ時間を潰す。

今日は、柴又の帝釈天の裏にある料亭『川甚』にて、「大熊・隠岐両氏の「お祝いと労い」の一献会」を催す。以下は、その案内状。

拝啓 祖国のなみだのやうに桜が散る 野村先生が詠みました句の季節です。皆様には益々ご健勝の事と存じ上げます。扨、昨年の群青忌―野村秋介大人二十五年祭も盛会の内に恙無く終了致しました。これも偏に、皆様方の御尽力の賜物と、感謝申し上げます。長い間、群青忌の実行委員長の任に就いておりました隠岐康氏が、二十五年祭を区切りとしまして、勇退する事となりました。又、群青の会の大熊雄次氏が本年一月、還暦を迎えました。両氏のねぎらいとお祝いを兼ねまして、「人生劇場」や「寅さん」の舞台として、また文人墨客に愛されました柴又の『川甚』にて一献会を開催致します。時節柄、何かとご繁忙とは存じますが、ご出席を賜りたく、お願い申し上げます。
末尾となりましたが、皆様のご健勝をご祈念申し上げまして、取り急ぎ、ご案内申し上げます。敬具

京成のの柴又駅までは何と京急で一本で行ける。途中、蒲田にて快速に乗り換えて柴又まで。電車を降りると、反対側のホームは、寅さんとさくらの別れの場面でおなじみである。野村先生の奥様と合流。改札を出ると一門の人たちが待っていてくれた。寅さんの銅像の前で記念写真。「高木屋」で草団子を食べて、参道の商店街を散策してのちに「川甚」へ。ここに来るのは、今回で三度目である。

五時に宴会開始。二時間ほどを楽しんだ。その後、二軒転戦してから帰宅。楽しい一日だった。
 

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懐かしい味。

2019-04-29 17:25:34 | 日記
四月二十五日(木)曇り。

朝食は、昨夜の残りのブリの刺身にキュウリの糠漬け、納豆にシジミの味噌汁。昼は、珍しくがっちり食べた。サバの文化干し、大根のおしんこ、山わさび、シジミの味噌汁。夜は、ミックスグリル(厚切りベーコン・ポークソテー・牛肉・チキンソテー)、レタスのサラダ。

伊勢佐木町のはずれ、阪東橋寄りに「コトブキ」というレストランがある。昔は、伊勢佐木町と若葉町の間の路地で営業していたが、いつしか伊勢佐木町に移転した。私が初めてそのレストランに行ったのは、小学生の頃で、食べたのは「ポークカツライス」だった。昔から、ライスを頼むと「しじみの味噌汁」が付いてきた。

このお店の「マカロニサラダ」に付いてくる自家製のマヨネーズが好きで、お店に行くと必ず注文する。メインはその時々で変わるが、ちょっと懐具合の良い時は、ミックスグリルをオーダーする。醤油の味付けが美味しくて、そして牛肉にはちゃんとステーキバターがのってくる。そのミックスグリルが頭の中にぱんぱんに広がって、我が家で作って食べた。風呂上がりのビールと良くあい、満足した。

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