見かけでは不味さうなれど「つぶ野菜」トマト味にて飲めば美味しい
娘の送ってくれた「つぶ野菜」のジュース。 はて?どんな味だろうとコップに注ぎました。何種類もの野菜が入っているので、濁ったグリーン色でいかにも不味そうでした。でも、一口のんで美味しい!と思いました。私の好きなトマト味がベースで、少し甘味も加わっていて私好みの味でした。何だか体の底から元気が湧いてくるようです。そんなわけで宅配してもらっている綺麗なグリーンの「遠藤青汁」が益々不味くなってしまいました。
見かけでは不味さうなれど「つぶ野菜」トマト味にて飲めば美味しい
娘の送ってくれた「つぶ野菜」のジュース。 はて?どんな味だろうとコップに注ぎました。何種類もの野菜が入っているので、濁ったグリーン色でいかにも不味そうでした。でも、一口のんで美味しい!と思いました。私の好きなトマト味がベースで、少し甘味も加わっていて私好みの味でした。何だか体の底から元気が湧いてくるようです。そんなわけで宅配してもらっている綺麗なグリーンの「遠藤青汁」が益々不味くなってしまいました。
紅白のれんげ共演する中に白きわんこも彩り添へる
昨日、娘から一面のレンゲの中に白レンゲが2,3本混じった写真がラインに届きました。珍しいなあと思い、思い出をたどってみるものの、幼いころに見たような気もするけれど、はっきり記憶に残っていません。勿論最近はレンゲ田が少なくなったせいか全くありません。するときょうは紅白のレンゲと共に白いわんこも加わった写真が届きました。写真では紅白がはっきりしませんが、実際はもっともっと綺麗だろうなと思いました。
今年また土の付きたる堀りたてのたけのこ三本友より届く
幾重にもおのが身包む筍の皮を愛でつつ絵手紙を描く
昨年に続き、今年も友から筍が3本も届きました。皮には湿った土が付いていて、下の方に赤い根が付いたものが1本ありました。市場やスーパーでは見ることの出来ないような掘りたての筍なのでさっそく絵手紙を描きました。太い線でかくのが一般的ですが、私は細い線の方が好きなので、両方描いてみました。筍は幾重にも重なった皮が美しいですが、何枚描いてもほんもののようには描けませんでした。
暖房を付けて絵手紙ひがな描く寒さもどりて風邪ひきたれば
暑くなったり寒くなったりで、七年ぶりに風邪をひいてしまいました。という訳で病院に行ってコロナ検査をしてもらい、マイナスだったので、風邪薬をもらって帰りました。お陰で今日は回復しましたが、やはりい寒いので床暖の部屋の中で一日中絵手紙の絵を描いて過ごしました。私は太い墨の線は好きではないので、細い線にしてみました。なかなか上手くいかなくて漫画チックなのも描いてみました。いろいろと描いて楽しかったです。
鈴蘭と十二単が並び咲くこの庭先に国境は無い
今、わが家の庭先にジュウニヒトエとスズランが一緒に入り混じって咲いています。紫と白の花色の対比が美しく、それぞれに花の形も個性的で綺麗です。花について調べてみると、ジュウニヒトエはシソ科キランソウ属で日本原産の植物、スズランは蘭が付いていますが、ヨーロッパ原産のドイツスズランでした。日本とヨーロッパの花がお互いを引き立て合いながら一緒に美しく咲いている・・・地球上の人類もそうでありたいものです
水漏れの泉水いつしら畑となりクレソン育ち白花咲かす
水漏れの泉水のため鯉から金魚へそしてめだかと泳ぐものが変遷し、最後は湿地帯のようになったところへ、セリとクレソンが育っていました。さらに水漏れが進んでしまったので、土や落ち葉が積もって畑みたいになってしまいました。すると種がこぼれ落ちていたのでしょう、クレソンがあちこちに芽吹いて育ち、なんと可憐な花を咲かせています。クレソンは水辺の植物と思っていましたが、畑でも立派に育つことを知りました。
わが愛せし友みな逝きてやうやくに強くなりたり独りを生きる
かくのごと生きむと思ふ一羽にて凛と川面を見つむる青鷺
私の散歩コースでよく見かける青鷺。いつも一羽で川面をじっと見つめ漁をしています。逞しいなあ、淋しくないのかなあ、と思います。私は長い間の独り暮らしで淋しくてたまらなかった時もありましたが、八十路の坂を下るようになってようやく淋しいとは思わないで暮らせるようになりました。気が付くと私が愛した友だちは男性も女性もみんな亡くなってしまいました。私もこの鷺のように残りの人生を凛として生きて行きたいものです。
今年またタイムの花が溢れ咲く扉をくぐり小道も埋めて
タイムはハーブの一種なのでいい香りがする上に、この時季にはとても可愛いピンクの小花を咲かせます。毎年花壇から溢れるて、歩くところにまで広がって咲きます。今年はさらに、塀の扉の下をくぐって外の小道にまであふれて咲いています。抜かないといけないかな?とも思うのですが、でも、あまりに綺麗で可愛いくて・・・それに誰もほとんど通らない細い道なのでまあいいか!と思って毎日愛でています。
友逝きて空き家となりし裏庭に黒花蝋梅ひそと咲きをり
親しくしていた近所の友が突然亡くなってもう10年になります。彼女は資産家で大きな家に独り住まいで、私と同年代でしたが、私には「自分が子宮癌であること、そして全身に回ってしまっていて、残り少ない命であること」を教えてくれていました。今は空き家になっていますが、庭にはいろいろな木々の花が咲くので、そばを通る度に彼女のことを思い出します。今は黒花蝋梅がひっそりと咲いて、一枝もらって帰り彼女を偲んでいます。
レンジにてドライにされて粉々になりたる葉より人参匂ふ
庭畑に育っている人参は種蒔きして水をやっただけなので、ごらんのように小さな人参です。それでも自分で育てたとなると愛おしくて食べています。若くて小さな人参は柔らかく甘くて美味しいです。長く伸びた茎と葉は綺麗で、これまた愛おしくて捨てられません。そこで良く洗って乾燥させレンジにかけて粉々にしてみました。なんと粉々になってもかすかに人参の香りがしました。夕餉のご飯にシラスと人参葉のドライを乗せて食べてみました。