わすれな草

日々心にとめたことをを31音の短歌で表してみたいと思います。一生に一度しかない今日の私を忘れないために・・・

白雲

2023-08-30 22:46:53 | Weblog

 

       ああ馬だ熊だ鯨だ飛行機だ晩夏の雲は飽きることなし

       次々に姿を変える白雲よ吾を乗せ遠くへ行ってくれぬか

 相変わらずの暑さですが、どことなく夏の終わりを感じる空となり、青空に白雲が美しく見えます。あっ白馬そっくりの形と思って見ていると、白熊に、鯨に、飛行機に・・・・といろいろと形を変えていくので、いつまで見ていても飽きません。なぜだか私には全部乗れるものに見えてしまいました。じっと見ていると「私を乗せて私の知らない遠い国に連れて行ってくれないかなあ~」とふと思ってしまいました。

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ブリキの金魚

2023-08-28 22:09:01 | Weblog

  

    思い出を纏ひて今も家に眠るブリキの金魚とバケツと柄杓

    百年を越えて今なほ魅了するレトロで可愛いブリキの金魚

 ブリキはプラスチックにとって代わったので、ブリキのおもちゃなんて今はみられません。でも今も我が家にはブリキの金魚とバケツと柄杓がセットで眠っています。私が二十数年前に見付けて女孫のために買ってやったものです。調べてみるとブリキの金魚が初めて作られたのは明治末期で、清国への輸出用として作られたそうです。どうりで中国風のデザインなんだと納得しました。華やかでユーモア的なデザインは今でも人気ある商品のようです。

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笑ふいちじく

2023-08-26 21:29:51 | Weblog

 

      朝庭に収穫すれば無花果が「おはようさん」と笑ふがに見ゆ

 庭のいちじくが次々に熟れはじめました。熟れたのは採っておかないと蟻やひよどりがくるので採りました。ちょうどいい加減に熟れた無花果は赤紫色でてっぺんが裂け初めています。それを手に取って正面からみると、まるで笑って「おはよう」と言っているようでした。いちじくは無花果と書きますが、花は果実の中にびっしりあって裂けたところから赤く見えます。それがまるで口の中のように見え,裂け目は口の輪郭に見えるからです。

 

 

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おやつ

2023-08-23 21:49:04 | Weblog

       

   さて今日のおやつはどれにしようかなくず餅・ゴボチ・スイートナッツ

  娘の持って来てくれた土産がいろいろあってしばらくはおやつに事欠かない日々です。珍しいのは「ゴボチ」で、農林水産大臣賞を受賞しているゴボウチップスです。このくず餅は創業200余年加藤のこだわりの品です。スイートナッツは100%植物由来の甘さで3種のナッツがコーティングされていて、ビタミンE・鉄・亜鉛・オメガ3脂肪酸・イヌリンの栄養が楽しめます。どれも体に優しくて美味しそう!今日はどれにしようかな?

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しかじか

2023-08-22 21:26:29 | Weblog

 

  「しかじか」とふスナック菓子は娘(こ)のみやげ鹿がぎつしり心ぎつしり

  塩レモンと古代チーズの味纏ふ鹿の菓子食む娘(こ)を思ひつつ

 娘はいつも珍しいものを見つけて土産に持って来てくれます。今回も色々なものを持って来てくれましたが、その中のひとつが「しかじか」です。奈良に行った時見つけたとか・・・まず正方形の箱がお洒落!そしてその箱の中に小袋が入っていて、小袋を開けると小さな鹿の形のお菓子がざくざく出てきました。なんとその鹿はちゃんと立つのです。赤米で出来た米こがしで、古代チーズ味と塩レモン味でした。初めて味わう珍しいお菓子でした。

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娘とふたり

2023-08-20 21:47:53 | Weblog

              

     娘とふたり久々暮らす四日間お喋りばかりひと日短し

     娘とふたりベランダの葡萄収穫す箱にいつぱい籠にいつぱい

     貯まりたる五日間の新聞を読めばいつしら午睡に堕ちる

 娘が都合でお盆には来られなかったので、16日から19日まで我が家に来てくれていました。今回は娘と二人だけで四日間も過ごしました。こんなことって何年ぶりだろう?30年いやそれ以上かもしれません。二人とも新聞やテレビも見ないでお喋りばかりしていました。ちょうど良いチャンスだったのでベランダの高い所の葡萄を二人で収穫しました。娘が脚立に乗って摘み取り、私が下から受け取りました。籠や箱にどっさりあってびっくり!車で来ていたのでしっかり持って帰ってもらいました。今日はまた独りにもどったので貯まっていた新聞を読んでいたら、疲れていたのかいつの間にか眠ってしまっていました(笑)

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終戦記念日

2023-08-15 22:46:16 | Weblog

       

     父知らず恋ふこと知らぬに父思ひ今年も迎える終戦記念日

 今年も終戦の日がやってきましたが、シベリアで亡くなった父の記憶は全く有りません。記憶が無ければ哀しいことに恋しいなどと思うこともないのです。それでも終戦の日の8月15日だけは父を思うことに決めています。写真を見て「こんな人だったんだなあ。やさしそうな感じの人だなあ・・・・」などと。ただそれだけのことで、父の記憶や思い出がある姉たちがうらやましいです。元気なうちに東京の終戦記念式典に出席してみたいと思っています。

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精霊馬

2023-08-13 21:59:02 | Weblog

      

    胡瓜きれごめんなさいと言いながら昨日作りし精霊馬食む

 お盆には茄子で精霊牛を胡瓜で精霊馬を作る習わしがありますが、これは「霊がこの世に来る時は胡瓜の馬に乗って急いで、あの世に帰る時は茄子の牛に乗ってゆっくりと」の意味があるそうです。私も昨日作ったのですが、胡瓜の買い置きがきれてしまったので、今朝「ごめんなさい!」と言いながら、精霊馬の胡瓜をサラダに入れて食べました。精霊はもう来ているのだからいいだろうと思ったのですが、いけなかったかな?

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酷暑日

2023-08-12 23:08:42 | Weblog

      涼求め錦の鯉と白鳥の親子のちぎり絵つくる酷暑日

 もうこの暑さにはまいってしまいます。こんな時は独り身の気楽さで、好きなことをして過ごすのが一番です。好きなことをしていると、暑さも忘れているからです。ということで、最近はまっているちぎり絵をすることにしました。さて何を?と考えて、少しでも涼しさを感じるように、水に浮く白鳥と泳ぐ錦鯉にしました。地色の紙はブルーにし、白の和紙をちぎって貼り、後で薄く色づけをしてみました。酷暑日も忘れる楽しいひと時でした。

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プラバン作り

2023-08-10 22:22:20 | Weblog

      倖せを願いて青き鳥と蝶を描く初のプラバンつくり

 公民館講座でプラバン作りをしました。透明なプラスティック板に好きな絵を描き、油性ペンで色をぬり切り抜きます。パンチで一か所に穴を開けてからオーブントースターにかけると、4ぶんの1くらいに縮んで分厚くなるので、熱いうちに取り出して重しをして冷まします。穴の所にキーホルダーを付けて完成です。デザインに迷いましたが、倖せを願って、青い鳥と青い蝶にしました。初めてでしたが簡単に出来て楽しかったです。

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