編み出せばもう止まらないとりどりの余り糸にて編むエコたわし
毛糸編みのポンチョも完成して針や糸を片付けて終わろうとしてふと思い付いてエコたわしを編みました。アクリル毛糸は洗剤をつけないでも汚れを落としてくれる性質があるので、アクリル毛糸で編んだたわしをエコたわしと呼んでいます。使い残りのアクリル毛糸が目についたので編み始めたら可愛らしくてもうどうにも止まりません。4枚編み上がったところで今日はおしまいにします。
編み出せばもう止まらないとりどりの余り糸にて編むエコたわし
毛糸編みのポンチョも完成して針や糸を片付けて終わろうとしてふと思い付いてエコたわしを編みました。アクリル毛糸は洗剤をつけないでも汚れを落としてくれる性質があるので、アクリル毛糸で編んだたわしをエコたわしと呼んでいます。使い残りのアクリル毛糸が目についたので編み始めたら可愛らしくてもうどうにも止まりません。4枚編み上がったところで今日はおしまいにします。
ベランダの水連鉢の薄氷に映る睦月の朝の青空
早いもので一月(睦月)も終わろうとしています。今朝は良い天気でずいぶん冷え込んだので夏には水連が咲きめだかの泳ぐ玄関わきのベランダの大きな鉢に氷が張っていました。氷点下に冷え込むのもこれが最後かもしれないと思いカメラに納めていると、氷に眩しい朝の空がぼんやり映っているのに気づきました。残念なことに私の未熟なカメラでは捉えることは出来ませんでしたが・・・水鏡いや氷鏡だなあと思いました。
寒き夜に歌集開けば鮮やかに彩を留めて押し葉出で来る
今日は冬の嵐が吹きまくり寒い一日でした。今夜は気分も沈んで歌も詠めそうにないので、歌集でも読もうかとページをめくっていると次々に押し葉が出てきました。どれも美しい色彩をそのままに留めて綺麗に出来上がっていました。それらの小さな命を並べて見ていると、どれも綺麗で可愛らしくて寒い夜も何だかホットな気持ちになりました。というわけで今夜はそのことを詠んで投稿した次第です。
晩冬の雨に息づき盆栽の苔は獣の毛のごと光る
アスファルト道路の端や隙間などでよく見かける苔を採って来て盆栽の根元を飾っていたのですが、晴天続きの時は枯れたように元気を無くしていました。それがこのところの雨ですっかり生き返ったみたいで凛と立ち上がり、毛のようなものが見えました。それが今日の陽射しに映えて、まるで生きた獣の毛並のように綺麗に光っていました。あまりに綺麗だったので苔の名前を調べてみると、ギンゴケ、ホソウリゴケのようです。
一本の糸より生るるパイナップルの模様たのしみポンチョ編みをり
わんこの服を編んだ後、今度は自分のポンチョを編んでいます。以前に編んでみたいとコピーしていた編み方図を見ながらパイナップル模様のポンチョに挑戦しています。編みものは編み方次第で一本の糸からいろいろな模様が生まれるところに妙味があります。今回のポンチョは裾巾を広くするため、パイナップルがだんだん大きくなって生まれてきます。それを楽しみながら編んでいます。
幼子が口紅つけてお喋りをしているやうな「匂い水仙」
友くれし「匂い水仙」まくら辺に挿して香りと共に眠りぬ
短歌の友が「これ匂い水仙です」と言って玄関まで持って来てくれました。思わず「可愛い」と叫んでしまいました。普通の水仙は黄色に白い花びらですが、なんとこれはオレンジ色に黄色の花びらだったからです。葉と共に5本もありさっそく挿して飾りました。玄関だと可愛い花姿や芳香にも触れにくいので、ベッドの棚に飾りました。昨夜は口紅をつけた幼子のような花と甘い香りに包まれてぐっすり眠りました。
水時計二十年経て動きだし時がゆらゆら逆戻りする
ピアノの上の人形の陰になって見えなくなっていた小さな水時計をふと見つけました。これは職場の机の上に置いていた時計で、秒針の針と共に水底の亀と水中の水鳥が磁石で動き、水底の文字版が水面に映って見える仕組みになっています。一目で気に入って購入し愛用していたのに、退職して20年間すっかり忘れていました。電池を入れ替えると動きました。まるで遠いあの日にもどっていくかのように・・・
四作目のわんこの服は春を呼ぶクリーム色の花柄ニット
これが昨日送った4作目のわんこの服です。わんこの服はかぶって着せるので伸縮が効く素材でないといけないため、編むか縫うとしたらニット地でないといけません。捜していたら母が私の娘に買ってくれた花柄ニットの小さい服が出て来ました。これならちょうどいいと思って裁断してミシンで縫いました。小さいのでミシンがかけにくいですが、編むに比べたらずっと簡単に出来ます。春らしい可愛い服が出来ました。
雨音を聞きつつ眠り雨音に目覚めて雨音楽しみ歩く
何の事はない夕べからずっと雨が降っているという歌です。雨と言ってもまるで春の雨のように優しい雨なので夕べは雨音を子守唄のように聞きながら眠りにつきました。そして朝は母のような優しい雨音に目覚めました。今日はわんこの服の3作目と4作目を送るために雨の中を傘をさしてブーツで出かけました。久々の雨に喜んでいるような草木を眺めながら、私もピチピチチャプチャプと雨を楽しみながら歩きました。
庭先に置けば次々めじろ来て首かしげつつみかん啄む
ふと思い付いて古くなったみかんを切って庭の木の枝と塀の上に置いておきました。10分ほどしたらメジロが次々と飛んできました。メジロは白いアイリングがはっきり見えるのですぐ分かります。私がこんなことをするのは初めてなので、メジロたちも不思議そうに首をかしげては啄んでいました。ほんとうは辺りを警戒していたのかもしれないのですが・・・その様子がとても愛らしくて硝子戸越しに夢中でカメラに納めました。