読書日和

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中国の反日デモ

2012-09-18 20:39:18 | 政治
一週間ほど前から連日中国で行われている反日デモ。
日本の尖閣諸島国有化に抗議するデモで、昨日は全国80くらいの都市で反日デモが行われ、暴徒化したデモ隊が各地で大暴れしていました。
今日9月18日は満州事変の発端となった柳条湖事件の日とのことで、今日も各地で反日デモが行われているようです。

中国で行われている反日デモは、デモとは名ばかりの「反日暴動」であり犯罪行為です。
日本企業の建物を壊し、日本の車を壊し、お店から商品を略奪し、終いには建物に火まで放つ、これを犯罪と言わず何と言うのでしょうか。
どう見てもデモではなく凶悪犯罪行為です。

日本の政府やマスコミは悠長に「反日デモ」と言っていますが、普通の法治国家では許されない凶悪な犯罪行為だということをもっと強調すべきだと思います。
それと、よくニュースで見る「日本人に被害はない」という政府の談話。
何を悠長なことを言っているのかと思います。
たしかに「そのデモ」で日本人に被害はなくとも、建物がデモ隊によって焼き討ちにされたり車が破壊されたりと、「日本に関するもの」に甚大な被害が出ているではないですか。
また何日か前には日本人が襲われたというニュースも見ています。
私はこの三連休で実家に帰省していたのですが、父も母も民主党政府が出す悠長な談話に呆れていました。
野田佳彦首相は「毅然として、冷静に」を繰り返すばかりだし、マスコミも「冷静に」ばかり強調しています。
冷静にとは言いつつも、反日デモという名の凶悪犯罪行為をしているのは中国なのですから、批判すべきはしっかり批判すべきだと思います。

昨日ニュースを見ていて違和感を感じたのが日本テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」とNHKの「ニュースウォッチ9」。
ミヤネ屋では中国の反日デモについて、コメンテーターがなぜか「自民党総裁選の候補者には中国に強硬な意見が多い」と自民党批判をしていて呆れました。
それを言うなら問題にすべきは民主党政府の無策無能でしょう。
中国の凶悪犯罪行為をろくに批判もせずに「冷静に」を繰り返しているだけですし。

それとNHKニュースウォッチ9では大越キャスターが「中国の良心に訴えて冷静に」と言っていましたが、中国に良心があれば尖閣諸島を侵略しようなどとは思わないでしょう。
かなり的外れな意見に唖然としました。
こんなのを全国放送で垂れ流されたら「偏向報道」という指摘を受けるのも当然だと思います。
NHKは中国の出先機関かと言いたくなるようなおかしな意見でした

それと中国各地で暴徒化して暴れているデモ隊。
結局あれが中国という国の民度であり民族性なのだろうと思います。
「愛国無罪」「反日無罪」の精神のもと、何かあればすぐに暴徒化して日本企業を焼き討ちにするような危険さを持っているというのはよく覚えておいたほうが良いです。
国としての考え方も日本とは根本的に違うし、デモ隊が暴徒化して凶悪犯罪行為に及んでも、「愛国無罪」「反日無罪」の精神によりあまり取り締まられません。
普通の法治国家で今回の中国の反日デモのように破壊の限りを尽くせば本来は逮捕者続出になるのですがね。。。
それがないのが中華人民共和国の怖いところです。

まあ反日デモは次第に反政府デモの様相を呈してきているので、そろそろ中国政府がデモの沈静化に乗り出すかなと思います。
「反日で暴れるのは許すが、反政府で暴れるのは許さない」というのが中国の考え方なので。
いずれにしてもこれだけ連日中国人が傍若無人に暴れる映像が全世界に放映されれば、中国の危険性を知る人は増えるのではないかと思います。
簡単に「日中友好」と言えるような国ではない、「厄介な隣人」だということをよく認識しておきましょう。


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